Highspots:Footloose The Best of Toshiaki Kawada & Samson Fuyuki Disc Fourの分析
名勝負 | なし |
好勝負 | なし |
約1時間55分です。
@フットルースvs.カンナム・エクスプレス(8/20/89)
いきなり場外で殴り合うもそのシーンで両者体を痛めるという失態。
ファーナスは足を痛めてスピードが落ち、皮だは脇腹を痛めて脱落。
しばらくすると本来の内容に近づきますがテンポにのっての技打ちが基本なので、披露会の色合いも出ている。
終盤は自由度が増した攻防で面白かったけれども。
悪くない試合程度です。
Aアジア・タッグ王座戦:カンナム・エクスプレス(ch)vs.フットルース(9/2/89)
グラウンドを使ったりと抑えめの意識を序盤は持ちながら新しい技を見せていきます。
ただゆったりテンポ故にどちらが今攻めるべき流れか理解していないのも見えます。
中盤はシングル寄りの試合運び。
最初は微妙な誤差の方が目に付きましたが、
試合が進むにつれその大きな可能性が花開きます。
良いスポット、攻守切り替えスポットが見られました。
ただ進行速度をもっと高められる精度にしないといけないし、
最後のカナディアン・バック・ブリーカーはカンナムが売りにする性質とは違う技です。
まあまあ良い試合。
B馬場30周年記念試合:フットルース、天龍源一郎vs.ジャイアント馬場、ラッシャー木村、渕正信(9/24/89)
スローな馬場の16文をフェイクに素早い渕のドロップ・キックという
最初のスポットは斬新且つオリジナリティーが高かったですね。
目だった連携スポットはこれぐらいで試合は基本時間を長く取ってのシングル構築。
共有意識も低めです。
しかし担当するレスラーが自分の見せ場を確実に披露するので安定して楽しめる時間が続きましたね。
天龍はハードだし、フットルースはタッグ技を見せる。
馬場は御大で、渕はやられっぷりで見せる。木村は独特の味で勝負。
それぞれがいて良いという空間は心地よいものです。
フィニッシュに敢えて馬場が関わらないのはやや意図不明でしたね。
まあまあ良い試合。
Cフットルースvs.谷津嘉章、高野俊二(9/30/89)
谷津がいつものごとく攻め/受けのバランスを崩します。
高野はリード役が必要なだけにきついですよ。
ムーブの良さが活きません。
何故か孤立役にもなっているし・・・。
フットルースは明らかにタッグ力で上回っていたのに
誤爆ネタをやらされ監獄固めであっさり敗北です。
悪い試合。
Dフットルース、天龍源一郎vs.ジャンボ鶴田、小橋健太、グレート・カブキ(10/14/89)
若手らしく全力を尽くす小橋が目立つ場所に置かれていますね。
他もそれを理解しながら、見劣りしない動きを見せています。
鶴田がいつもより迫力がなかったり、小橋以外の色が不鮮明でしたが、
早いテンポを共有していましたし、まあまあ良い試合です。
(執筆日:8/25/10)
DVD Rating:☆☆☆☆☆
注目試合の詳細
なし試合結果
@フットルースvs.カンナム・エクスプレス(8/20/89)Aアジア・タッグ王座戦:カンナム・エクスプレス(ch)vs.フットルース(9/2/89)
B馬場30周年記念試合:フットルース、天龍源一郎vs.ジャイアント馬場、ラッシャー木村、渕正信(9/24/89)
Cフットルースvs.谷津嘉章、高野俊二(9/30/89)
Dフットルース、天龍源一郎vs.ジャンボ鶴田、小橋健太、グレート・カブキ(10/14/89)