TOP日本のプロレスDragon Gate(闘龍門) →闘龍門:5th Anniversary 6/29/03

闘龍門:5th Anniversary 6/29/03の分析


名勝負 なし
好勝負 UWA6人タッグ王座戦:斉藤了、堀口元気、横須賀享(DF)(ch)vs.新井健一郎、ドラゴン・キッド、望月成晃(M2K)

UDG王座戦:CIMA(CM)(ch)vs.マグナムTOKYO(DF)

IC=Italian Connection、CM=Crazy Max、M2K=M2K、DF=Do Fixer

2枚、約3時間40分です。
SlamBamJam製です。

@ミラノ・コレクションAT、YASSINI、ペスカトーレ八木(IC)vs.TARU、ドン・フジイ、SUWA
AアンソニーW森、岩佐拓典vs.三島来夢、セカンド土井
Bコンドティ修司vs.Jun(CM)vs.大鷲透
Cストーカー市川vs.グレート・サスケ

・CIMAvs.TOKYOの過去の試合をインターミッション中に放送するも4試合もあるので合計で9分程。

DNWAウェルター級王座戦:YOSSINO(IC)(ch)vs.K-ness(DF)

EUWA6人タッグ王座戦:斉藤了、堀口元気、横須賀享(DF)(ch)vs.新井健一郎、ドラゴン・キッド、望月成晃(M2K)
 前半は技量の髄を尽くした内容とはいえないものの
 M2Kのストーリー・テリングが見事。
 新井、キッドが結果を出せなければ辞めろ、と言われている状況に則り、
 望月は敢えて見放して自分の力で孤立から抜け出すのを待つ。
 そして孤立から抜け出てきたなら良くやったと認め、
 一気に動いて試合の形勢を逆転させていく様は格好良いですね。
 ダイブ連発後はDGの真骨頂。
 堀口の理のある構成、横須賀の相手をねじ伏せる強烈な攻め、
 キッドの超絶ハイ・フライ、新井の根性で加速していきます。
 見せ方の伴った潤沢な攻防の上に
 社長がDFのブルー・ボックス、パウダー攻撃を防ぐという演出まで加わり、
 最後は新井が石頭ギミックでボックス攻撃を耐え、
 リベンジのボックス攻撃からフィニッシュ、王座移動です。
 見事なトリオ・マッチでした。
 文句なしに好勝負。

FUDG王座戦:CIMA(CM)(ch)vs.マグナムTOKYO(DF)
 5度目の対戦は緊張感あるグラウンドでスタート。
 流れにのって対等に描くと見せかけつつも、
 読んで相手を上回るとする攻防を交えるので
 リアリティーのあるライバル関係が描かれます。
 TOKYOが試合の呼気を読みきったタイミングで
 エゴイスト・モードの試合運びに突入。
 やはり他のDG勢に比べマグナムの表現力は飛びぬけていますね。
 CIMAが低空ドロップ・キックから脚狙いで反撃。
 トペコンや花道でのパーフェクト・ドライバーといったスポットを完全に掌握しながら使用し、
 勢いだけではない息の詰まりそうな重厚な試合を続けました。
 均衡して決め手に欠ける中でここぞの連発、掟破りを織り交ぜ
 このカードならではの一戦を超えた攻防でフィニッシュ。
 期待通りの内容でしたね。
 文句なしに好勝負。

総評
 セミ、メインとも大成功しており必見の大会です。
DVD Rating:★★★★☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ミラノ・コレクションAT、YASSINI、ペスカトーレ八木(IC)vs.TARU、ドン・フジイ、SUWA
AアンソニーW森、岩佐拓典vs.三島来夢、セカンド土井
Bコンドティ修司vs.Jun(CM)vs.大鷲透(全員リングアウト)
Cストーカー市川vs.グレート・サスケ
DNWAウェルター級王座戦:YOSSINO(IC)(ch)vs.K-ness(DF)
EUWA6人タッグ王座戦:斉藤了、堀口元気、横須賀享(DF)(ch)vs.新井健一郎、ドラゴン・キッド、望月成晃(M2K)(新チャンピオン!)
FUDG王座戦:CIMA(CM)(ch)vs.マグナムTOKYO(DF)(新チャンピオン!)