TOP日本のプロレスDragon Gate(闘龍門) →Dragon Gate:Dead or Alive 5/5/13

Dragon Gate:Dead or Alive 5/5/13の分析


名勝負 なし
好勝負 オープン・ザ・ブレイブ・ゲート王座戦:ドラゴン・キッド(VR)(ch)vs.吉野正人(W1)

①問題龍、Kzy(MB)vs.富永千浩(A)、清水優己
②斉藤ジミー了(J)、堀口元気H.A.Gee.Mee.(J)、ジミー神田(J)vs.超神龍(A)、スペル・シーサー(MG)、サイバー・コング
③K-ness、琴香(MB)vs.ジミー・カゲトラ、豊中ドルフィン(J)
④ジミー・ススム(J)vs.リコシェ(W1)

⑤オープン・ザ・トライアングル・ゲート王座戦:土井成樹、しゃちほこBOY、リッチ・スワン(W1)(ch)vs.望月成晃、ドン・フジイ、HUB(VR)
 まずは個々のアピールですが、しゃちほこが魅力に欠けますね。
 フジイの長ったらしい場外乱闘で挽回できないまま中盤へ。
 VRが反撃を許さない厳しい支配。
 タッチ成功から一定の盛り上がりを生み出します。
 しゃちほこは未完成ながら定番技として定着しそうなスポットは幾つかありますね。
 連携技も出てきて終盤にかけて盛り上がりました。
 平均的な良試合。

⑥オープン・ザ・ブレイブ・ゲート王座戦:ドラゴン・キッド(VR)(ch)vs.吉野正人(W1)
 いつもの数え歌ですが若干スピードは抑え目。
 逆に静止の間をあけて視線を惹きつけます。
 バランスの良い見せ方ですね。
 パズルのように相手との絡みを組み合わせた後、
 吉野が中盤から腰攻めへとつなげる。
 そこから得意のスピードで勢いを増します。
 本来の疲労感と緩急も付け加え静と動の両方の見せ方。
 終盤は攻防のスペクタクル。
 他にはできないスポットが連発します。
 カウント1で返したりとダメージ観をちょっと壊している感がありますね。
 もう少し受け、ロープ・ワークで工夫ができたのではないかと。
 それでも熟練見のある数え歌でした。
 ぎりぎり好勝負。

⑦オープン・ザ・ツイン・ゲート王座戦:BxBハルク、ウーハー・ネイション(MB)(ch)vs.鷹木信悟、YAMATO(A)
 ハルク、鷹木は相手の行動を受け手としてつないでいて流石この2人という感じ。
 続いてウーハーのマッスル・パワーとYAMATOのタフさのぶつかり合い。
 最初の個人のセット・アップは中々でしたね。
 続いて王者組みが主導権を握り孤立させます。
 ウーハーは連携技も試合運びも荒削りですね。
 それに比べるとハルクはストーリーに載った表現ができている。
 YAMATOがウーハーにボディ・スラムを決めひと段落。
 終盤へと突入していきます。
 ハルクと鷹木のカウンター戦を中心に打ち合い。
 ただもう少しスピード感が欲しいですね。
 またウーハーもここに混じるにはまだまだ足りないところがある。
 中々良い試合。

⑧オープン・ザ・ドリーム・ゲート王座戦:CIMA(VR)(ch)vs.戸澤陽(MB)
 序盤は同時にドロップ・キックをやったりしますが
 そんな相同性のある2人ではないですから違和感がありますね。
 続いて戸澤が腕攻め。
 相変わらず受け手としての補佐が弱いなと感じます。
 痛がりの表現はある程度ありますけどね。
 CIMAが経験を活かした一風変わった反撃。
 戸澤が脚狙いで応じます。
 脚への攻撃は挑発的な感情が篭っているし、
 同時にトペ連打では本来の魅力的な勢いを生み出しています。
 椅子を使った再びの腕攻めも良いですね。
 CIMAも脚への複雑なサブミッションで一極攻め対決。
 どちらも攻めも素晴らしいですが、
 局部へのダメージの影響を感じさせないのが残念。
 ここからの展開がやや悠長。
 椅子なんて使わずとも、しっかり見せ方を確立させれば
 同じインパクトを生めたと思うのですけどね。
 戸澤は技を彩る表現に自身の痛みを加えたため、
 CIMAと同じ立場に辿りつけず、そのままフィニッシュまで。
 ビッグ・マッチになりそうでならなかった。
 中々良い試合。

(執筆日:7/?/13)

注目試合の詳細

なし

試合結果

問題龍、Kzy(MB)vs.富永千浩(A)、清水優己
斉藤ジミー了(J)、堀口元気H.A.Gee.Mee.(J)、ジミー神田(J)vs.超神龍(A)、スペル・シーサー(MG)、サイバー・コング
K-ness、琴香(MB)vs.ジミー・カゲトラ、豊中ドルフィン(J)
ジミー・ススム(J)vs.リコシェ(W1)
⑤オープン・ザ・トライアングル・ゲート王座戦:土井成樹、しゃちほこBOY、リッチ・スワン(W1)(ch)vs.望月成晃、ドン・フジイ、HUB(VR)
⑥オープン・ザ・ブレイブ・ゲート王座戦:ドラゴン・キッド(VR)(ch)vs.吉野正人(W1)(新チャンピオン!)
⑦オープン・ザ・ツイン・ゲート王座戦:BxBハルク、ウーハー・ネイション(MB)(ch)vs.鷹木信悟、YAMATO(A)(新チャンピオン!)
⑧オープン・ザ・ドリーム・ゲート王座戦:CIMA(VR)(ch)vs.戸澤陽(MB)