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Highspots:Jimmy Snuka in Japan Disc Oneの分析


名勝負 なし
好勝負 世界最強タッグ・リーグ最終戦:ブルーザー・ブロディ、ジミー・スヌーカvs.ザ・ファンクス(12/13/81)

Highspots製。
約1時間35分です。

@ジミー・スヌーカvs.リッキー・スティムボート(6/3/81)
 筋肉の栄える褐色肌。
 ゆったりした動きからの鋭い打撃。
 獰猛な表情に派手な受け。
 スヌーカは非常に絵になるスターですが下手ですね。
 出来る事が限られているので20分も時間を与えられると
 スティムボートの1サブミッションにやたら時間をかけなくてはならない。
 日本人だと相手を痛めつけても余りヒート・アップしてくれませんしね。
 スティムボートが流血もするし雰囲気はかなりの物なんだけど場所が悪かった。
 平均より少し上。

Aジミー・スヌーカvs.リッキー・スティムボート(6/10/81)
 前回と同じ欠点を抱えていますね。
 場外への派手な転落がなく、リングに上がらせない行動が長い、流血もせずでスケール・ダウンです。
 悪くない試合。

Bインターナショナル・タッグ王座戦、3本勝負:ジャイアント馬場、ジャンボ鶴田(ch)vs.ブルーザー・ブロディ、ジミー・スヌーカ(10/6/81)
 タッグになるとスヌーカは場のリズムに合わせて機敏に動くので良いレスラーになりますね。
 鶴田、スヌーカはハイ・フライングで
 馬場、ブロディはスケールの大きな通常技でスポットを提供する。
 また馬場は権利を軽視しながらも良い介入でスパイスを与えています。
 3本勝負で13分というのはやや短いのとダブル・リングアウトになる場外の攻防がいまいち激しくなかったのが残念。
 平均的な良試合。
 
C世界最強タッグ・リーグ最終戦:ブルーザー・ブロディ、ジミー・スヌーカvs.ザ・ファンクス(12/13/81)
 勝った方が優勝という最終戦で、内容も良かったのですけれど・・・
 ふりかえりますと足を引っ張るかと思われたスヌーカが良い動きを見せていますし
 ブロディはいつも通りダイナミックなプロレスをします。
 その好調なブロディ、スヌーカ組に対しファンクスは敵わないかと思わせておいて
 テリーがブロンコ魂でブロディ相手に張り合えば
 テリー脱落後ドリーも驚異の粘り腰を披露とぎりぎりグッド・マッチ。
 しかしながら完全に注目を奪っていったのはハンセン。
 新日に所属のはずのハンセンがブロディ、スヌーカ組のセコンドとして登場し
 クライマックスでテリーにウェスタン・ラリアートを浴びせ
 試合後馬場がハンセンと決着をつくるなんて言ったものですからねぇ。
 この試合の内容なんて忘れ去られてしまったんじゃないだろうか・・・
 (執筆日:2/5/08)

DVD Rating:★★☆☆☆
 (執筆日:9/3/10)

注目試合の詳細

C世界最強タッグ・リーグ最終戦:ブルーザー・ブロディ、ジミー・スヌーカvs.ザ・ファンクス(12/13/81)
  テリー対スヌーカで試合開始。
  テリーがショルダー・タックル連発。
  スヌーカがリープ・フロッグからボディ・スラム。
  テリーがすぐさまボディ・スラム。
  代わったドリーがバタフライ・スープレックスを決めカバー。カウント2。
  交代したブロディがドロップ・キック。
  カバーするもカウント1。
  ドリーもテリーに交代。
  もう1度ドロップ・キックを狙う。
  テリーはロープを掴んで自爆させカバー。カウント1。
  ブロディがパワフルな攻めを見せる。
  交代したドリーがアッパーカートにドロップ・キックを打ち込む。
  ブロディはゆらぐもロープにつかまり交代。
  ドリーはリープ・フロッグを狙ったスヌーカの脚を取りスピニング・トー・ホールド。
  ブロディがカット。
  スヌーカが執拗なヘッド・ロックでドリーを捕まえる。
  ブロディに代わった所でテリーがちょっかいを出して注意をそらす。
  ドリーがその隙をつき反撃。
  ツープラトンのスープレックスからカバーするもカウント1。
  ブロディがテリーにアイリッシュ・ウィップを決めるとテリーは場外に転落。
  リングに戻って来た所にブレーン・バスター。
  カバーするもカウント1。
  スヌーカが空手チョップを決めカバー。カウントは2。
  テリーがスヌーカを落とす。
  スヌーカは エプロンに戻ってくるとショルダー・ブロックから
  スプリングボード式ボディ・プレス。カウントは2。
  テリーはバック・ドロップを決め交代。
  ドリーがスヌーカを落とす。
  テリーがダイビング・クロス・ボディで追撃。
  ブロディがテリーに襲いかかる。
  その隙にドリーはスヌーカにリング内へのブレーン・バスターを決めるもカウント1。
  ドリーが攻め立てる。
  テリーはスヌーカをわざと離しブロディを指名。
  テリーはブロディに殴り負けていない。
  テリーがスヌーカにロー・ブローを決め交代。
  連携を活かしてスヌーカの脚を攻める。
  そしてスピニング・トー・ホールド!
  カットしに来たブロディにはテリーがスピニング・トー・ホールド。
  ブロディがテリーを蹴り落とし追撃。
  そしてテリーにハンセンがウェスタン・ラリアート!
  スヌーカもドリーを蹴り飛ばす。
  ドリーがテリーを気遣うもテリーは気絶中。
  カウントが進む。
  ドリーが戻ってきて猛攻を見せる。
  ブロディを落とし鉄柱にぶつける。
  殴りまくって流血させる。
  ブロディがカウンターのビッグ・ブーツを決め交代。
  スヌーカがスーパー・フライを決めるもカウントは2!
  ブロディがブレーン・バスターを決めるもこれまたカウント2!
  スヌーカがボディ・プレスへ。
  ドリーは膝を立てて防ぐ。
  スヌーカにニー・クラッシャーを決めるとスピニング・トー・ホールド。
  スヌーカが手を伸ばしてタッチ。
  気づいてないドリーにブロディがコーナー上からアックスを落とす。
  そしてキングコンゴ・ニー・ドロップで1,2,3!
  ブロディ、スヌーカ組が優勝!
  すがるドリーをハンセンも加わってリンチ。
  馬場が現れハンセンと乱闘。
  ハンセンらは控え室に戻っても暴れている。
  馬場がハンセンと決着をつけるとマイク。

試合結果

@ジミー・スヌーカvs.リッキー・スティムボート(DQ)(6/3/81)
Aジミー・スヌーカvs.リッキー・スティムボート(DQ)(6/10/81)
Bインターナショナル・タッグ王座戦、3本勝負:ジャイアント馬場、ジャンボ鶴田(ch)vs.ブルーザー・ブロディ、ジミー・スヌーカ(1−1)(ダブル・リングアウト)(10/6/81)
C世界最強タッグ・リーグ最終戦:ブルーザー・ブロディ、ジミー・スヌーカ(優勝!)vs.ザ・ファンクス(12/13/81)