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Highspots:Around the Globe with Lion Heart Chris Jericho Disc Oneの分析


名勝負 なし
好勝負 なし

Highspots製。
2枚組み約2時間30分です。

@3本勝負:コラゾン・デ・レオン(クリス・ジェリコ)、エル・ダンディ、ピエロJrvs.ドクトル・ワグナーJr、グラン・マルケスJr、イホ・デル・グラディアドアー(CMLL ?/?/93)
 1本目のグラウンド中心の戦いは見応えあり。
 実力者のワグナーと機微に富む変化を見せるマルケスが光っていましたね。
 2本目はワグナーらルード組みの支配。
 年代上連携力は弱いもののパッと見で区別がつかない3人が
 同時にリングに上がるシーンはインパクト強し。
 3本目はしっかりリズムを上げて
 ダイブ、飛び技、丸め込み、ジャベとバランスよく見せ場を作り盛り上げました。
 中々良い試合です。

A準決勝:ライオン・ハートvs.ウルティモ・ドラゴン(WAR 3/25/95)
 トーナメントで連戦しているといっても余りに序盤を省いた立ち上がり。
 ドラゴンの最もクイックな走りがあるから、まだましですけどね。
 それ以外のカウント2.9プロレスは良し。
 ダイブも適切な配置です。
 平均より少し上。

BNWA ミドル級王座戦、3本勝負:ウルティモ・ドラゴン(ch)vs.コラゾン・デ・レオン(CMLL 3/17/95)
 1本目は手数が少ない内に大技へ持って行きいまいち。
 2本目でようやくウルティモがリズムを作りましたね。
 そして3本目はカウント2.9プロレスでクオリティを標準まで持って行きました。
 平均レベル。

CCMLL王座戦、3本勝負:アポロ・ダンテス(ch)vs.コラゾン・デ・レオン(CMLL 9/24/95)
 観客を掌にのせながらのアメプロ的試合運びをするダンテス。
 ジェリコの後のキャリアを考えると手が合いそうなものですが
 ジェリコは感覚を合わせる事が出来ず不格好です。
 しかしアンダードッグとして荒っぽい打撃で気持ちを示しているのが良いですね。 
 またここぞで緩急の急を見せなければという意識もあります。
 それぞれが一進一退を意味ある技で行っていて
 3本目が長引いても退屈しない内容となりました。
 中々良い試合かした。
 (執筆日:11/1/11)

DVD Rating:★☆☆☆☆
(執筆日:7/31/09)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@3本勝負:コラゾン・デ・レオン、エル・ダンディ、ピエロJrvs.ドクトル・ワグナーJr、グラン・マルケスJr、イホ・デル・グラディアドアー(2−1)(CMLL ?/?/93)
A準決勝:ライオン・ハートvs.ウルティモ・ドラゴン(WAR 3/25/95)
BNWA ミドル級王座戦、3本勝負:ウルティモ・ドラゴン(ch)vs.コラゾン・デ・レオン(2−1)(CMLL 3/17/95)
CCMLL王座戦、3本勝負:アポロ・ダンテス(ch)vs.コラゾン・デ・レオン(2−1)(CMLL 9/24/95)