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Dragon Gate:Best of Dragon Gate 2012 part.4の分析


名勝負 イリミネーション・マッチ:CIMA、望月成晃、ドン・フジイ、ドラゴン・キッド、HUB、Gamma(VR)vs.斉藤ジミー了、ジミー・ススム、堀口元気H.A.Gee.Mee、ジミー・カゲトラ、ジミー神田、豊中ドルフィン(J)(Infinity 273 11/8/12)

オープン・ザ・トライアングル・ゲート王座戦:斉藤ジミー了、堀口元気H.A.Gee.Mee、豊中ドルフィン(J)(ch)vs.BxBハルク、谷崎なおき、Kzy(MB)(Infinity 279 12/9/12)
好勝負 ジミー神田、ジミー・ススム、斉藤ジミー了(J)vs.望月成晃、ドン・フジイ、Gamma(VR)(Infinity 271 10/12/12)

CIMA(VR)、土井成樹(W1)、吉野正人(W1)、リコシェ(W1)vs.斉藤ジミー了、ジミー・ススム、堀口元気H.A.Gee.Mee、ジミー・ススム、豊中ドルフィン(J)(Infinity 277 12/6/12)

@ジミー神田、ジミー・ススム、斉藤ジミー了(J)vs.望月成晃、ドン・フジイ、Gamma(VR)(Infinity 271 10/12/12)
 (17分)
 短い場外戦から開始して会場を盛り上げると
 その盛り上がりを維持するリズムと荒々しさで試合を進めます。
 ススムの脚に狙いをつけて孤立させると
 陽気なフジイ、GammaVRがファン・スポットを、
 そしてシリアスな望月が攻防の要を担当。
 ススムの反撃と同時に終盤に突入すると
 スピード感、スポット、間による緩急、
 全てのバランスの整ったトリオならではの攻防が繰り広げられていきます。
 Gammaの竹刀攻撃すらそれを乱れさせず、最後まで完成度が高かった。
 MOTYを狙える内容ではないが間違いなく好勝負。
 ぎりぎり好勝負です。

AMB vs.暁3番勝負第3戦:鷹木信悟(A)vs.戸澤陽(MB)(Infinity 273 11/8/12)
 (14分)
 戸澤が不意を突いたバック・ドロップに
 味方の援護を受けての連続トペと押せ押せモード。
 MBになってから黙って受け手に回るシーンの印象が強いですが
 珍しく攻めの立場が続いていきます。
 しばらく耐えきった鷹木がパワフルな技で反撃しますが
 両者同じ大将としての立ち位置になっていました。
 気合を入れたスピード感ある攻防でブーストすると
 過程を見せながら各種ジャーマンのスポットで盛り上げます。
 控えが関わってくるのも自然で綺麗にまとめあげました。
 かなりクオリティは高いものの好勝負と呼ぶには若干試合時間が短いか。
 好勝負に少し届かず。
 
Bイリミネーション・マッチ:CIMA、望月成晃、ドン・フジイ、ドラゴン・キッド、HUB、Gamma(VR)vs.斉藤ジミー了、ジミー・ススム、堀口元気H.A.Gee.Mee、ジミー・カゲトラ、ジミー神田、豊中ドルフィン(J)(Infinity 273 11/8/12)
 (42分)
 (オーバー・ザ・トップ・ロープ・ルールあり)
 多人数マッチの定番、場外乱戦からのスタート。
 時にはスピード、時にはハード・ヒット、連携技で魅せながら
 要所でGammaの唾攻撃やHUBのストラップ攻撃など
 分かりやすいスポットで形をつけて構築しています。
 HUBは初めて見ましたが、そのギミックを上手く使いこなしていてアクセント付けが見事。
 退屈させない物量戦で25分が経過。
 一気にギアをあげると粘るGammaに対してフォール狙いのたたみかけ。
 圧巻ですね。
 Gamma脱落後は一転、オーバー・ザ・トップ・ロープでのぎりぎりの攻防。
 HUBのインパクト大のアルマゲドンやカゲトラの美しい丸め込みがあった後、フジイとススムの張り手合戦。
 この張り手合戦前に間を空けてのスロー・ダウンは素晴らしかったですね。
 クライマックスは堀口vs.CIMA、望月。
 この絡みだけでなく、ジミーズの地味さがまったくでなかった訳ではないものの
 試合におけるフィット感は文句のつけようがなく、堀口もまたバック・スライド1本で魅せ切りました。
 ぎりぎり名勝負。
 (執筆日:12/31/12)

CCIMA(VR)、土井成樹(W1)、吉野正人(W1)、リコシェ(W1)vs.斉藤ジミー了、ジミー・ススム、堀口元気H.A.Gee.Mee、ジミー・ススム、豊中ドルフィン(J)(Infinity 277 12/6/12)
 試合開始時の掴みはDGの中でも身体能力トップのW1が飛びぬけていますね。
 ジミーズもアピール系で載せ会場の雰囲気が非常に良い。
 W1の動きにCIMAのキャラが加わったのも良かった。
 同時トペコンで盛り上がったところを
 斉藤がサイクリング・ヤッホーをやたら狙う展開で上手くクール・ダウンさせています。
 一転、ドラゲーらしいスピードにのった打ち合い、カットの攻防へ。
 とにかく技を繋げて打って行くことに重きが置かれている部分もありますが、
 ここまで続けば凄いと思わせるレベルにはいっています。
 DGならではの華々しい一戦。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:3/2/13)

Dオープン・ザ・トライアングル・ゲート王座戦:斉藤ジミー了、堀口元気H.A.Gee.Mee、豊中ドルフィン(J)(ch)vs.BxBハルク、谷崎なおき、Kzy(MB)(Infinity 279 12/9/12)
 豊中含むジミーズに谷崎、Kzyということで弱いカードだなと思っていたら大間違い。
 見事な一戦でした。
 まずは抗争中の谷崎、豊中が火花を散らし、
 堀口の髪をいじりつつも、それをKzyの髪にやり返すことで
 ファンでありつつもシリアスさを失わせない形に持っていっている。
 Kzy、谷崎は他のトップ選手に比べて身体能力の面で劣っていることを理解しているのでしょう。
 だからこそDGの誰よりもこの試合ではヒールとして演じている。
 ハルクも彼らに歩調を合わせてまったりペースを壊さず、
 それでいて要所ではスタンディング・ムーンサルトなど
 2人ができない華を美しいバラとして添えている。
 同時ダイブ、サイクリング・ヤッホー、Kzyタイムなどスポットの配置は素晴らしいし、
 攻防は観ている方の理解速度にフィットした心地よいスピード感で行われている。
 だからこそカットも最小限に抑えられて意味ある打ち合いです。
 またMBの会場を使った痛めつけは後楽園のそれとは違うこの会場ならではだし、
 最後もパウダーではなく雪にして札幌というご当地カラーを加えたのはにくい演出です。
 ベビーフェイス/ヒールがアクセントに置かれたことはありましたが
 ここまで試合の芯に据えて花を咲かせたことはなかった。
 賛辞しかない試合内容。
 ぎりぎり名勝負です。
 (執筆日:3/2/13)

Eオープン・ザ・ドリーム・ゲート王座戦、3ウェイ・イリミネーション・マッチ:CIMA(ch)vs.鷹木信悟vs.BxBハルク(12/23/12)
 良い塩梅で主導権を取り合い。
 鷹木とハルクのヒートが際立ちます。

 ハルクは長い髪で表情を見せる・見せないを上手く使い分け、見せ方に反映していますね。

 正直、CIMAが入り3ウェイになることで
 クオリティが伸びたかというと疑問ではありますが
 見応えのある内容でした。

 好勝負に届かずも中々良い試合。
 (執筆日:8/?/25)