Dragon Gate:Best of Dragon Gate 2020 part.1の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | オープン・ザ・ツイン・ゲート王座トーナメント決勝:R.E.D.(BxBハルク、KAZMA SAKAMOTO)vs.チームDG(Ben-K、YAMATO)(1/15/20) オープン・ザ・ドリーム・ゲート王座戦:土井成樹(ch)vs.横須賀ススム(3/1/20) ヨースケ♡サンタマリア、ドラゴン・ダイア、Kzy vs.ビッグR清水、Eita、石田凱士(3/22/20) |
①オープン・ザ・ツイン・ゲート王座トーナメント決勝:R.E.D.(BxBハルク、KAZMA SAKAMOTO)vs.チームDG(Ben-K、YAMATO)(1/15/20)
チーム間の攻守の入れ替えタイミングが良く
打撃のバランス感の調節も出来ていますね。
RED介入から場外乱戦。
定番の展開ですが、こういう大きな展開を
細やかさで支えてるのがこの試合の良さですね。
YAMATOとハルクの因縁を根幹に据えつつ、
的確に各所でバランスを取ってKAZMAの働きも光りました。
また、チームDGもREDに対抗してセコンドの連続攻撃を行ったことで
この試合の位置付け、格式をぐんと上げることに成功しましたね。
クライマックスが少し演出寄りだったので
個の攻防としては若干物足りなさが残ったか。
ぎりぎり好勝負。
②ウルティモ・ドラゴン、望月成晃、YOSSINO、TARU vs.R.E.D.(EITA, ビッグR清水、ディアマンテ、H*Y*O)(1/31/20)
闘龍門時代のギミックで登場。
望月らが凶器を使う等
先に仕掛けていき主導権を握ります。
ウルティモがリーダーとして沸かせ役をしっかり務めていますね。
メンツがメンツなのでドラゲーの最先端軽量級ファイトとはいきませんが
分かりやすく楽しい試合になっています。
昔のギミックをただ名前や姿だけで再現するのではなく
行動にも反映しているのは昔のファンには嬉しいポイント。
空間を巧みに操り6人タッグとして盛り上げました。
中々良い試合。
③オープン・ザ・ドリーム・ゲート王座戦:土井成樹(ch)vs.Kzy(2/7/20)
それぞれロープ・ワークの変化から
Kzyが先取でスイシーダにコンヒーロ。
土井がカーブ・ストンプから首攻め。
時に荒々しく、時に隙を突いて丸め込んだりと変化をつけているものの
受け手側に停滞感が少しありますね。
徐々に技のギアを上げていきます。
Kzyが技種のバランス感を調整する感覚は素晴らしい。
終盤はドラゲーらしい勢いと激しさがありますが、
土井がKzyに比べると感情の見せ方が弱かったか。
中々良い試合。
④オープン・ザ・ドリーム・ゲート王座戦:土井成樹(ch)vs.横須賀ススム(3/1/20)
ショルダータックルの受け合いで
2人らしい勢いをつけると
横須賀が場外ブレーンバスターから腰攻め。
対する土井は腕攻め。
ドラゲーは展開の移り変わりがあっさりになることが多いのだけど
切り替え点でしっかり一進一退をしていたのは好感が持てますね。
スケールの大きな技で一発一発、激闘感を出していきます。
相変わらず土井はセル軽視、気合頼みなのはどうかとは思いますが
完全燃焼した攻防に意表を突いたフィニッシュでした。
ぎりぎり好勝負。
⑤ヨースケ♡サンタマリア、ドラゴン・ダイア、Kzy vs.ビッグR清水、Eita、石田凱士(3/22/20)
無観客試合。
敢えて若手を登用したメイン。
観客人気関係なく今情熱をストレートに放てる
若手が活き活きと躍動しましたね。
特に普段色物のユースケが
真っ向から張り合うファイトを見せたのは驚き。
試合の根幹に据えられるだけのパフォーマンを見せました。
最後のフィニッシュだけ
もう少しスムーズにフィットさせることができればと思いましたが、
内容は問題なしでメインにふさわしかったですね。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:3/?/20)
注目試合の詳細
なし試合結果
①オープン・ザ・ツイン・ゲート王座トーナメント決勝:R.E.D.(BxBハルク、KAZMA SAKAMOTO)(優勝!新チャンピオン!)vs.チームDG(Ben-K、YAMATO)(1/15/20)②ウルティモ・ドラゴン、望月成晃、YOSSINO、TARU vs.R.E.D.(EITA, ビッグR清水、ディアマンテ、H*Y*O)(1/31/20)
③オープン・ザ・ドリーム・ゲート王座戦:土井成樹(ch)vs.Kzy(2/7/20)
④オープン・ザ・ドリーム・ゲート王座戦:土井成樹(ch)vs.横須賀ススム(3/1/20)
⑤ヨースケ♡サンタマリア、ドラゴン・ダイア、Kzy vs.ビッグR清水、Eita、石田凱士(3/22/20)