TOP日本のプロレスDDT →DDT:Best of DDT 2025 part.2

DDT:Best of DDT 2025 part.2の分析


名勝負 なし
好勝負 KoDDT1回戦:樋口和貞vs.青木真也(5/6/2025)

Ko-Dタッグ王座戦:アストロノーツ(阿部史典、野村卓也)(ch)vs.彰人、高鹿佑也(6/7/2025)

@KONOSUKE TAKESHITA vs.MAO(4/182025)
 裏WMのラスベガス興行。

 MAOが自分のペースで翻弄
 タケシタはAEWのヒール・キャラではない形。
 力強いムーブで王者としてアピールしつます。
  
 MAOのらしさを出しているものの
 もっとタケシタと深く結びつけるポテンシャルはあるのでは。

 タケシタにもAWEでの輝きを考えると味気なく映り、
 試合の軸からの跳ね上がりが思った程ではありませんでした。

 好勝負に届かずも中々良い試合。

AKoDDT1回戦:樋口和貞vs.青木真也(5/6/2025)
 青木の密着時の見せ方は素晴らしく、
 力を込めていることが伝わって来ていて、
 身体の線は細いのに実に力強い。

 樋口は石頭ネタなどを使いつつも
 試合運びは柔軟でお互いの良さをミックス。

 それぞれがしっかり魅力を出した内容になっています。

 ぎりぎり好勝負。

BKoD決勝:KANON vs.樋口和貞(5/25/2025)
 KANONはまだ粗削りなものの
 マッチョな体格から繰り出されるパワフル・ムーブは魅力ですね。

 この大一番に勝つかどうかでKANONのキャリアが変わるので
 ストレートに勝敗にスポットを当てて魅せていく。

 KANONの実直な攻めに対し樋口が若干変則的にいなし、
 見事に推し立てて、まだその時ではないと敗北させつつも、
 KANONの次につながる内容に仕上げました。

 好勝負に少し届かず。

CKo-Dタッグ王座戦:アストロノーツ(阿部史典、野村卓也)(ch)vs.彰人、高鹿佑也(6/7/2025)
 見応えのあるグラウンドから高鹿の孤立へ。
 
 彰人がドラスク連発し2人同時にかけたりと
 レスリング・テクニックを中心に据えながら
 面白い攻防にも昇華させていますね。

 挑戦者の攻めには工夫を感じ、
 王者の絵作りは一瞬でひっくり返す説得力を持たせます。
 初めて見る高鹿もこのこだわりの攻防の中で蚊帳の外にならずに
 入っていけていて良かったですね。

 〆も世界観の中にぴったりはまり素晴らしかった。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:6/?/25)