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Dragon Gate:Best of Dragon Gate 2013 part.1の分析


名勝負 なし
好勝負 ネームvs.キャリア:谷崎なおき(MB)vs.豊中ドルフィン(J)(Infinity 285 1/27/13)

KoG1回戦:YAMATO(A)vs.望月成晃(VR)(Infinity 295 5/10/13)

オープン・ザ・トライアングル・ゲート王座戦:土井成樹、しゃちほこBOY、リッチ・スワン(W1)(ch)vs.望月成晃、K-ness、ジミー・ススム(VR)(Infinity 300 6/5/13)

オープン・ザ・ドリーム・ゲート王座戦:YAMATO(MB)(ch)vs.ジミー斉藤(J)(9/12/13)

①イリミネーション・マッチ:CIMA、望月成晃、ドラゴン・キッド(VR)vs.堀口元気H.A.Gee.Mee.、斉藤ジミー了、ジミー神田(J)vs.土井成晃、吉野正人、リコシェ(W1)vs.戸澤陽、BxBハルク、谷崎なおき(MB)(Infinity 283 1/17/13)
 まずは場外乱闘ですが何をするでもなく定番だから行っただけに見えます。
 つかみとしては弱いですね。
 リングに戻ると4ウェイということで数珠ヘッド・ロックなど。
 場外にはけないとDGは4ウェイを意識してこういうネタに走ってしまう。
 楽しいことは確かでネタ数も他の団体よりストックはあるが、
 そのせいでチームとしての位置づけがなくなってしまうのが問題です。
 特にMBのヒール性が殺されるのが痛い。
 個人の鉄板スポットの後キッド孤立へ。
 キッドという技をかけやすい相手に
 それぞれが技でしっかりアピールしていきます。
 全員同時ダイブ、数珠ブレーンで盛り上げます。
 その際、斉藤がCIMAにサイクリング・ヤッホーを決めますが、
 股裂きを解いた選手が同時にドロップ・キック。
 それをネタにしてしまうのが序盤のMBヒール性殺しと同じく
 DGの多人数マッチの捉え方の残念な部分です。
 時に試合の真剣味、本質を殺いでいる。
 W1の素晴らしいスピード感で一気にブーストしVR脱落。
 斉藤の見事な押さえ込みの切り返しでW1も脱落。
 最後はMB vs.J。
 パワフルでスピーディな技の数々をパウダー攻撃から締めました。
 クオリティは高いが、軍団が一同に解して激突という意味合いが4ウェイの中で薄れて
 好勝負には少し届かず。
 (執筆日:3/2/13)

②ネームvs.キャリア:谷崎なおき(MB)vs.豊中ドルフィン(J)(Infinity 285 1/27/13)
 レスリングの中に苦しい表情を織り交ぜます。
 豊中も気持ちの乗った動きを見せていますね。
 谷崎がカウンターでマット攻撃を行い、
 セコンド攻撃も加わってと分かりやすいフェイスvs.ヒール対立に持って行きます。
 豊中の受けている際の気持ちの張りよう、表情が中盤になっても素晴らしい。
 谷崎は典型的なヒール・プレイで試合を運ぶも
 力技のブレーン・バスターなど技を適切な場面で使っているのでダレない。
 更には椅子攻撃で落として更にロング・マッチへと発展させたのも友好。
 場外の椅子の山にどちらが落ちてしまうのか、という見せ場は視線を一気に集めました。
 パウダー攻撃からロープ悪用フォールで一度決着がつくも裁定が覆り再試合に。
 谷崎はどぎついヒールになるためにこの一歩先に行きたいですね。
 それは表情や仕草といったところですが、
 抑えるべき行動はやれているので十分合格点です。
 二ア・フォール合戦からパウダー攻撃誤爆やレフェリーへの妨害ガ加わり盛り上がりました。
 文句なしに好勝負。

③KoG1回戦:YAMATO(A)vs.望月成晃(VR)(Infinity 295 5/10/13)
 望月がアンクル・ロックに引きずり込んだ際のYAMATOのリアクション。
 過剰にはせず抑えつつもしっかりキャラを作りこんでいます。
 そこから両者の感情と色合いののったぶつかり合い。
 何をやろうか考えながらもその思考の時間を
 上手くリアル・タイムの中に落とし込んでいます。
 スター対決として魅せる間もできているし、
 YAMATOの受け表現も素晴らしいので
 終盤の二ア・フォールも一つ一つ大きく盛り上がりました。
 ぎりぎり好勝負。

④オープン・ザ・トライアングル・ゲート王座戦:土井成樹、しゃちほこBOY、リッチ・スワン(W1)(ch)vs.望月成晃、K-ness、ジミー・ススム(VR)(Infinity 300 6/5/13)
 会場大乱闘から始めると両リンを匂わせてリング・イン。
 演舞とスポットを匠に組み合わせていますが、
 この試合の中心となったのは後楽園のメイン初となるしゃちほこ。
 ダイブをことごとく望月に防がれハードにバンプしています。
 その体の張りっぷりを考えると
 最後まで中心に据え続けても良かったように思いますが、
 そうしなかったのはそうはいっても格が劣るということでしょうか。
 しゃちほこに代わって終盤の本筋を務めた
 他の選手も派手な合体技とスピーディな切り返しで大きく盛り上げました。
 最後はK-nessがスティールして決着。
 ぎりぎり好勝負です。

⑤オープン・ザ・ドリーム・ゲート王座戦:YAMATO(MB)(ch)vs.ジミー斉藤(J)(9/12/13)
 序盤のレスリングは一つ一つのサブミッションで動きを止める。
 試合時間を取るならベースはこれぐらいじっくりで丁度良いですね。
 トペを狙うもYAMATOがリング下に隠れて
 脚への低空ドロップ・キックで斉藤をダウンさせます。
 ここで短絡的に脚攻めとせず
 顔への蹴り等雰囲気を出すことにした選択は正解。
 また技らしい技を使わずに済ませたのも素晴らしい。
 斉藤が主導権を取り返すと
 YAMATOの抵抗を防ぎながら技で盛り上げ。
 介入合戦から一気にヒートさせ、序破急で成立させた。
 綺麗に右肩上がりにクオリティを向上させました。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:12/?/13)