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Highspots:Footloose The Best of Toshiaki Kawada & Samson Fuyuki Disc Twoの分析


名勝負 なし
好勝負 なし

約2時間です。

@アジア・タッグ王座戦:仲野信一、高野俊二(ch)vs.フットルース(9/15/88)
 高野が素晴らしい圧力とでかさを見せていて、攻略しがいがありますね。
 この高野に川田が気持ちで張り合うも気持ち以外は見せず。
 髪を切って真面目な姿になった冬木と共にフットルースは序盤抑え目でしたね。
 場外で椅子を叩きつける戦略で効果的にダメージを与え合います。
 フットルースが連携技で戦局を盛り返してクライマックスに。 
 地味ですが工夫はあるし、最後もミスしながらも何とか別の形に持っていきました。 
 しかしがむしゃらに自由にぶつかりあうフットルースの革新性が失われつつあるのが残念。
 中々良い試合。

Aバトル・ロイヤル(1/5/89)
 鶴龍、馬場までいる豪華な面子ですが、フォールのみで脱落なので
 フィニッシュされる人が真ん中に出てきて、他が見守る、が基本。
 多人数で押さえたり(馬場もこれで脱落)、天龍がリングアウトで抜けたりと馬鹿馬鹿しい展開ですね。
 せめてタッグ対決が実現するかなと期待しましたが最後はスミス対冬木でした。
 ひどい試合。

Bフットルース、天龍源一郎vs.ジャンボ鶴田、谷津嘉章、渕正信(2/19/89)
 (途中から)
 鶴龍の遺恨に連携技が見所。
 やや不細工気味ながらトリオに適応できています。
 谷津はフィニッシュ・ムーブだけの魅力薄Verでしたが、川田、渕がそれを補う頑張りを見せていましたね。
 フットルースは鶴田からフォールを奪えるのでは、という勢いで良いクライマックスへと導きました。
 冗長ではありましたけどね。
 まあまあ良い試合。

Cフットルースvs.ジョニー・エース、ザ・ターミネーター(3/8/89)
 エースは自己主張が強く、相手への配慮が足りません。
 ターミネーターは行動にまるで力の入っていない木偶の張りぼて。
 まともに技すらかけれず、怪物ですらありません。
 ひどい試合。

Dアジア・タッグ王座戦:フットルース(ch)vs.ジョニー・スミス、ジェリー・オーティス(3/19/89)
 (途中から)
 オーティスはターミネーターに比べると見れますね。
 外人らしいタフさがあります。
 しかしそこそこ鬩ぎ合いを見せている物の、その結果として粗さがボロボロ出ている。
 最後も地味な丸め込みフィニッシュ。
 悪い試合です。
 
Eフットルース、天龍源一郎vs.ダン・クロファット、ダグ・ファーナス、トム・ゼンク(3/26/88)
 (途中から)
 クロファット、ファーナスが硬さを持った派手な受け身。
 連携技にも挑戦しフットルースと競い合います。
 しかしファーナスはガタガタのリズムだし、クロファットもMMAサブミッションをもてあましている。
 後の対決の可能性は感じさせるが、まだ若すぎた内容。
 最後は普通に天龍がパワー・ボムを決め幕です。
 平均レベル。

Fフットルースvs.ジャンボ鶴田、谷津嘉章(4/2/89)
 (途中から)
 フットルースが流血に追い込まれながらも諦めず熱い世代間抗争を繰り広げています。
 トップ・スケールで立ちふさがった鶴田だけでなく、
 谷津も容赦なく攻め立て良い味出していましたね。
 クライマックスはカットで助けられながらひたすら返し続けるだけ。
 しかし心を打つドラマチックなクライマックスでしたね。
 中々良い試合。

Gアジア・タッグ王座戦:フットルース(ch)vs.ダン・クロファット、トム・ゼンク(4/18/89)
 まだカンナムを組んでいないようでこの組み合わせ。
 両者合体技にも挑戦していますがスロー・テンポですね。
 アンダーカードの域を超えない内容です。
 最後は乱戦化して軽くお膳立て。
 クルーシーフィックスでフィニッシュです。
 欠点はそんなに出てはいなかったけれど・・・。
 悪くない試合。

 (執筆日:8/26/10)
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@アジア・タッグ王座戦:仲野信一、高野俊二(ch)vs.フットルース(新チャンピオン!)(9/15/88)
Aバトル・ロイヤル(勝者:デイビー・ボーイ・スミス)(1/5/89)
Bフットルース、天龍源一郎vs.ジャンボ鶴田、谷津嘉章、渕正信(2/19/89)
Cフットルースvs.ジョニー・エース、ザ・ターミネーター(3/8/89)
Dアジア・タッグ王座戦:フットルース(ch)vs.ジョニー・スミス、ジェリー・オーティス(3/19/89)
Eフットルース、天龍源一郎vs.ダン・クロファット、ダグ・ファーナス、トム・ゼンク(3/26/88)
Fフットルースvs.ジャンボ鶴田、谷津嘉章(4/2/89)
Gアジア・タッグ王座戦:フットルース(ch)vs.ダン・クロファット、トム・ゼンク(4/18/89)