TOP日本のプロレスDragon Gate(闘龍門) →Dragon Gate:Kobe Pro Wrestling World Festival 7/22/12

Dragon Gate:Kobe Pro Wrestling World Festival 7/22/12の分析


名勝負 なし
好勝負 オープン・ザ・トライアングル・ゲート王座戦:土井成樹、吉野正人、Pac(W1)(ch)vs.望月成晃、ドン・フジイ、Gamma(VR)vs.BxBハルク、サイバー・コング、谷崎なおき(MB)

@スペル・シーサー、シーサーBOY、新井健一郎、K-ness. vs.堀口元気H.A.Gee.Mee!!、斉藤ジミー了、ジミー神田、谷嵜なおき(J)
A富永千浩、三代目超神龍vs.リッチ・スワン、琴香
BKzy、問題龍(MB)vs.大仁田厚、ストーカー市川(VR)

Cオープン・ザ・ブレイブ・ゲート王座戦:ドラゴン・キッド(VR)(ch)vs.リコシェ(W1)
 (24分中11分)
 期待通りの軽やかな攻防。
 リコシェがスピードのあるロープ・ワークで
 キッドが戦場の高さを利用することで、
 それぞれ戦いをより立体的なものへと発展させています。
 攻防のスピードをコントロールしているし、
 認知された大技を使った凄い切り返しもある。
 高度すぎて一瞬何が起こったか分からないようなものは
 決してプラスばかりなことではないけれどこの2人ならではという事を考えるとそれも良いか。
 好勝負に届かずも中々良い試合。

Cオープン・ザ・ツイン・ゲート王座戦:ジミー・カゲトラ、ジミー・ススム(J)(ch)vs.鷹木信悟、YAMATO(A)

Dオープン・ザ・トライアングル・ゲート王座戦:土井成樹、吉野正人、Pac(W1)(ch)vs.望月成晃、ドン・フジイ、Gamma(VR)vs.BxBハルク、サイバー・コング、谷崎なおき(MB)
 (26分中18分)
 3人でかわしあったり3ウェイならではの工夫を凝らした導入となっています。
 それに対するタッチとしてGammaのようなファン要素を添えています。
 同時ダイブで盛り上げるとPac vs.望月vs.ハルクが素晴らしい攻防を見せます。
 その後もそれぞれがワン・ターンの間でしっかりと主張しテンションを持続。
 数珠の打ち合い、連続攻撃、インパクトのある1スポットを織り交ぜ緩急をつけています。
 最後はパウダー攻撃で分かりやすくフィニッシュ前の合図をかけてまとめあげました。
 ぎりぎり好勝負。

Eオープン・ザ・ドリーム・ゲート王座戦:CIMA(VR)(ch)vs.戸澤陽(MB)
 (29分中15分)
 戸澤が竹刀攻撃を加えた問題龍を制裁したように
 ヒール要素を持ち込まずにCIMA越えを狙う構図。
 大一番にしようというプッシュ・アップは感じるのですが
 日本においての戸澤の試合運びはちょっとずれている。
 CIMAの椅子を加えた脚攻めといいどちらも立ち位置が定まりきっていません。
 CIMAが気力を持った攻めを繰り出せば、
 戸澤もジャーマンを皮切りにして大技の適切な打ち合いで応じ盛り上がりましたが、
 USインディーで変身した戸澤の姿はそこになかった。
 DG版WMのメインとしては物足りない中々良い試合程度。

(執筆日:12/31/12)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@スペル・シーサー、シーサーBOY、新井健一郎、K-ness. vs.堀口元気H.A.Gee.Mee!!、斉藤ジミー了、ジミー神田、谷嵜なおき(J)
A富永千浩、三代目超神龍vs.リッチ・スワン、琴香
BKzy、問題龍(MB)vs.大仁田厚、ストーカー市川(VR)
Cオープン・ザ・ブレイブ・ゲート王座戦:ドラゴン・キッド(VR)(ch)vs.リコシェ(W1)
Cオープン・ザ・ツイン・ゲート王座戦:ジミー・カゲトラ、ジミー・ススム(J)(ch)vs.鷹木信悟、YAMATO(A)(新チャンピオン!)
Dオープン・ザ・トライアングル・ゲート王座戦:土井成樹、吉野正人、Pac(W1)(ch)vs.望月成晃、ドン・フジイ、Gamma(VR)vs.BxBハルク、サイバー・コング、谷崎なおき(MB)
Eオープン・ザ・ドリーム・ゲート王座戦:CIMA(VR)(ch)vs.戸澤陽(MB)