Highspots:Terry Funk Around the World Disc Sixの分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
Highspots製。
Disc 6はインディーズ特集。
約1時間50分です。
@テリー・ファンクvs.ホーク・ウォーリアー(NWA 4/17/93)
最初の乱闘ですぐにノー・コンテストになります。
その後に雛壇の上に行ったり、ホークのダイビング・クローズラインが決まったりしますけど
それがどうしたという内容。
ひどい試合です。
Aチェイン・マッチ:テリー・ファンクvs.ダグ・ギルバート(IWA-MS 3/13/97)
エディ・ギルバート追悼大会のメイン・イベントですが
追悼と相容れないぐだぐだな乱闘を見せ付けられます。
回復したてのレフェリーが最初のコーナー・タッチを見逃して
4コーナーにタッチしたと認められず、そこからロー・ブロー→4コーナー・タッチで逆転という新しいフィニッシュ。
これだけですね。
悪い試合。
試合後はドリーJr、トミー・ギルバートも加わっての乱闘。
ギルバートがやられていたシーンで終わりましたが本来なら続きがあるんでしょうね。
中途半端に収録するぐらいなら試合が終わった所で切れば良いのに。
Bテリー・ファンク、イアン・ロッテン、ダニー・ダニエルズvs.クリス・キャンディード、スティーブ・ストーン、BJウィットマー(IWA-MS 12/12/04)
前半はファンクとイアンが捕まる普通の6人タッグ。
場外にいっても控えに波及せずメインとして物足りない感じがありました。
しかし後半はダニーのダイブを皮切りに
期待通りの乱戦へと発展しテーブルも何脚か出てきました。
それぞれが各自の比重でしっかり仕事をした印象を受けましたね。
まあまあ良い試合でした。
(以下はこのDVDには未収録)
試合後もファニン軍はやりたい放題。
イアンに塩をかけようとするもボズ、ブラッドリーが現れると逃げていく。
イアンはマイクを取るとファンクを労ったりします。
最後にアルバノがマイクを取ります。
イアンらを称えるも、どうやらNWA-MWの首領だったようで
NWA-MWはNWA-MWでやっていく、と火種となりそうな発言をしました。
テリーのインタビューとJJvs.ローデス戦にテリーが乱入するシーンを収録。
CCWの抗争のきっかけなんでしょうね。
以下はプロモも含めて収録されています。
C生ける伝説を賭けたバンクハウス・マッチ:テリー・ファンクvs.ダスティ・ローデス(CCW 5/7/05)
メインは正真正銘のレジェンド対決。
試合前のマイク・アピールから全開。
ファンクが替え歌を歌い
アナウンサーのローデスの紹介を妨害すれば
ローデスも自らコールしたり・・・と両翁がネタを披露していきます。
年をとって動けないレジェンドの正しき試合のあり方ですね。
満足です。
D(レフェリー:ミック・フォーリー):テリー・ファンクvs.ダスティン・ローデス(CCW 11/19/05)
存在感で勝負な試合なだけにダスティンでは話になりませんね。
2人から攻撃を受けたフォーリーがダスティンにマンディブル・クローを決めたり
ロウラーが乱入してテリーを攻撃したり、最後はフォーリーがテリーも攻撃して終わり。
レジェンドを基本ロスターとして使っている団体とはいえ微妙なストーリーです。
ひどい試合。
Eケージ・マッチ:テリー・ファンクvs.ダスティ・ローデス(12/3/05)
扉を開けようという素振りを見せたので外に出るのかと思いきや
扉は堅く閉ざされ閉鎖空間でのファイトのみ。
最後の火をつけた棒を尻に刺される、というのをやりたかっただけでしょう。
総評
レスラーとしてはきついお年頃でDisc5の@を除けばどうでも良い試合がほとんど。
逆に@が名勝負になった凄さを改めて感じますけどね。
どうしても分けると評価は低めになりますが
テリーの多面性で切る、という取り組み自体は面白かったので
全体としては3つ星ぐらいかな。
DVD Rating:☆☆☆☆☆
(執筆日:8/2/09)
注目試合の詳細
なし試合結果
@テリー・ファンクvs.ホーク・ウォーリアー(ノー・コンテスト)(NWA 4/17/93)Aチェイン・マッチ:テリー・ファンクvs.ダグ・ギルバート(IWA-MS 3/13/97)
Bテリー・ファンク、イアン・ロッテン、ダニー・ダニエルズvs.クリス・キャンディード、スティーブ・ストーン、BJウィットマー(IWA-MS 12/12/04)
C生ける伝説を賭けたバンクハウス・マッチ:テリー・ファンクvs.ダスティ・ローデス(CCW 5/7/05)
D(レフェリー:ミック・フォーリー):テリー・ファンクvs.ダスティン・ローデス(ノー・コンテスト)(11/19/05)
Eケージ・マッチ:テリー・ファンクvs.ダスティ・ローデス(12/3/05)