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Highspots:Ricky Steamboat in Japan Disc Oneの分析


名勝負 なし
好勝負 NWA王座戦:リック・フレアー(ch)vs.リッキー・スティムボー ト (6/4/82)

Highspots製。
2枚組み3時間45分です。

@リッキー・スティムボートvs.ジャンボ鶴田(12/1/80)
 グラウンドを中心にじっくりと、そして静かに競っていき
 最後の5分で爆発させるという内容。
 古典様式にのっとって見応えのある攻防を演出した
 ベビー同士の清々しい戦いでしたが
 逆にこれが欠点でもあり深みが足りません。
 勢いに欠けるし、30分続く必要性に欠けていました。
 中々良い試合。
 (執筆日:12/5/09)

Aリッキー・ス ティムボートvs.ザ・シーク(12/9/80)
 シークのスペースに敢えて乗り両者流血の乱戦模様に。
 こういうのは現地観戦するならまだしも
 DVDで見ると余りそそられないんですよねぇ。
 結末も当然あれになるし・・・。
 平均レベル。

Bリッキー・スティムボートvs.ジミー・スヌーカ(6/3/81)
筋肉の栄える褐色肌。
 ゆったりした動きからの鋭い打撃。
 獰猛な表情に派手な受け。
 スヌーカは非常に絵になるレスラーですが下手ですね。
 出来る事が限られているので20分も時間を与えられると
 スティムボートの1サブミッションにやたら時間をかけなくてはならない。
 日本人だと相手を痛めつけても余りヒート・アップしてくれませんしね。
 スティムボートが流血もするし雰囲気はかなりの物なんだけど場所が悪かった。
 平均より少し上。
 (執筆日:9/2/10)

Cリッキー・スティムボートvs.ジミー・スヌーカ(6/10/81)
 前回と同じ欠点を抱えていますね。
 場外への派手な転落がなく、リングに上がらせない行動が長い、流血もせずでスケール・ダウンです。
 悪くない試合。
 (執筆日:9/2/10)

DNWA王座戦:リック・フレアー(ch)vs.リッキー・スティムボー ト (6/4/82)
 この黄金カード が日 本で見られるなんて
 当時の全日はまさに外人天国ですね。
 試合が始まればいきなり芸術品というしかない攻防が見られます。
 中盤もフレアーの自分のペースへの持込と
 スティムボートの追い込みの攻防は面白い。
 しかしこの辺りから少し失速し始めて(最初が高すぎたのもありますが)
 両者の意図がずれ特別な雰囲気が失われてしまったかな、という印象を受けます。
 それでも両者超一流なだけに、その摩擦音を含めての鬩ぎ合いがまた一興な出来ではありますね。
 文句なしに好勝負です。

DVD Rating:★☆☆☆☆
 (執筆日:11/23/08)

注目試合の詳細

@リッキー・スティムボートvs.ジャンボ鶴田(12/1/80)
  お互い組むも押し離す。
  スティムボートはロープに振ると直角に走る。
  ラインに入ってきた鶴田にクロス・ボディ。カウント2。
  ロープに走りショルダー・タックルを決める。
  ロープに走りフライング・ショルダー・タックルへ。
  鶴田が避けるとスティムボートは場外に転落。
  鶴田がエプロンに上がってきたスティムボートにショルダー・ブロックを決めていく。
  スティムボートがサンセット・フリップに返す。カウント2。
  仕切り直し。
  鶴田はリスト・ロックを決めると押し込む。
  スティムボートがブリッジで起き上がり押し込む。
  鶴田が持ち直しロープ・ブレイク。
  ロープ・ワークからスティムボートがテーズ・プレス。カウント2。
  仕切り直し。
  鶴田が不意をつきアッパーカート。
  ロープに振りハイ・ニーを決める。
  スティムボートが場外に転落する。
  ロープの反動でエプロンのスティムボートをリングに投げ入れると腕を取る。
  スティムボートがアーム・ドラッグに返すも鶴田がロックを離さず同じ体勢に戻す。
  バタフライ・スープレックスを狙う。
  スティムボートは脚をかけて耐えるとバック・スライドに切り返す。カウント2。
  仕切り直し。
  鶴田が腕を取りグラウンドへ。
  スティムボートが倒れると同時に蹴り飛ばす。
  鶴田がアーム・ドラッグで腕を取る。
  スティムボートがキャメル・クラッチに切り返す。
  鶴田が体を後ろに流し逃れるとハンマー・ロック。
  同時にカバーに持っていく。
  スティムボートはカウント2で返すと起き上がりエルボー。
  ロープに走りショルダー・タックル。
  続けてドロップ・キックへ。
  鶴田はかわして自爆させるとアーム・ドラッグで腕を取る。
  スティムボートは起き上がると脚を取る。
  鶴田は蹴り飛ばすとエルボー・ドロップを避け自爆させる。
  腕を取る。
  スティムボートはカウント2で返す動きを利用しヘッド・ロックに返す。
  鶴田がグラウンド・ヘッド・シザースに返す。
  スティムボートが跳ね除け跳び起きる。
  鶴田がバタフライ・スープレックスを狙う。
  スティムボートは脚をロックしロープに逃げる。
  仕切り直し。
  力比べへ。
  スティムボートが片方のロックを外しリスト・ロック。
  鶴田は跳び起きると拳を構えるも躊躇する。
  スティムボートがアーム・ドラッグでグラウンドに戻す。
  鶴田は起き上がるとスティムボートを担ぎ上げる。
  コーナーに乗せクリーンに離れる。
  グラウンドにいこうとするも両者決められない。
  仕切り直し。
  スティムボートがドロップ・トー・ホールドで倒し腕を取る。
  極めたまま攻撃する。
  鶴田は起き上がると担ぎ上げエアプレイン・スピン。
  ふらついたスティムボートにアッパーカート。
  チン・ロック。
  ロープに振るとドロップ・キック。
  カバーするもカウント2。
  チン・ロック。
  スティムボートはもがき起きる。
  鶴田が背中に乗る。
  コーナーに逃げた所を利用しロール・アップ。
  スティムボートが体勢を入れ替える。カウント2。
  鶴田も体勢を入れ替える。カウント2。
  スティムボートがチョップ。
  鶴田も張り手で負けていない。
  スティムボートがエルボーからジャックナイフ。カウント2。
  鶴田がバタフライ・ロック。
  スティムボートが何とか反転させる。
  25分経過し残り5分。
  鶴田が反転させようとする。
  スティムボートが一回転させ戻す。
  鶴田が反転させようとする。
  スティムボートがロープに逃げる。
  鶴田はスティムボートをロープに振るとハイ・ニー。
  コブラ・ツイストに捕らえる。
  スティムボートが体勢を入れ替えコブラ・ツイスト。
  鶴田が場外へのヒップ・トスに返すともつれて両者落下。
  鶴田が場外でのパイル・ドライバーを決める。
  鶴田がリングに戻る。
  スティムボートはエプロンに上がるとショルダー・ブロックを決める。
  鶴田がリング内へのブレーン・バスターを狙う。
  スティムボートが体重をかけカバーに持っていく。カウント2。
  スティムボートがボディ・スラムを狙う。
  鶴田がクロス・ボディに返す。カウント2。
  スティムボートは鶴田をコーナーに振るとモンキー・フリップ。
  カバーするもカウント2。
  残り2分。
  ボディ・スラムを決めるとコーナーに登る。
  ダイビング・クロス・ボディ。カウントは2。
  鶴田はスティムボートをコーナーに振る。
  ショルダー・ブロックの相打ちで両者ダウン。
  鶴田が先に回復しカバー。カウント1。
  スティムボートがスモール・パッケージ・ホールド。
  体勢を入れ替えあう。カウント2。
  残り1分。
  スティムボートがジャックナイフ固め。カウント2。
  鶴田がボストン・クラブ。
  残り30秒。
  スティムボートが丸め込む。
  鶴田が体勢を入れ替えるもロープが近い。
  鶴田がバタフライ・スープレックスを決めカバーするもロープに脚がかかる。
  残り10秒。
  もう1回決めカバー。
  スティムボートがカウント2で返すとゴングが鳴り30分時間切れ。
  引き分けとなる。
  

DNWA王座戦:リック・フレアー(ch)vs.リッキー・スティムボート (6/4/82)
  フレアーがコーナーに押し込もうとすれば
  スティムボートがコーナーに登りクリーンに離れさせる。
  スティムボートがグラウンド・ヘッド・ロック。
  フレアーは起き上がるとロープに振る。
  スティムボートがショルダー・タックルを決める。
  ロープに走る。
  フレアーもロープに走る。
  スティムボートがヒップ・トスを決める。
  グラウンド・ヘッド・ロックに捕らえる。
  フレアーが外そうとする。
  防がれるやロープに振る。
  スティムボートがショルダー・タックルを決める。
  ロープに走る。
  フレアーがヒップ・トスを狙う。
  スティムボートが体勢を入れ替えヒップ・トスを決める。
  フレアーが腹にヘッド・バッド。
  スティムボートがバック・スライドを決める。
  カウント2で返されるもグラウンド・ヘッド・ロック。
  フレアーは起き上がるとアトミック・ドロップを狙う。
  スティムボートが首投げに切り返す。
  フレアーがヘッド・ロックに返そうとする。
  スティムボートはハンマー・ロックに切り替えしてからヘッド・ロック。
  フレアーはコーナーに押し込む。
  クリーンに離れず膝蹴り。
  チョップ。
  コーナーに振る。
  スティムボートが近づいてきたフレアーにサンセット・フリップ。
  フレアーはカウント2で返すとコーナーに押し込む。
  殴りつけようとする。
  スティムボートはガードするとチョップ。
  フレアーが不意を突いて腹に蹴り。
  チョップ。
  スティムボートがチョップを打ち返す。
  ロープに押し込みチョップで落とす。
  後を追いチョップ。
  リングに戻すとロープに乗りそこから脳天チョップ。
  フレアーが倒れこむ。
  スティムボートはフレアーをターン・バックルにぶつけチョップ。
  フレアーが頭部にエルボー。
  打撃を打ち合う。
  スティムボートがチョップで倒しカバー。カウント2。
  チン・ロック。
  フレアーがバック・ドロップに返そうとする。
  スティムボートは後ろに着地するとアトミック・ドロップ。
  ダブル・チョップを決めるとコーナーに振る。
  フレアーが一回転して転落。
  後を追うと観客席にぶつける。
  リングに戻る。
  フレアーはエプロンに上がるとショルダー・ブロック。
  エルボーを入れるとリングに戻る。
  ロープに振りバック・エルボー。
  パイル・ドライバーを決めカバー。カウント2。
  ガット・レンチ・スープレックス。
  カバーするもカウント2。
  パイル・ドライバーを狙う。
  スティムボートがリバース・スープレックスに返す。
  フレアーをロープに振るとチョップ。
  フレアーが場外に崩れ落ちる。
  スティムボートがエプロンから脳天チョップ。
  テーブルに叩きつけリングに戻る。
  フレアーはスティムボートの脚を掴んで倒すと脚を鉄柱にぶつける。
  もう1回。
  ロープから引き離してマットに叩きつける。
  ロープに脚を乗せヒップ・ドロップ。
  ニー・クラッシャーを決める。
  スティムボートが場外に転がり落ちる。
  エプロンに登らせるとリング内へのブレーン・バスター。
  カバーするもカウントは2。
  ニー・ドロップからカバー。カウント1。
  もう1発狙う。
  スティムボートは受け止めると4の字。
  フレアーが何とかロープを掴む。
  チョップ。
  フレアーもエルボー。
  フレアーはスティムボートをロープに振りチョップへ。
  スティムボートは避けるとクロス・ボディ。カウント2。
  ブレーン・バスターを決めカバーするもカウント1。
  ニー・ドロップからボディ・プレスへ。
  フレアーが両膝を立てて防ぐ。
  ブレーン・バスターを狙う。
  スティムボートがクロス・ボディに切り返す。カウント2。
  フレアーが股間にヘッド・バッド。
  場外落とす。
  戻ってきたスティムボートに打撃を連打。
  コーナーに乗せるため持ち上げようとする。
  スティムボートは体勢を入れ替えるとブレーン・バスター。
  ボディ・スラムを狙う。
  フレアーがニー。
  打撃を打ち合う。
  フレアーがロープにもたれかかった反動でショルダー・タックル。
  ロープに走る。
  スティムボートがボディ・リフトを決める。
  ニー・ドロップを決めカバー。
  フレアーがロープに脚をかける。
  再びボディ・リフト。
  ふらふらのフレアーの拳が空を切る。
  スティムボートがフライング・クロス・チョップを決める。
  コーナーに登りダイビング・クロス・ボディへ。
  フレアーが体勢を入れ替えると1,2,3!
  フレアーの防衛!

試合結果

@リッキー・スティムボートvs.ジャンボ鶴田(30分時間切れ引き分け)(12/1/80)
Aリッキー・スティムボートvs.ザ・シーク(ダブル・リングアウト)(12/9/80)
Bリッキー・スティムボートvs.ジミー・スヌーカ(DQ)(6/3/81)
Cリッキー・スティムボートvs.ジミー・スヌーカ(DQ)(6/10/81)
DNWA王座戦:リック・フレアー(ch)vs.リッキー・スティムボート (6/4/82)