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Highspots:Toshiaki Kawada Dangerous K Disc Threeの分析


名勝負 三冠王座戦:川田利明(ch)vs.小島聡(2/16/05)
好勝負 なし

Highspots製。

@三冠王座戦:川田利明(ch)vs.天山広吉(12/5/04)
 たいしたカードではないのに薄く延ばして30分。
 打撃の打ち合いが薄っぺらで気合による表現も単調です。
 ヒールとして扱われてはいないものの天山が場外技から首攻めを行い、
 川田がアクシデントから流血した結果川田を応援する要素が出来たのが救い。
 まあまあ良い試合。

A三冠王座戦:川田利明(ch)vs.佐々木健介(1/16/05)
 長すぎる場外シーン、マットを剥いだ場外技から首攻め、
 要所で挟まれる打撃の打ち合いとIとほとんど同じ構築になっています。
 肉の重みがある分充実度は少し高いものの
 打撃の打ち合いの使い方は空気を読んでいないし、
 終盤も単調で工夫が考えなしに行われています。
 平均より少し上。

B三冠王座戦:川田利明(ch)vs.小島聡(2/16/05)
 全日90年代を作った四天王、その最後の生き残り、川田が
 胸を貸す優しさと王者として不足があらば切り捨てようという非情さを見せ
 それに対し次代を担うべき小島は求められている物を見せるだけではなく
 川田の本気を引き出すべく三沢のムーブを使い・・・。
 素晴らしい。
 世代交代というお題目にふさわしいドラマチックな内容です。
 敢えて前半は感情を押し殺したり、
 バタフライ・ロックの攻防をじっくりやったりと
 試合全体を通して上手く表現が出来ています。
 意外に小島はこういうのができるんだよねぇ。
 両者天晴れです。
 只1つ難点を挙げるなら川田で言うならストレッチ・プラグに位置する、
 小島の必殺サブミッション、コジMAXホールドは余り見栄えしない、ってのが惜しい。
 ぎりぎり名勝負です。
 
 特典としてミュージック・ビデオを収録。
 
総評
 分裂後の全日を支えた川田の王者時代12試合を収録・・・ですが
 このDVDならではの試合はなく、これを作る前にベスト版を作れ、と言いたい。
 (執筆日:8/1/09)


DVD Rating:★☆☆☆☆
 (執筆日:11/23/08)

注目試合の詳細

B三冠王座戦:川田利明(ch)対小島聡(全日本プロレス 2/16/05)
  両者ゴングが鳴っても動かず睨み合う。
  組む。
  川田がバックを取る。
  小島がロープに逃げコーナーに押し込む。
  クリーンに離れる。
  小島は川田をロープに押し込むと張り手を打ち離れる。
  川田がバックを取る。
  小島が腕を取る。
  川田が取り返し締め上げる。
  小島を倒してロックしようとする。
  小島がバックを取る。
  川田がコーナーに逃げる。
  小島がチョップに張り手。
  川田は耐えると前に出てくる。
  小島は気圧されながらもエルボー。
  川田がチョップ。
  小島がふらつきながらもチョップ。
  チョップの打ち合い。
  川田がエルボーでダウンさせる。
  小島が場外に転がり出て間を置く。
  リングに入ってきた小島にロー・キックを連発。
  レッグ・ロック。
  小島がロープに逃げる。
  仕切り直し。
  小島が蹴りつけチョップ。
  エルボーの打ち合い。
  川田が腕を取ってハイ・キック。
  頭部にニー・ドロップ。カウント2。
  バタフライ・ロック。
  小島は起き上がると力で解こうとする。
  何度も防がれるが諦めずに試しようやく反転させる。
  川田がロープに逃げる。
  小島は川田の背中を殴りつけチョップ。
  胸に張り手を決めチョップ。
  川田が小島の顔に張り手。
  ふらついた小島にボディ・スラム。
  頭部を踏みつけまくる。
  起き上がった小島の胸にハイ・キックを叩き込んでいく。
  ダウンした小島をカバー。カウント2。
  ターン・バックルにぶつけチョップ。
  後頭部にエルボーを落とす。
  頭部を蹴り上げていく。
  小島が川田の腹を殴りつける。
  エルボーにチョップ。
  川田がエルボー。
  小島が耐えチョップを連発。
  コーナーに振りエルボー。
  エルボー・ドロップ。
  エプロンに出る。
  そこに川田がビッグ・ブーツ。
  エプロンに上がってきた小島にもう1発叩き込む。
  場外に下りると小島を柵にぶつける。
  パワー・ボムを狙う。
  耐える小島の頭部を蹴り上げまくる。
  パワー・ボムを決める。
  リングに戻る。
  場外でダウンしている小島にダウン・カウントが入る。
  川田が下りて小島をリングに戻す。
  カバーするもカウント2。
  サッカーボール・キック。
  チョップとサッカーボール・キックのコンボ。
  頭部を踏みつけてハーフ・ボストン・クラブを決める。
  小島がロープを掴む。
  川田が小島の頭部を蹴り上げる。
  小島が張り手にエルボー。
エルボー。
  川田が張り手。
  小島がエルボー。
  エルボーを何発も叩き込んでいく。
  川田がエルボー連打。
  左のエルボーで倒す。
  小島の頭部を蹴り上げる。
  スピン・キック。
  コーナーの小島にビッグ・ブーツ。
  ロープに走りラリアット。
  カバーするもカウント2。
  ストレッチ・プラグに捕らえる。
  狙いを変え腕一本に絞る。
  カバーするもカウント2。
  バック・ドロップを狙う。
  小島が後頭部にエルボーを落として防ぐ。
  エルボーを連打しローリング・エルボー。
  エース・クラッシャーを決める。
  何とか起き上がると川田にタイガー・ドライバー。カウント2。
  ジャーマンを狙う。
  川田が防ぎ延髄切り。
  バック・ドロップを狙う。
  小島がロープに逃げる。
  川田はニーを落とすとバック・ドロップ。
  カバーするもカウントは2。
  川田がロープに走りラリアット。
  小島は耐えてふらつきながらファイティング・ポーズ。
  川田がもう1発狙う。
  小島がラリアットを放った川田の腕にラリアットを振り下ろす。
  ブレーン・バスターを決める。
  もう1発。
  カバーするもカウント2。
  フィニッシュをアピールしてロープに走る。
  川田がカウンターでビッグ・ブーツ。
  延髄切りを決める。
  小島が耐えラリアット。
  川田が起き上がりビッグ・ブーツ。
  両者同時にラリアット。
  小島がラリアットを決める。
  両者ダウン。
  小島がカバーに行くもカウントは2。
  川田に必殺のサブミッション。
  川田がロープに脚をかける。
  エルボーの打ち合い。 
  川田がエルボーを打つも腕が痛む様子。
  小島は腕を蹴りつける。
  変形エメラルド・フロージョンを決めるもカウントは2。
  必殺のサブミッションを決める。
  カバーにいくもカウントは2。
  もう1度カバーするもカウント2。
  腕を挙げロープに走る。
  川田が側頭部へのジャンピング・キック。
  小島はふらつき倒れる。
  川田がカバーするもカウントは2。
  川田が胸を蹴りつけようとする。
  避けられるもサッカーボール・キック。
  延髄切り。
  バック・ドロップ。
  パワー・ボムを狙う。
  耐える小島を持ち上げパワー・ボム。カウントは2。
  小島を起こそうとする。
  小島がエルボー。
  エルボーの打ち合い。
  川田がエルボーを連打。
  左右のエルボーから顔面へのジャンピング・キックへ。
  小島はガードするとロープに走る。
  川田が蹴りを入れ止める。
  小島がラリアットを決めカバー。カウント2。
  川田が起き上がり吼える。
  小島は起き上がるとロープに走りラリアット。
  カバーするもカウント1。
  川田が起き上がり吼える。
  小島がロープに走り川田の延髄にラリアット。
  ロープに走りラリアット。
  カバーするもカウントは2。
  小島は吼えるとコーナーから走ってラリアット。
  カバーし1,2,3!
  小島が新チャンピオンに!

試合結果

@三冠王座戦:川田利明(ch)vs.天山広吉(12/5/04)
A三冠王座戦:川田利明(ch)vs.佐々木健介(1/16/05)
B三冠王座戦:川田利明(ch)vs.小島聡(新チャンピオン!)(2/16/05)