TOP日本のプロレスDDT →DDT:Best of DDT 2022 part.5

DDT:Best of DDT 2022 part.5の分析


名勝負 なし
好勝負 KO-D無差別級王座戦:樋口和貞(ch)vs.坂口幸雄(10/23/22)

D王GP公式戦:樋口和貞vs.納谷幸男(11/18/22)

@KO-D無差別級王座戦:樋口和貞(ch)vs.青木真也(10/12/22)
 タッグ王座を防衛した樋口の元に青木が現れ、いつでも挑戦権を行使。

 前の試合でボロボロになっている樋口の腕を青木が攻めて
 いますぐ勝敗が決まってもおかしくない攻防が繰り広げられます。

 青木の強みを活かし、弱みをカバーするシチュエーションですね。

 樋口が戦えない状態での気持ち、覚悟を見事に表現。

 最後のフィニッシュ含めてコンセプチュアルな内容を適切に仕上げました。

 好勝負に少し届かず。

AKO-D無差別級王座戦:樋口和貞(ch)vs.坂口幸雄(10/23/22)
 坂口が蹴りかかるとスリーパーにギロチン・チョーク。
 リングでも場外でも徹底的なサブミッション攻め。

 樋口が落とされる寸前で耐え忍んでいくコンセプト・マッチでしたね。

 じっくりとした見せ方から終盤は派手な技にシフト。
 ここで表面的な見せ方にならずに
 しっかりその延長上として魅せ切ったのは見事でした。

 ぎりぎり好勝負。

BD王GP公式戦:樋口和貞vs.火野裕二(11/5/22)
 チョップの打ち合い。
 ロープに走ってチョップ。場外でもチョップ。

 そういうコンセプトなんだと皆が理解し、
 その空間を楽しんではいますが
 熱狂とはまたちょっと違うその一歩手前。

 終盤になるとアイアン・クローをかけあったり
 そのコンセプトに関して陶酔するよりも楽しむレベルに収まっていて
 火野vs.滝澤を知っているとスケール・ダウンした印象を持たざるを得ません。

 コンセプト・マッチとしては後一歩ながら
 そのコンセプトに拘り過ぎなければ
 試合としては上手く構成、盛り上げの起点作りにしていて十分良かった。

 好勝負に少し届かず。

CD王GP公式戦:樋口和貞vs.納谷幸男(11/18/22)
 パワーの全面激突。
 分かりやすいのでキャリアの浅い納谷も迷わないですね。

 樋口も王者として譲らないラインがあり、
 それは対納谷とは別の要素なのでブレない。

 納谷のコーナーに走ってのクローズライン。
 その走る時もリングが音鳴りして迫力がありますね。
 これからどう成長していくか楽しみです。

 納谷がいま一番輝ける方向性で強みを押し出した内容でありながら
 まったく試合の評価を下げる弱みが出ることもなかった。

 納谷のキャリア・メイク・マッチ。

 ぎりぎり好勝負。

DD王GP決勝:上野祐樹vs.納谷幸男(12/4/22)
 恵まれた体躯の納谷に対し、
 上野が環境を使ったハードな攻めで、
 試合的にも説得力ある形でありつつ
 リアルで必要なリード役を務めます。

 納屋は次のシーンに繋げるためのダメージ表現は課題ですが、
 一発一発のパワフルさはやっぱり魅力的ですね。

 決勝らしく加速していく攻防は見応えありで合格点。

 2人だけの形を見出すまで後一歩なので、
 もう少ししてリマッチも見たい。

 好勝負に届かずも中々良い試合。
 (執筆日:11/?/22)