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Highspots:Antonio Inoki A Fighting Spirit Disc Oneの分析


名勝負 NWF王座戦、3本勝負:アントニオ猪木(ch)vs.ビル・ロビンソン(12/11/75)
好勝負 なし

Highspots製。
約2時間20分です。

@3本勝負:アントニオ猪木、坂口征二vs.ルー・テーズ、カール・ゴッチ(10/14/73)
 序盤はセット・アップ。
 まず坂口を相手にテーズ、ゴッチが技術的優位性をアピールし、
 猪木がその技術に対して引けを取らず、むしろ抑える形でエースとしてアピールします。
 ここで立ち位置を作ったのは良いですが、タッグという形式がまだ未完の状態なので
 似たような内容が長ったらしく続き、その充実度に試合のクオリティは完全に依存します。
 個々を見ていくとまず57歳のテーズが厳しいですね。
 彼はタイミングを外すリング・ワークが中心でしょう。
 体のキレが無くなり、戦局という要素の薄いタッグになると
 それは小細工、集中力を削ぐ事にもなってしまいます。
 坂口もヘッド・ロック中心で色は出しているけれども
 他が密着度の高い攻防をするので形だけなぞった物に見えてしまいます。
 ゴッチは49歳ながらまだ美しい強さがありました。
 猪木は大ベテラン相手に良いレスリングを見せていますが
 技術的にはまだしもその若さ、身体能力は完全には使い切っていないですね。
 フィニッシュは当時を考えるとそれなりに考えられていたので形はついている。
 まあまあ良い試合。 

ANWF王座戦、3本勝負:アントニオ猪木(ch)vs.ビル・ロビンソン(12/11/75)
 ただ組んだその体の形を見ても分かるように、
 この頃の猪木はアスリートとしての美しさを持っている。
 顔芸に頼る後年とは違い、他ならぬこの体によって
 サブミッションをかけられている状態でもその裏にある攻防、狙いを語り、そして魅せてくれる。
 レスリングをベースにした中で投げが単なる大技という位置づけではなく
 レスリングの延長上にある境地もまた特別な物です。
 最近で言うならカートやスタイナーズの幾つかの試合に見られるでしょう。
 高いレベルで、しかもヒートした、最高にテクニカルな攻防が見られます。

 ただビルがエゴを出しすぎているきらいがあります。
 指を掴んで締め上げるような裏技含めて猪木を抑えにかかっているから
 上述した猪木の美しさは徐々にやつれていく。

 60分という命題に対し相応の試合構築も用意できていません。
 道連れベリー・トゥー・ベリーはそのスポット自体のインパクトに比べ扱いは弱いし、
 ビルがダブル・アーム・スープレックスの体勢に行って猪木がロープに逃げるシーンも多すぎますね。
 ツームストンの仕掛けも唐突でした。  
 何より猪木は封殺されまいとレスリングに必死になっているからスポットを作りに行く余裕がありません。

 素晴らしいバック・スライドから1本取り逃げに走ったビルに
 猪木が残り1分を切って追いつく、というカタルシスによって不満はある程度解消されるが、
 やはりプロレス、プロのレスリング(解釈の仕方によって語弊があるかもしれないが)としては完全に賛美できる物ではないですね。
 まあ滅び行く美もそれはそれで心を動かす所がありますけどね。
 75年のMOTY。
 文句なしに名勝負です。

Bアントニオ猪木vs.ウィリアム・ルスカ(12/9/76)
 ルスカが試合前の襲撃でアーム・バーを決め、
 猪木の腕の弱点化、ルスカのヒール化を示しストーリーを作ったのは良かったけど
 試合はというとサブミッションが過程を見せられない低レベルな物で
 猪木が幅広い攻めとちょっとした表現を一方的に見せて時間を延ばしているだけ。
 ルスカが柔道家としての強さを、猪木がプロレスとしての基盤を持ち寄るかと思ったのだが凡庸な素人マッチでがっかりする。
 悪くない試合。
   
 (執筆日:6/25/10)
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

@3本勝負:アントニオ猪木、坂口征二vs.ルー・テーズ、カール・ゴッチ
  国歌斉唱の後握手から試合開始。
  テーズ、ゴッチが坂口相手に老練なテクニックを見せる。
  猪木とゴッチの師弟対決になる。
  両者相手を知り尽くしている。猪木がやや圧倒。
  ゴッチはヘッド・ロックをバック・ブリーカーに返すとテーズに交代。
  テーズはロープに振られたところで坂口にテーズ・プレス。
  坂口がロープに振り今度はベア・ハグ。
  テーズはロープ・ブレイクで逃れるも崩れ落ちてしまう。
  坂口がロープに振るもテーズは2度も同じ手を食うかとロープを掴んで耐える。
  坂口はパワー・ファイトで技巧に対抗していく。
  猪木対ゴッチに。
  ゴッチは滑らかな動きで猪木の技をすり抜けて決めていく。
  猪木も負けじと対抗して行きヘッド・シザースでゴッチを苦しめる。
  ゴッチはヘッド・シザースから逃れると弓矢固め。
  猪木はロープ・ブレイクで逃れる。
  再びテーズ対坂口に。
  坂口がショルダー・タックルにヘッド・ロックで攻めていくも
  テーズが一瞬の隙を突きバック・ドロップを決め1,2,3!
  2本目。試合のペースが速くなる。
  テーズは坂口を軽くいなしゴッチと交代。
  坂口がグラウンド・コブラを狙うもゴッチは決めさせない。
  猪木対ゴッチになる。
  ゴッチが河津がけからアーム・バー。
  猪木は脚を取ると逆エビを狙うもゴッチは決めさせない。
  ゴッチが脚を攻めてからテーズに交代。
  テーズがラフな攻めに行き猪木から冷静さを奪う。
  猪木がテーズにボディ・シザース。
  リバース・スープレックスを決めるも
  テーズはブリッジから立ち上がるとバック・ドロップ!
  だが猪木もテーズの体勢を崩しテーズにもダメージを与える。  
  猪木がドロップ・キックから坂口にタッチ。
  坂口がアトミック・ドロップからカバーし1,2,3!
  3本目。
  坂口が河津がけに注意しながらヘッド・ロック。
  ヒップ・トスを交え再びヘッド・ロック。
  テーズは坂口に張り手を決めてからゴッチにタッチ。
  ゴッチ対猪木に。
  猪木がキー・ロック。
  ゴッチは何とか外そうとするも猪木は決め続けゴッチを苦しめる。
  ゴッチは猪木をそのまま持ち上げるとコーナーに持って行きロープ・ブレイク。
  ゴッチは腕のダメージを回復すべくテーズと交代。
  猪木とテーズが腕の取り合い。
  テーズが猪木を挑発するも猪木は応じず坂口に交代。
  坂口がコブラ・ツイストを決めるもすぐにテーズは逃れる。
  テーズは正面からのヘッド・ロックで締め上げる。
  テーズはチョークだとアピールし回復の時間を稼ぐ。
  猪木対テーズになる。
  テーズがバックに回るも猪木は脚をかけバック・ドロップに行かせない。
  今度はゴッチが出てくる。テーズとは違いクリーン・ファイト。
  猪木がコブラ・ツイストを狙うもゴッチは読んでいて決めさせない。
  ゴッチがチェーン・レスリングからボディ・スラムでカバー。カウント2。
  バックの取り合いになるも猪木はロープに逃げジャーマンを決めさせない。
  勢いあまって落ちたゴッチが戻ろうとしたところでドロップ・キック。
  バックを取るとジャーマンと見せかけ脚を取り
  逆エビ固めで1,2,3!
  猪木、坂口組の勝利!  


ANWF王座戦、3本勝負:アントニオ猪木(ch)vs.ビル・ロビンソン(12/11/75)
  組みはなれる。
  組むとビルがバックを取るも猪木がすぐロープに逃げる。
  組むとビルがヘッド・ロック。
  猪木はポジションを変えてハンマー・ロック。
  ビルが逃れる。
  組むとビルが一本背負いからリスト・ロック。
  猪木が後転で体勢を変える。
  ビルがダブル・アーム。
  猪木がロープに逃げる。
  組むと猪木が腕を取る。
  ドロップ・トー・ホールドで倒すと背にまたがりヘッド・ロック。
  ビルが猪木を背負う形で起き上がる。
  ロックから逃れるとガット・レンチ・スープレックス。
  カバーするも猪木の脚がロープに掛かる。
  ナックル・ロック。
  ビルが切って動くも猪木がハンマー・ロックに切り返す。
  ビルが足をかけて猪木を倒し、猪木が尻を蹴り飛ばす。
  ロープに跳ね返ってきた所に巴投げを狙う。
  ビルは側転でかわすとタックル。
  猪木が倒されながらも近くのロープに逃げる。
  組むと猪木がクラバート。
  引っ張り倒す。
  捻り両肩をつける。
  ビルはカウント2で帰すと上半身を起こす。
  顔に手を当て倒す。
  しかし猪木はクラバートを離さず起き上がる。
  ビルはボディ・スラムへ。
  猪木は食らいながらもクラバートを離さない。
  ビルは起き上がると足をかける。
  耐えられるもロックを外してフルネルソン。
  猪木がフルネルソンに切り返す。
  ビルがロックを外しフルネルソン。
  猪木がミュール・キックで逃れる。
  ビルが距離をつめ腕折。
  猪木の腕を取る。
  足をかけ腕を圧迫する。
  猪木は体勢を変えると強引にヒップ・トスでカバー。カウント1。
  組むとビルがファイヤーマンズ・キャリーで倒し腕を取る。
  猪木がグラウンド・ヘッド・シザース。
  跳ね除けられるもフロント・ヘッド・ロック。
  ビルがロープに押し込む。
  ナックル・ロック。
  ビルが後ろに倒れて両脚で押さえ込む。カウント2。
  再び両肩をつけにいく。
  猪木はカウント2で耐えると反転させて両脚を取る。
  足を脚にかけると腕を取ろうとする。
  ビルがもがいて逃れ脚を取ろうとする。
  猪木がロープに逃れる。
  ビルは離れる前に顔に張り手。
  組むと猪木がロープに押し込もうとする。
  ビルが体勢を入れ替える。
  猪木が胸を突く。
  ビルがつき返す。
  組むと猪木がロープに押し込む。
  ビルが胸を突く。
  猪木がエルボー。
  ビルが体勢を入れ替えエルボー。
  猪木が体勢を入れ替えエルボーを狙う。
  ビルはガードすると場外へのベリー・トゥー・ベリーへ。
  もつれて自らも落下。
  猪木が先にリングに戻る。
  戻ってきたビルをロープに振るとタックル。
  上にかぶさろうとする。
  起き上がったビルをロープに押し込む。
  2人とも拳を構えるも離れる。
  ビルがダブル・アーム。
  猪木が腰を落としてロープに逃げる。
  猪木が脚をかけて倒そうとする。
  ビルが回転させて上にかぶさる。
  仕切りなおし。
  ビルが腕を取って跪かせるとアーム・ロック。
  アーム・バー。
  首も脚で締め上げる。
  離すとアーム・ロック。
  猪木が体を起こそうとするも倒される。
  猪木が体を起こす。
  戻されるも回転してビルの上に。
  ビルがグラウンド・ヘッド・シザース。
  猪木が反転させてすり抜けるとインディアン・デス・ロック。
  倒れて締め上げていく。
  ビルは反転させると脚を絡める。
  ロープ・ブレイク。
  組むと猪木がヘッド・ロック。
  ビルがバック・ブリーカーに切り返しカバーするもカウント2。
  カバーしようとするもロープ際。
  ビルが距離をつめガット・レンチ。
  両脚を取って倒しボストン・クラブ。
  猪木が体を起こして上に座り込む形に。
  ビルが入れ替えようとする。
  猪木が逃れボストン・クラブを狙う。
  耐えられたのでレッグ・ロック。
  ビルが食らいながらも手を取りアーム・ロック。
  逃げられるもレッグ・ロックから逃れボディ・シザース。
  猪木は逆にレッグ・ロック。
  ビルが反転させる。
  猪木はカウント2で返すとロックを外す。
  組むとビルがグラウンド・コブラ。カウント2。
  猪木の両脚を広げる形で締め上げる。
  猪木が体勢を変える。
  ビルが密着して締め続ける。
  ロープ・ブレイク。
  組むと猪木が腕を取ろうとするも逃げられる。
  組はなれる。
  組むと猪木がバックを取りフルネルソン。
  フライング・ヘッド・シザースへ。
  耐えられるも最後はグラウンドに倒す事に成功。
  そのままグラウンド・ヘッド・シザース。
  ビルが体勢を変えて押し込もうとする。
  猪木が跳ね返す。
  ビルが押し込もうとする。
  猪木が跳ね返す。
  猪木が体勢を変えグラウンド・ヘッド・シザース。
  ビルは体勢を変えるとすり抜けようとする。
  猪木が首を抑える防ごうとする。
  ビルが倒立から反転させようとする。
  何回か試すも防がれる。
  猪木がグラウンド・ヘッド・シザースに戻す。
  ビルが体勢を変えて引っ張り両肩をつけにいく。
  猪木は耐えながらも離さずグラウンド・ヘッド・シザースに戻す。
  ビルは体勢を変えるとすり抜けようとする。
  猪木が首を抑えて防ぐ。
  ビルが反転させてブリッジですり抜ける。
  両脚で猪木を丸め込む。カウント2。
  組むと猪木がヘッド・ロック。
  ビルはロープに飛ばすとフライング・エルボー。
  ドロップ・キック。
  スナップ・メアからニー・ドロップ。
  カバー。カウント2。
  猪木がドロップ・キック。
  もう1発。
  ダブル・アーム。
  ビルが近くのロープに逃げる。
  組むとビルがクラバート。
  ネック・ブリーカーでカバー。カウント2。
  チン・ロック。
  猪木が起き上がろうとするも無理。
  ビルが猪木の首の後ろにボディ・プレス。
  フロント・ヘッド・ロック。
  猪木が脇の下に頭をいれスープレックス。
  ビルがカウント2で片腕を上げる。
  ビルがブリッジで起き上がろうとするも潰される。
  ビルがロープに脚をかける。
  ビルが猪木の腹にヘッド・バッド。
  アッパーカート。
  ダブル・アーム。
  猪木がロープに押し込む。
  離れ際にエルボー。
  組むと猪木がコブラ・ツイスト。
  ビルが逃れダブル・アーム。
  猪木がロープに逃げる。
  組むとビルが担ぎツームストン。
  カバーするも倒れた猪木が脚がロープにかかっている。
  猪木が蹴り。
  ボディ・スラムを狙う。
  ビルは腰を落として防ぐとダブル・アーム。
  猪木がロープに逃げる。
  ナックル・ロック。
  猪木が腹にヘッド・バッド。
  ビルは切ると回転して足を取り倒す。
  脚を取り引っ張る。
  タックルで倒しかぶさるもロープ・ブレイク。
  ビルがボディ・スラムを狙う。
  猪木が耐え逆にボディ・スラムを狙う。
  ビルが変形バタフライ・ロック。
  フルネルソン。
  猪木が外して脚をかけ倒す。
  ボストン・クラブへ。
  ビルが体を動かして決めさせない。
  猪木が引き続き狙いボストン・クラブを決める。
  40分経過。
  ビルが体を起こそうとする。
  猪木は諦める。
  ビルが殴りつけて逃れる。
  距離を詰めてきた猪木を捕らえるとコーナーに押し込む。
  コーナーに振ろうとする。
  猪木が振り返してコーナーに叩きつける。
  ロープに振りショルダー・スルー。
  ボディ・スラム。
  ボストン・クラブを狙う。
  耐えられるもボストン・クラブを決める。
  猪木が戻す。
  ビルが脚の力で投げる。
  猪木が先に起き上がり両脚を取る。
  ビルは倒立から体を捻る。
  脚の力で投げる。
  距離を詰めてきた猪木にバック・スライドを決め1,2,3!
  ビルが先取!
  
  組むとビルが蹴り。
  バック・スライド。
  カウント2で返されるなりダブル・アーム。
  猪木が近くのロープに逃げる。
  ビルが首を抱え腕を取る。
  猪木が一本背負い。
  クラバートへ。
  ビルが体勢を入れ替える。
  ロープ・ブレイク。
  ビルが離れると見せかけハンマー・ロック。
  猪木がバック・エルボーを入れるとビルは場外に吹っ飛び落ちる。
  リングに入ってきたビルにブレーン・バスター。
  カバー。カウント2。
  ロープで勢いをつけてヒップ・トス。
  バック・ドロップを決めカバー。
  しかし倒れたビルの脚がロープにかかっている。
  ビルにダブル・アームを狙うもビルは近くのロープに逃げる。
  ビルはロープ際から離れない。
  猪木が距離を詰めるもロープ・ブレイクになる。
  猪木が殴りつけるとビルは崩れて時間を稼ぐ。
  猪木がエルボー。
  ビルがコーナーに倒れる。
  猪木がビルをロープに振りドロップ・トー・ホールド。
  弓矢固め。
  外される。
  ビルはロープ際で倒れたまま中々起き上がらない。
  猪木がダブル・アーム。
  持ち上げるもビルが背後に着地しバック・スライドを狙う。
  猪木は耐えると逆にバック・スライド。
  ビルの脚がロープに掛かる。
  ビルはロープ際で時間をかけてから起き上がる。
  ビルが腕にパンチを入れアッパーカート。
  アッパーカート。
  ダブル・アーム・スープレックスを決めカバーするも猪木の脚がロープに掛かる。
  組むとビルがヘッド・ロック。
  脚をかけて倒す。
  猪木が体勢を変えて体を起こすとバック・ドロップを狙う。
  ビルが腰を落とす。
  猪木が体を起こす。
  ビルがボディ・スラム。
  カバー。カウント2。
  ダブル・アーム。
  ロープに逃げた猪木にアッパーカート。
  アッパーカート。
  猪木がバックを取るもロープ・ブレイクになる。
  ナックル・ロック。
  猪木がタックルを狙うもビルが防ぎフロント・ヘッド・ロック。
  脚を取りレッグ・ロック。
  けんけんする猪木にインサイド・クレイドル。
  しかし体がロープに触れる。
  ビルがバックを取りアブナミドル・ストレッチを狙うも猪木がロープに逃げる。
  組むと猪木がフロント・ヘッド・ロック。
  ビルが逃れバックを取るとジャーマン。
  カバー。カウント2。
  ニー・ドロップからカバー。カウント2。
  連続でカバーするもカウント2。
  ブリッジ下猪木の両手をつかみ上にのる。
  崩れない猪木を見て諦める。
  組みはなれる。
  残り5分。
  ビルがロープ際を回って時間を稼ぐ。
  猪木がタックルを狙うもビルはすぐ後ろのロープに逃げる。
  猪木はビルをロープに押し込む。
  ビルが体勢を入れ替えはなれる。
  猪木がロープに押し込み顔に張り手。
  組むと猪木がコーナーに押し込みニー。
  張り手。
  張り手。
  左右に張り手。
  ビルが打ち返す。
  組むと猪木が張り手。
  組むとアーム・ドラッグ。
  アーム・ドラッグ。
  ドロップ・キックで吹き飛ばしカバー。カウント2。
  ロープに振りチョップで倒す。
  カバーするもカウント2。
  低いながらもダブル・アーム・スープレックスでカバー。カウント2。
  ビルはロープ際で倒れたまま。
  猪木がストンピング。
  ボディ・スラムでカバー。カウント2。
  ビルをロープに振りチョップへ。
  ビルはガードするとアッパーカート。
  ロープに走りエルボー。
  ダブル・アーム・スープレックスでカバー。カウント2。
  アッパーカート。
  猪木がドロップ・キック。
  ビルが起き上がろうとした猪木にエルボー。
  ロープに振りチョップを放つ。
  猪木はかわすと卍固め。
  残り1分。
  ビルがギブ・アップする!
  猪木がドロップ・キック。
  2発。
  3発。
  カバーするもカウントは2。
  ドロップ・キックへ。
  ビルはかわすとカバーに持っていく。カウント2。
  エルボーを打ち合う。
  ビルが猪木をコーナーに押し込む。
  猪木がエルボー。
  ビルも打ち返す。
  ロープ際で抑え合うと時間が切れて60分時間切れ!

試合結果

@3本勝負:アントニオ猪木、坂口征二vs.ルー・テーズ、カール・ゴッチ(2−1)(10/14/73)
ANWF王座戦、3本勝負:アントニオ猪木(ch)vs.ビル・ロビンソン(1−1)(60分時間切れ)(12/11/75)
Bアントニオ猪木vs.ウィリアム・ルスカ(12/9/76)