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Highspots:NWA World Title in Japan Disc Fourの分析


名勝負 なし
好勝負 NWA王座戦:リック・フレアー(ch)vs.リッキー・スティムボー ト (6/4/82)

NWA王座戦:リック・フレアー(ch)vs.ジャンボ鶴田(6/8/82)

Highspots製。

@NWA王座戦、3本勝負:リック・フレアー(ch)vs.ジャンボ鶴田(10/9/81)
 十分な時間を取られている事もあり、
 フレアーはまず受けて鶴田との交差点を探ります。
 そのためやや低調なスタートでしたが
 目指すべき所を見つけると調子づいていき、腕攻めも絡めて伸ばします。
 フレアーは2本目で脚攻めを出すと、3本目で続きから流血戦に持っていく等
 3本勝負の流れをしっかり作っています。
 最後は一発一発に重みがあり王座交代しそうな雰囲気を作りだしました。
 フィニッシュが自爆でやや弱いですけどね。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:12/5/09)

ANWA王座戦:リック・フレアー(ch)vs.リッキー・スティムボー ト (6/4/82)
 この黄金カードが日本で見られるなんて
 当時の全日はまさに外人天国ですね。
 試合が始まればいきなり芸術品というしかない攻防が見られます。
 中盤もフレアーの自分のペースへの持込と
 スティムボートの追い込みの攻防は面白い。
 しかしこの辺りから少し失速し始めて(最初が高すぎたのもありますが)
 両者の意図がずれ特別な雰囲気が失われてしまったかな、という印象を受けます。
 それでも両者超一流なだけに、その摩擦音を含めての鬩ぎ合いがまた一興な出来ではありますね。
 文句なしに好勝負です。
 (執筆日:11/23/08)

BNWA王座戦:リック・フレアー(ch)vs.ジャンボ鶴田(6/8/82)
 フレアーが真面目です。
 完全に日本様式にフィットし、
 鶴田を絶妙の等身大スケールで引き立てます。
 ダウン、コーナーからの細かい打撃での
 支配権の綱引きでとことん鬩ぎ合っていきました。
 その攻防は鋭く、緊張感を生み出し、見ていて手に汗握ります。 
 この状態が後半ずっと続きましたね。
 ずっと続くというのは悪い効果も及ぼしえる訳で展開の理由付けが弱くなっていたけど
 転と結を押さえていたので結局は問題なし。
 フレアーの脚攻めから鶴田も脚攻めを行う展開は上手く
 ありえないと思っていた更なるクライマックスをもたらしましたし、
 最後の延髄切り、両リンと思わせてのジャーマンは実に素晴らしかったです。
 文句なしに好勝負。

CNWA王座戦:リック・フレアー(ch)vs.グレート・カブキ(12/12/83)
 NWA王座に挑戦するのが何故怪奇派のカブキなんでしょう。
 カードからして盛り上がる訳がありません。
 フレアーが間を作ってもカオスなカブキが空きに変えます。
 輪島よりはましだけど凡戦には変わらず。
 このレベルの相手ぐらいフレアーに勝たせてやっても良いように思うけど。
 少し悪い試合。

DVD Rating:★★★★☆
 (執筆日:5/1/10)

注目試合の詳細

ANWA王座戦:リック・フレアー(ch)vs.リッキー・スティムボート (6/4/82)
  フレアーがコーナーに押し込もうとすれば
  スティムボートがコーナーに登りクリーンに離れさせる。
  スティムボートがグラウンド・ヘッド・ロック。
  フレアーは起き上がるとロープに振る。
  スティムボートがショルダー・タックルを決める。
  ロープに走る。
  フレアーもロープに走る。
  スティムボートがヒップ・トスを決める。
  グラウンド・ヘッド・ロックに捕らえる。
  フレアーが外そうとする。
  防がれるやロープに振る。
  スティムボートがショルダー・タックルを決める。
  ロープに走る。
  フレアーがヒップ・トスを狙う。
  スティムボートが体勢を入れ替えヒップ・トスを決める。
  フレアーが腹にヘッド・バッド。
  スティムボートがバック・スライドを決める。
  カウント2で返されるもグラウンド・ヘッド・ロック。
  フレアーは起き上がるとアトミック・ドロップを狙う。
  スティムボートが首投げに切り返す。
  フレアーがヘッド・ロックに返そうとする。
  スティムボートはハンマー・ロックに切り替えしてからヘッド・ロック。
  フレアーはコーナーに押し込む。
  クリーンに離れず膝蹴り。
  チョップ。
  コーナーに振る。
  スティムボートが近づいてきたフレアーにサンセット・フリップ。
  フレアーはカウント2で返すとコーナーに押し込む。
  殴りつけようとする。
  スティムボートはガードするとチョップ。
  フレアーが不意を突いて腹に蹴り。
  チョップ。
  スティムボートがチョップを打ち返す。
  ロープに押し込みチョップで落とす。
  後を追いチョップ。
  リングに戻すとロープに乗りそこから脳天チョップ。
  フレアーが倒れこむ。
  スティムボートはフレアーをターン・バックルにぶつけチョップ。
  フレアーが頭部にエルボー。
  打撃を打ち合う。
  スティムボートがチョップで倒しカバー。カウント2。
  チン・ロック。
  フレアーがバック・ドロップに返そうとする。
  スティムボートは後ろに着地するとアトミック・ドロップ。
  ダブル・チョップを決めるとコーナーに振る。
  フレアーが一回転して転落。
  後を追うと観客席にぶつける。
  リングに戻る。
  フレアーはエプロンに上がるとショルダー・ブロック。
  エルボーを入れるとリングに戻る。
  ロープに振りバック・エルボー。
  パイル・ドライバーを決めカバー。カウント2。
  ガット・レンチ・スープレックス。
  カバーするもカウント2。
  パイル・ドライバーを狙う。
  スティムボートがリバース・スープレックスに返す。
  フレアーをロープに振るとチョップ。
  フレアーが場外に崩れ落ちる。
  スティムボートがエプロンから脳天チョップ。
  テーブルに叩きつけリングに戻る。
  フレアーはスティムボートの脚を掴んで倒すと脚を鉄柱にぶつける。
  もう1回。
  ロープから引き離してマットに叩きつける。
  ロープに脚を乗せヒップ・ドロップ。
  ニー・クラッシャーを決める。
  スティムボートが場外に転がり落ちる。
  エプロンに登らせるとリング内へのブレーン・バスター。
  カバーするもカウントは2。
  ニー・ドロップからカバー。カウント1。
  もう1発狙う。
  スティムボートは受け止めると4の字。
  フレアーが何とかロープを掴む。
  チョップ。
  フレアーもエルボー。
  フレアーはスティムボートをロープに振りチョップへ。
  スティムボートは避けるとクロス・ボディ。カウント2。
  ブレーン・バスターを決めカバーするもカウント1。
  ニー・ドロップからボディ・プレスへ。
  フレアーが両膝を立てて防ぐ。
  ブレーン・バスターを狙う。
  スティムボートがクロス・ボディに切り返す。カウント2。
  フレアーが股間にヘッド・バッド。
  場外落とす。
  戻ってきたスティムボートに打撃を連打。
  コーナーに乗せるため持ち上げようとする。
  スティムボートは体勢を入れ替えるとブレーン・バスター。
  ボディ・スラムを狙う。
  フレアーがニー。
  打撃を打ち合う。
  フレアーがロープにもたれかかった反動でショルダー・タックル。
  ロープに走る。
  スティムボートがボディ・リフトを決める。
  ニー・ドロップを決めカバー。
  フレアーがロープに脚をかける。
  再びボディ・リフト。
  ふらふらのフレアーの拳が空を切る。
  スティムボートがフライング・クロス・チョップを決める。
  コーナーに登りダイビング・クロス・ボディへ。
  フレアーが体勢を入れ替えると1,2,3!
  フレアーの防衛!


BNWA王座戦:リック・フレアー(ch)vs.ジャンボ鶴田(6/8/82)
  組むとフレアーがコーナーに押し込み離れる。
  組むと鶴田がヘッド・ロック。
  フレアーが脚を抱え込む。
  鶴田がエルボーを打ちおろす。
  フレアーが離れる。
  組むと鶴田がバックを取る。
  フレアーがロープに逃げる。
  組むとフレアーがヘッド・ロック。
  ハンマー・ロック。
  体重をかけ倒しアーム・ロック。
  鶴田が起き上がり担ぐ。
  コーナーにのせると離れる。
  組むと鶴田がヘッド・ロック。
  ロープに振られショルダー・タックル。
  ロープに走る。
  フレアーがヒップ・トスを狙う。
  鶴田が体勢を入れ替えヒップ・ドロップ。
  グラウンド・ヘッド・ロック。
  フレアーが何度も肩をつけにいく。
  鶴田はカウント1で戻す。  
  起き上がったフレアーにエルボーを打ちおろす。
  フレアーが鶴田をロープに押し飛ばす。
  リープ・フロッグからロープに走る。
  鶴田がリープ・フロッグからショルダー・スルー。
  バタフライ・スープレックスを狙う。
  フレアーがロープに逃げる。
  ナックル・ロックと見せかけフレアーが腕をとる。
  鶴田が腕を取り返して倒す。
  バタフライ・ロック。
  フレアーが反転させようとするも戻される。
  フレアーがロープに逃げる。
  組むとフレアーがわき腹にパンチ。
  チョップ。
  ターン・バックルにぶつけブレーン・バスターへ。
  鶴田が後ろに着地しスリーパー。
  フレアーがロープを掴む。
  フレアーがニー。
  鶴田がバックを取る。
  フレアーが越を落としロープに逃げる。
  鶴田の脚を取り蹴りつける。
  胸に張り手。
  鶴田が張り手を打ち返す。
  フレアーは鶴田をターン・バックルにぶつけフォア・アームズ。
  張り手を打ち合う。
  鶴田が連発で押す。
  ロープに振りハイ・ニー。
  カバー。カウント2。
  フレアーがショルダー・ブロック。
  もう1発。
  鶴田が殴りつけフロント・ヘッド・ロック。
  フレアーがコーナーに押し込みショルダー・ブロック。
  コーナーに振りバック・エルボー。
  コーナーに振りバック・エルボーへ。
  鶴田は避けると胸に張り手。
  腕を取るとコーナーに振る。
  フレアーは回転して激突、エプロンに落ちる。
  戻ってきたフレアーを殴りつける。
  フレアーがニー。
  ターン・バックルにぶつける。
  スナップ・メア。
  ロープに走りニー・ドロップ。
  カバー。カウント2。
  10分経過。
  ロープに走りニー・ドロップ。
  カバー。カウント2。
  チン・ロック。
  起き上がった鶴田を倒す。
  鶴田が起き上がり力で押し上げようとする。
  フレアーが髪を掴んで倒す。
  起き上がった鶴田をロープにもたれさせるとフォア・アームズ。
  鶴田も打ち返す。
  鶴田がヘッド・ロック。
  ロープに飛ばされショルダー・タックル。
  ロープに走る。
  フレアーがカウンターでバック・エルボー。
  エルボー・ドロップへ。
  避けられ自爆するも腹にヘッド・バッド。
  ロープに振りショルダー・スルーを狙う。
  鶴田がサンセット・フリップ。カウント2。
  バック・スライド。カウント2。
  仕切りなおし。
  フレアーがニー。
  チョップ。
  鶴田がダブル・チョップ。
  胸に張り手。
  フレアーは体勢を入れ替え鶴田をコーナーにもたれさせ胸を殴りつける。
  鶴田が殴り返して押していく。
  胸への張り手を連発。
  コーナーに振る。
  フレアーが一回転してダウン。
  鶴田がフレアーを蹴りつけバタフライ・スープレックス。
  カバー。カウント2。
  ボストン・クラブ。
  15分経過。
  フレアーがロープを掴む。
  鶴田がフレアーに蹴り。
  フエアーがニー。
  鶴田が胸に張り手。
  フレアーが鶴田にエルボーを打ち下ろす。
  チョップ。
  ロープに振りアブナミドル・ストレッチを狙う。
  鶴田もアブナミドル・ストレッチを狙おうとする。
  結局決めたのは鶴田。
  フレアーがヒップ・ドロップに切り返す。
  ヘッド・バッド・ドロップへ。
  避けられ自爆。
  フレアーが腹にパンチ。
  鶴田が殴りおろす。
  フレアーがニー。
  鶴田がヘッド・ロック。
  フレアーがロープに振りバック・エルボーへ。
  鶴田が避けクロス・ボディ。
  フレアーはカウント2で返すと場外に逃れる。  
  リングに戻る。
  ナックル・ロック。
  フレアーがエルボーを打ちおろす。
  ダブル・チョップ。
  ロープに振りバック・エルボー。
  バック・ブリーカー。
  カバー。カウント2。
  アブナミドル・ストレッチ。
  鶴田がヒップ・ドロップに切り返す。
  ミサイル・キック。
  ロープに振りドロップ・キック。
  カバー。カウント2。
  フレアーが鶴田にブレーン・バスターを狙う。
  鶴田がこらえ逆にブレーン・バスター。
  カバー。カウント2。
  ロープに走りエルボー・ドロップへ。
  フレアーは避けて自爆させるとスピニング・トー・ホールド。
  鶴田がスモール・パッケージ・ホールド。カウント2。
  ヘッド・ロック。
  フレアーがニー・クラッシャー。
  20分経過。
  鶴田の脚をロープにかけヒップ・ドロップ。
  脚を蹴りつけ倒す。
  4の字を決める。
  鶴田が反転させようとするも無理。
  もう1度トライし反転させる。
  フレアーが転がってロープ・ブレイク。
  両者起き上がる。
  鶴田が胸に張り手。
  フレアーがバックを取りバック・ドロップ。
  カバーしにいくもカウント2。
  鶴田がエプロンに出る。
  フレアーはスナップ・メアでリングに戻すとコーナー上へ。
  鶴田が捕まえデッドリー・ドライブ。
  カバーするもカウント2。
  コーナーに上りダイビング・クロス・ボディ。カウント2。
  4の字を決める。
  フレアーがロープを掴む。
  鶴田がフレアーの脚を取りロープから引き離す。
  4の字を狙う。
  フレアーが蹴り飛ばす。
  鶴田が4の字と見せかけレッグ・ロック。
  25分経過。
  フレアーは頭部を殴りまくり逃れる。
  マウントで頭部を殴りまくる。
  チョップ。
  鶴田が張り手を打ち返す。
  フレアーがサミング。
  鶴田がフレアーの頭部をターン・バックルにぶつける。
  フレアーがニー。
  場外に落とす。
  エプロンに上がってきた鶴田にリング内へのブレーン・バスター。
  カバー。カウント2。
  ロープに走りエルボー・ドロップ。
  カバー。カウント2。
  スリーパー。
  鶴田がコーナーに叩きつけて逃れる。
  フレアーがけり。
  鶴田が胸に張り手。
  フレアーがエルボーを打ちおろす。
  鶴田が胸に張り手。
  コーナーに振ろうとする。
  ロープを掴んで耐えるフレアーをコーナーに振ってぶつける。
  フレアーが自ら倒れこむ。
  鶴田がパイル・ドライバー。
  カバー。
  フレアーの脚がロープにかかる。
  鶴田がストンピング。
  ロープに振りハイ・ニー。
  フレアーが場外に転落。
  エプロンに上がってきたフレアーに延髄切り。
  しかしロープに絡まって自らも転落。
  場外でフレアーにパイル・ドライバー。
  ヘッド・ロックを決めると鉄柱にぶつけようとする。
  フレアーが押し飛ばして鶴田を鉄柱にぶつける。
  フレアーがリングに戻る。
  鶴田がリングアウトぎりぎりでリングに戻る。
  フレアーのバックを取るとジャーマンへ。
  フレアーがコーナーに脚を引っ掛けて鶴田を潰す。
  1,2,3!
  ダブル・フォールという裁定が告げられる!

試合結果

@NWA王座戦、3本勝負:リック・フレアー(ch)vs.ジャンボ鶴田(2−1)(10/9/81)
ANWA王座戦:リック・フレアー(ch)vs.リッキー・スティムボー ト (6/4/82)
BNWA王座戦:リック・フレアー(ch)vs.ジャンボ鶴田(ダブル・フォール)(6/8/82)
CNWA王座戦:リック・フレアー(ch)vs.グレート・カブキ(DQ)(12/12/83)