DDT:Best of DDT 2022 part.4の分析
| 名勝負 | 竹下幸之助vs.佐々木大輔(9/10/22) KO-D無差別級王座戦:樋口和貞(ch)vs.竹下幸之助(9/25/22) |
| 好勝負 | クリス・ブルックス、高梨将弘、カーラ・ノワールvs.MAO、上野勇希、小嶋斗偉(9/18/22) |
@鈴木みのる、坂口幸雄vs.青木真也、HARASHIMA(9/10/22)
MMA。
そのコンセプトの共通認識を持ちつつ、
プロレスの中でそれぞれのバックグラウンドから
異なる個人的解釈をしてぶつけ合っています。
タッグとしてはそこまでまとまっておらず
シングル四通りが見れる、という質の内容ですが、
ユニークでメイン前としては素晴らしいお仕事でした。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:9/?/22)
A竹下幸之助vs.佐々木大輔(9/10/22)
間違いのない形で布石を打ちつつ、
複数の要素を使いこなして
論理的でありながら予期せぬスポットも実現させます。
ムーブ単体でも相当にインパクトがあるのに
流れの中でメリハリがついて最大級の効果。
エプロン・ジャーマンから始まり、場外ペディグリー、
トペ受け止め垂直落下式ブレーンバスター、と
とんでもないスポットをこれでもかと連発し後半に向けて起爆剤。
勢いをつけつつも脚攻め交えた上手い見せ方を絡め、
それでいながら上手さ以上に気迫が際立つせめぎ合い。
クライマックスの一撃一撃は物凄く、
指数関数的に上がってDDTのMOTY候補となりました。
ぎりぎり名勝負。
(執筆日:9/?/22)
Bクリス・ブルックス、高梨将弘、カーラ・ノワールvs.MAO、上野勇希、小嶋斗偉(9/18/22)
vs.上野が組まれているカーラのショー・ケース。
奇妙なキャラ表現でばっちり心を掴まれましたね。
アピールを上手く使う高梨とも
パートナーとして馴染んでいました。
MAOはどう他の人と絡むかの選択が見事で
小嶋と上野も躍動したムーブで魅了しましたね。
そしてクリスの嗅覚もピカイチで
13分ないコンパクトな試合時間設定ながら
6人全員の素晴らしいパフォーマンスが伝わってくる内容。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:8/?/25)
Cユニバーサル王座戦:上野祐樹(ch)vs.カーラ・ノワール(9/25/22)
カーラが不意打ちジョン・ウーから連打。
ターン・バックルにぶつけていき、サブミッションも異質感を漂わせます。
本格派を損ねない程度にキャラの雰囲気を醸していますね。
上野は耐えた後、力強い反撃。
技のタイミングがズレている場面が幾つか見られたものの
同じ技を複数回使うことで分かりやすい攻防の発展を描き、
カーラ初見でも楽しめる激闘でしたね。
最後のカーラのダウン表現による上野の立て方は素晴らしかった。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:9/?/22)
DKO-D無差別級王座戦:樋口和貞(ch)vs.竹下幸之助(9/25/22)
序盤の演舞からして、演舞ながらしっかり重みが伴っていて
そこいらのものとは別物になっています。
オーソドックスな入りに見せて
外しを入れて印象付けをしています。
それは単なる絵作りでなく、強烈なトータル・パッケージです。
旬同士のレスラーの対決ならではで、見ていてワクワクしますね。
目の前の最上にまだ可能性が残っている。
タッパもあり大迫力な技で、
それぞれの理解度の強度も落ちず試合進行。
見事な連撃はそれぞれ攻め手、受け手のセンスがあってこそ。
笑ってしまうレベルのスケール感でしたが、
樋口が鉄柱自爆させられるも微動だにしない表情から再起動しヘッド・バット、
という見せ場から更なる怪物に発展して、
こちらの天辺と思っていたレベルを悠々と乗り越えていきました。
樋口は才能豊かなレスラーですが、
これまでで一番ポテンシャルを発揮している試合ですね。
流血も加わり、最後のフィニッシュ含めてドラマチックに仕上がりました。
MOTY候補。
文句なしに名勝負。
(執筆日:9/?/22)





