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Highspots:Kenta Kobashi Buring Spirit Disc Oneの分析


名勝負 ジャンボ鶴田、小橋健太vs.天龍源一郎、スタン・ハンセン (7/15/89)
好勝負 なし

Highspots製。
約2時間5分です。

公式のがあるし手に入れなくても良いや、と思っていたのですが
フレアーのサイン代がこれに化けましてね。
計らずも手に入れてしまった次第。

@あすなろ杯争奪リーグ戦:川田利明vs.小橋健太(7/2/89)
 川田に張り合うという試合内容。
 瞠目すべきはデビュー1年半とは思えぬムーブの数々。
 当たりや綺麗とか云々の前に何とも板についています。
 流石練習魔ですね。
 平均より少し上といった所。 

A小橋健太vs.サムソン冬木(7/11/89)
 (1回カット)
 若手に課せられた試合らしく
 グラウンド主体で終盤まで大技の出ない地味な試合。
 退屈なシーンも当然あるとはいえ
 一応30分の試合を作れているのですから中々のものです。
 平均より少し上。

Bジャンボ鶴田、小橋健太vs.天龍源一郎、スタン・ハンセン (7/15/89)
 小橋のTVメイ ン・ イベント初登場。
 もう天晴れというしかないですね。
 それぞれ自身の魅力を出しながら
 小気味良いまでのテンポで惹きつけて離さない。
 小橋も足を引っ張るかと思ったのだけれどなぁ。
 勿論他のレスラーにキャリーされているとはいえ
 足を引っ張らないどころか小橋色を試合に彩る所までやっているのだから、
 難癖のつけようがない。
 ぎりぎり名勝負。

C小橋健太vs.ジョニー・エース(9/2/89)
 後にタッグを組むことになるエースとの初対決。
 小橋はグラウンドに拘ったために
 エースに比べ魅せるという面で劣っているのが目立ってしまい
 今いち盛り上がりに欠けて進みます。
 しかし試合構築はできているので
 終盤になって大技を打つようになると打って変わって盛り上がりました。
 まあまあ良い試合です。

Dグレート・カブキvs.小橋健太(1/3/90)
 カブキらしいまったりとしたグラウンド・マッチ。
 こういう試合をされると小橋は魅力を出しにくいですね。
 余り見所もありません。
 少し悪い試合。

E小橋健太、タイガー・マスクIIvs.ブリティッシュ・ブルドッグス(1/20/90)
 速いペースで行われたタッグ。
 やはりタッグの完成度で言えばブルドッグスが上なので
 連携で劣るタイガー、小橋は何らかの上回るポイントが欲しかったですね。
 それでもブルドッグスがハード・ワークで
 見応えのあるタッグ・マッチとして試合を構築しています。
 平均的な良試合。

F小橋健太vs.タイガー・マスクII(3/6/90)
  最初に気心の知れた者同士ならではの攻防を
 速いペースで見せたのは良かったですね。
 その後の小橋の脚攻めに利いてきますから。
 終盤もタイガーによる構築が素晴らしい。
 小橋の勝ちを意識させるし、
 また技の使い方がジャストで、尚且つ持って行き方が上手い。
 この時点では小橋のシングルで一番良いんじゃないでしょうか。
 好勝負に少し届かず。
  
総評
 この時期は1ディスクもかけず
 ぱっぱと流してよかったように思いますね。
 Bも公式版に収録されているし。
DVD Rating:★★☆☆☆
 (執筆日:1/1/09)

注目試合の詳細

Bジャンボ鶴田、小橋健太vs.天龍源一郎、スタン・ハンセン(7/15/89)
  鶴田組が襲い掛かり小橋とハンセンは場外乱闘。
  ハンセンが椅子を叩きつける。
  天龍がチョップを浴びせる。
  鶴田はやり返すと膝を怪我しているにもかかわらずハイ・ニー。
  天龍を羽交い絞めにする。
  そこに小橋がミサイル・キックを決めカバー。カウント2。
  天龍は小橋にチョップを浴びせ延髄切り。
  カバーするもカウント2。
  交代したハンセンが場外乱闘に持っていこうとする。
  鶴田が介入し小橋を救い出す。
  リングに戻り小橋がドロップ・キックへ。
  ハンセンはロープを掴んで避ける。
  連携技から天龍がブレーン・バスターを決めカバー。カウント2。
  天龍は控えの鶴田に張り手。
  小橋がスピン・キックを決め交代。
  鶴田は天龍にハイ・ニーを決めると控えのハンセンを殴りつける。
  ハンセンが怒ってリングに入ってくる。
  小橋も入るが止められない。
  2人ともコーナーに戻る。
  鶴田がパワー・ボムを狙うも持ち上がらずコブラ・ツイストに狙いを変える。
  交代した小橋が攻めかかる。
  天龍は小橋を押さえ込むと自陣へ行き交代。
  小橋はハンセンにバック・エルボーを叩き込む。
  ハンセンは利いたか場外に逃れる。
  小橋は場外に追う意気を見せるも
  それはハンセンの誘いで逆に捕まる。
  小橋がカウンターでクロス・ボディ。
  カウント2で返されるや、すぐ交代。
  しかし鶴田もすぐに捕まる。
  鶴田が天龍にカウンターのビッグ・ブーツ。
  ダイビング・ニー・ドロップからカバー。
  天龍はロープに脚をかける。
  ジャンボ・ラリアットからカバーするもカウント2。
  交代した小橋がハーフ・ボストン・クラブ。
  ハンセンが入って介入。
  小橋の注意がそれた隙を突き天龍が反撃。
  ハンセンが天龍を振り天龍がコーナーの小橋にラリアット。
  天龍はパワー・ボムを狙う。
  鶴田が入って牽制し決めさせない。
  ハンセンがエルボー・ドロップを狙う。
  小橋は避けると交代。
  鶴田はハンセンの腕を攻める。
  小橋も引継ぎ腕を攻める。
  ハンセンは小橋を殴りつけて逃れると交代。
  天龍がチョップ。
  小橋は耐えるとチョップに張り手を連発しドロップ・キック。
  もう1発決めカバー。カウント2。
  3発目を決めるもカウント2。
  鶴田がドロップ・キックでカバー。
  ハンセンがカット。  
  鶴田はパワー・ボムにつなぐヘッド・ロック。
  天龍を羽交い絞めにする。
  そこに小橋がダイビング・クロス・ボディを決める。カウント2。
  ヘッド・ロックに膝十字。
  天龍に張り手を飛ばしていく。
  天龍は耐え切ると膝蹴りを入れまくる。
  交代したハンセンは小橋を振りショルダー・タックルへ。
  小橋は避けると鶴田と交代。
  鶴田はハイ・ニーにコブラ・ツイスト。
  小橋が無理矢理力技でハンセンにブレーン・バスター。
  ハンセンは反撃するも朦朧としているのか鶴田とタッチ。
  ハンセンはかまわず鶴田を自陣に持って行き交代。
  天龍がチョップを浴びせる。
  鶴田は避けるとバック・ドロップ。
  カバーするもハンセンがカット。
  小橋も入り天龍にパワー・ボムを狙う。
  リバース・スープレックスに返されるも、その間に鶴田が回復。
  鶴田が天龍にパワー・ボムを狙う。
  ハンセンが入り鶴田にウェスタン・ラリアット。
  鶴田は崩れ落ちながらもタッチする。
  小橋はハンセンを避けると同時に天龍にミサイル・キック。
  ハンセンは鶴田を落とし場外乱闘へ。
  小橋が天龍にフィッシャーマンズ・スープレックス。カウントは2。  
  天龍がチョップに延髄切りを決める。
  そしてパワー・ボムで1,2,3!

試合結果

@あすなろ杯争奪リーグ戦:川田利明vs.小橋健太(7/2/89)
A小橋健太vs.サムソン冬木(30分時間切れ)(7/11/89)
Bジャ ンボ鶴田、小橋健太vs.天龍源一郎、スタン・ハンセン(7/15/89)
C小橋健太vs.ジョニー・エース(9/2/89)
Dグレート・カブキvs. 小橋健太(1/3/90)
E小橋健太、タイガー・マスクIIvs.ブリティッシュ・ブルドッグス(1/20/90)
F小橋健太vs.タイガー・マスクII(3/6/90)