Highspots:HAYABUSA The Phoenix Never Die Disc Oneの分析
名勝負 | なし |
好勝負 | 世界最強タッグ公式戦:ハヤブサ、新崎人生vs.三沢光晴、秋山準(全日本プロレス 11/27/97) |
Highspots製。
3枚組み約6時間20分です。
@江崎英冶vs.本田雅史(9/23/91)
江崎が後のハヤブサ、本田が後のミスター雁之助になります。
この2人は同級生且つ同期で入団という事もあり最大のライバルになっていきます。
只この試合は短い上カットされていて
資料的な意味合いにおいての収録ですね。
AスーパーJカップ・トーナメント:獣神ライガーvs.ハヤブサ(新日本プロレス 4/16/94)
これで名を上げたらしい一戦。
確かに身体能力の高さを見せつけインディーだからとあなどっていた者に軽く衝撃を与えたでしょうし
スーパースターになると予感させる、ちょっとした色香も放っています。
しかしながらまだまだ新人に過ぎず
最後の飛翔でミスするし終盤、大技→カバーの繰り返しと単調で
ライガーのキャリーをしても総じて平均レベルです。
B引退試合、エクスプローディング・バーブド・ワイヤー・ケージ・デス・マッチ:ハヤブサvs.大仁田厚(5/5/95)
元々の放送カットがひどく
前半はロープの攻防のシーンだけが連続で流されます。
そら見所ではあるのですけれどこれじゃあねぇ。
後半も2回カットがあり単調に見えます。
見た感じでは少し悪い試合。
ちなみにFMWのエクスプローディング・ルールは
ロープに接触で爆発以外に指定時間が経つとリングが大爆発という仕様になっています。
結局18分の内7分がカットされていました。
Cノー・ロープ・エクスプローディング・バーブド・ワイヤー・デス・マッチ:ハヤブサ、マサト・タナカvs.テリー・ファンク、ミスター・ポーゴ(5/5/96)
2面が有刺鉄線、もう2面が何も無く側面に釘付きボードがあり両方爆弾がセットされている試合形式。
スローすぎてて微妙でしたけど爆発してからは
黒雲、白雲が立ち込める中サイレンが鳴り響き面白い様でしたね。
悪くない試合。
Dハヤブサvs.新崎人生(10/10/96)
初っ端は人生が素晴らしい間を、ハヤブサが素晴らしい飛翔を見せ
かなり期待させられたのですが
中盤がハヤブサの攻めオンリー、
終盤が人生の攻めオンリーという微妙な構成で・・・
終盤に関してはハヤブサが脚を痛めたせいなのかもしれませんけど
これは残念ですね。
意外に満足感は残りましたけど・・・。
平均的な良試合。
Eヘアvs.マスク:ハヤブサvs.ミスター雁之助(4/27/97)
雁之助がFMWに復帰しライバル同士の抗争開始。
まずはこの試合。
最初はそれなりに両者の魅力が出てたんですけれど
途中から大技乱発の大味な試合に。
平均レベル。
ハヤブサが勝利したのですけれど
ハヤブサはお前の髪なんていらない、みんなに頭下げてやり直そうと涙を流しながら提案、
当然雁之助が乗る訳なく裏切られマスクを剥ぎ取られました。
(執筆日:11/23/08)
F世界最強タッグ公式戦:ハヤブサ、新崎人生vs.三沢光晴、秋山準(全日本プロレス 11/27/97)
(このDVDでは途中から収録)
(下記はフルVerでレビューしています)
ハヤブサが跳ね起きてロープに走った秋山にドロップ・キック。
軽妙なムーブで魅了しましたね。
新崎は格式の生み方を分かっていて
全日のファイトとも親和性高い。
秋山は相手に花を持たせていますが、
自分の技が空振りでも重みを感じさせていたのはお見事。
三沢も硬い受け身と機敏な動きでの合わせを
使い分けてインディーとメジャーの間の
微妙な関係性を機微を持って試合に組み込んでいます。
新崎の拝み渡りのシーンにおいて
関係者の意思が交錯、混濁、回答を見つけるプロセスは素晴らしかった。
一方で課題としては
ハヤブサがハイ・フライヤーとしてアピールできている一方で
コミュニケーションという面では物足りず、
スポットがただ配置されている形です。
後は新崎のパワー・ボム→ハヤブサのフェニックス・スプラッシュは
カウント2で返さず、せめてカットにして欲しかった。
折角良い試合の最後にメジャー/インディーの
無意味な格差を当て込まれた印象でしたからね。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:8/?/20)
G ブラス・ナックルズ・タッグ王座戦:ミスター雁之助、金村ゆきひろ(ch)vs.ハヤブサ、新崎人生(12/19/97)
流石に前の試合とは完全に見劣りします。
相手が相変わらずしょぼい金村なら仕方ないか。
見所の無い、少し悪い試合。
Hウォー・ゲームス・デス・マッチ:ハヤブサ、マサト・タナカ、新崎人生vs.金村ゆきひろ、ミスター雁之助、大仁多厚(12/22/97)
時間差入場ながら2チームが同時に入り
また凶器が加わるので薄められてはいますが、
依然としてこの試合形式ではぐだぐだになる。
天辺が無くケージからの飛翔で締めたのは良いけれども
所詮平均レベル。
DVD Rating:★☆☆☆☆
(執筆日:11/23/08)
注目試合の詳細
AスーパーJカップ・トーナメント:獣神ライガーvs.ハヤブサ(4/16/94)ハヤブサが急襲。
ソバットで落とすとトペ・コンヒーロ。
リングに戻すとミサイル・キック。
攻めていく。
ライガーはニー・ドロップを避け自爆させると低空ドロップ・キックから4の字。
ハヤブサがロープを掴む。
ライガーがハヤブサに掌底を連発。
パワー・ボムを決めるもカウント2。
脚を中心に攻める。
バック・ドロップにウィール・キック。
敢えてカバーにいかない。
スーパープレックスも決めカバー。カウント2。
蹴りにチョップを叩き込む。
ハヤブサはラリアットを避けるとソバットからドロップ・キック。
這ってカバーに行くがカウント2。
攻め立てムーンサルトも決めるがカウント2。
ライガーの後頭部へのダイビング・スピン・キック。
カバーするもカウント2。
シューティングスター・プレスを放つも照準を誤り自爆。
ライガーがライガー・ボムを決めるもカウントは2。
ハヤブサをコーナーに乗せる。
ハヤブサがヘッド・バッドでライガーを落とし飛びかかる。
ライガーはパワー・ボムに切り返すとフィッシャーマンズ・バスターで1,2,3!
B引退試合:ハヤブサvs.大仁多厚(5/5/95)
握手して試合開始。
ロック・アップ。
押し込もうとしあい防ぐために体勢を倒す。
(カット)
大仁多が優位に立ちハヤブサをロープに振るも寸前で踏み止まられる。
(カット)
ハヤブサがヘッド・ロック。
大仁多はそのままロープに突っ込み爆発。
(カット)
大仁多がハヤブサをロープに振り爆発。
(カット)
大仁多がハーフ・ボストン・クラブ。
ハヤブサが体勢を起こし解く。
大仁多がヘッド・ロック。
ハヤブサがロープに振り爆発。
残り3分。
ハヤブサがスタンディング・ムーンサルト。カウント2。
大仁多がヘッド・ロック。
ハヤブサはニー・クラッシャーに返すと4の字。
大仁多は張り手を叩きこんで逃れるとパワー・ボム。カウント2。
DDTもカウント2。
ハヤブサがソバットを決め突進するも避けられロープに激突。
同時に時間切れとなりリングが爆発。
大仁多が何とか起き上がりパワー・ボム。カウント2。
(カット)
パワー・ボムを狙う。
ハヤブサがハリケーン・ラナに切り返すもカウント2。
ハヤブサがパワー・ボムからケージ上へ。
そしてムーンサルトを放つも避けられ自爆。
(カット)
大仁多がパワー・ボム。
もう1発決め1,2,3。
大仁多の勝利。
Dハヤブサvs.新崎人生(10/10/96)
人生が不意を突いたソバットから地獄突き。
振り返されるもカウンターでトラース・キックを決めポーズ。
コーナーにぶつけていきコーナーを使ったボディ・プレス。カウント2。
ショルダー・クラッチ。
ハヤブサはコーナーに振られるもムーンサルトで後ろに回るとソバットで落とす。
トペ・コンヒーロで追撃。
先にリングに戻る。
人生は間を置いてから戻ろうとする。
エプロンに上がった人生にハヤブサが殴りかかる。
人生は腕を取るとオールド・スクール。
ハヤブサはエプロンに出て距離を取ると
近づいてきた人生に蹴りを入れスプリングボード式スピン・キック。
カバーするもカウント2。
じっくり攻めていく。
蹴りをいれソバットで落とすと場外へのラ・ケプラーダ。
リングに戻すとスプリングボード式セントーンからスタンディング・ムーンサルト。カウント2。
コーナー上へ。
捕まえにきた人生を蹴り飛ばしダイビング・キック。
フィッシャーマンズ・バスターから450°スプラッシュ。
しかしカウントは2。
パワー・ボム。カウント2。
ダブル・アーム・パワー・ボムもカウント2。
ファルコン・アローからフェニックス・スプラッシュへ。
人生は避けて自爆させると
スプリングボード式で飛びついてきたハヤブサにパワー・ボム。
両者ダウン。
人生がドロップ・キック。
カバーするもカウント2。
ダイビング脳天チョップにダイビング・ショルダー・タックル。
カバーするもカウント2。
念仏パワー・ボムもカウントは2。
ハヤブサをロープに振るとハヤブサは膝を押さえ崩れ落ちる。
人生はとまどいながらもパワー・ボムにダイビング・ヘッド・バッド。
もう1発。
3発目。
しがみついて立ち上がったハヤブサにスプラッシュ・マウンテン。
カバーし1,2,3!
人生の勝利!
Eヘアvs.マスク:ハヤブサvs.ミスター雁之助(4/27/97)
リングに入ったハヤブサに雁之助が襲いかかる。
場外に落ちたハヤブサを追うとエプロンに振る。
ハヤブサはエプロンに飛び乗るとそこから飛び拳を叩きつける。
トペ・コンヒーロを決めるとリングに戻りポーズ。
雁之助はエプロンに上がると近づいてきたハヤブサを捕らえ場外へのブレーン・バスターを狙う。
防がれるもロープを使ってのジョー・ブリーカー。
ショルダー・タックルを決めロープに走る。
ハヤブサが跳び起きカウンターでドロップ・キック。
レッグ・ラリアットを狙う。
雁之助は避けるラリアット。
ハヤブサはチン・ロックをジョー・ブリーカーで返す。
雁之助がロー・ブローで再び優勢に。
エプロンに出たハヤブサは追ってきた雁之助を捕まえフィッシャーマンズ・バスターを狙う。
雁之助が耐えブレーン・バスターを狙う。
ハヤブサは耐え切るとエプロンでのブレーン・バスター。
雁之助の上に椅子を何脚ものせるとエプロンからムーンサルト。
リングに戻しスプリングボード式セントーン。
雁之助のマネージャーがハヤブサの脚を引っ張りその隙を突き雁之助がラリアット。
マネージャーはリングに上がりハヤブサを羽交い絞めにする。
雁之助がラリアットを狙うも避けられ誤爆。
ハヤブサが雁之助にフロント・スープレックスを決めるもカウントは2。
ラ・ケプラーダへ。
雁之助は膝を立てて防ぐとマネージャーから木の棒を受け取る。
その棒を膝で割ると切っ先をハヤブサの腹に突きたてていく。
ロープに振りつきたてようとする。
ハヤブサは避けるとスピン・キック。
フィッシャーマンズ・バスターから450°スプラッシュ。カウントは2。
ファルコン・アロー。カウント2。
ならばとフェニックス・スプラッシュを狙うも
雁之助が捕らえジャーマン。
パワー・ボムも決める。
ファルコン・アロー。カウント2。
パワー・ボムを狙う。
ハヤブサは逃れるとハリケーン・ラナ。カウント2。
パワー・ボムからフェニックス・スプラッシュへ。
雁之助は避けて自爆させるとジャーマン。
カバーするもカウントは2。
ノーザンライトもカウント2。
ブレーン・バスターを狙う。
ハヤブサは後ろに着地すると延髄ラリアットからファルコン・アローで1,2,3!
ハヤブサは涙を流しやり直そうと言って握手を求める。
雁之助は応じると見せかけ蹴りつけるとパワー・ボム。
マスクを剥ぎとる。
人生が雁之助を追い出す。
試合結果
@江崎英冶vs.本田雅史(9/23/91)AスーパーJカップ・トーナメント:獣神ライガーvs.ハヤブサ(新日本プロレス 4/16/94)
B引退試合、エクスプローディング・バーブド・ワイヤー・ケージ・デス・マッチ:ハヤブサvs.大仁田厚(5/5/95)
Cノー・ロープ・エクスプローディング・バーブド・ワイヤー・デス・マッチ:ハヤブサ、マサト・タナカvs.テリー・ファンク、ミスター・ポーゴ(5/5/96)
Dハヤブサvs.新崎人生(10/10/96)
Eヘアvs.マスク:ハヤブサvs.ミスター雁之助(4/27/97)
Fリアル・ワールド・タッグ・リーグ:ハヤブサ、新崎人生vs.三沢光晴、秋山準(全日本プロレス 11/27/97)
Gブラス・ナックルズ・タッグ王座戦:ミスター雁之助、金村ゆきひろ(ch)vs.ハヤブサ、新崎人生(12/19/97)
Hウォー・ゲームス・デス・マッチ:ハヤブサ、マサト・タナカ、新崎人生vs.金村ゆきひろ、ミスター雁之助、大仁多厚(12/22/97)