DDT:Best of DDT 2022 part.3の分析
| 名勝負 | なし |
| 好勝負 | 樋口和貞、吉村直己vs.遠藤哲也、秋山準(8/14/22) KO-D無差別級王座戦:樋口和貞(ch)vs.遠藤哲也(8/20/22) タッグ王座戦:樋口和貞、吉村直己(ch)vs.HARASHIMA、大鷲透(9/4/22) クリス・ブルックス、キッド・ライコスvs.竹下幸之助、上野勇希(9/10/22) |
@樋口和貞、吉村直己vs.遠藤哲也、秋山準(8/14/22)
遠藤と樋口の前哨戦。
少し出し惜しみしている感ありますが、
安定した攻防ですし、後半になるとギアを上げてきましたね。
また中核以外の組み合わせも見応えがあったのがこの試合のポイント。
期待の若手吉村に対し秋山がベテランとして壁となりつつも
安易に譲らないのが良いドラマを生みましたね。
実際に場の回しも適度にやっていてベテランとしての存在価値を
単なるギミック以上に証明していましたね。
吉村も自分のスタイルを崩さずに向かっていき、
タッグながらまさかの秋山からピンフォールを奪う金星。
これは良い内容でした。
ぎりぎり好勝負。
AKO-D無差別級王座戦:樋口和貞(ch)vs.遠藤哲也(8/20/22)
抑制を効かせた出だし。
樋口がどっしり安定感を利かせ、必要なことを最小限の力でこなします。
遠藤も小技を利かせて魅せますね。
コーナー上の遠藤をエプロンにスラムし中盤へ。
緻密な等身大から
派手なことばかりに走らなくても汗が滴る攻防となっています。
遠藤の受け表現はこの試合において特別な境地にあったし、
樋口もまたそれに乗って気取りすぎない王者然として対応。
最後は遠藤が劣勢に追い込まれ力尽きるエンディングで華やかなものではないですが、
試合内容に合った印象的なものになっていました。
文句なしに好勝負。
Bクリス・ブルックスvs.朱崇花(9/4/22)
挑発しあって朱崇花がケプラーダ狙うもMAOに誤爆。
逆にクリスがジョン・ウーとハードなやり取り。
構造はシンプルなハード・ヒット・マッチですね。
攻めの積み重ね方、連続攻撃のスムーズさ、
センスあるカウンター、とアクションの完成度は高く、
右肩上がりになっていますね。
クリスが思いのほか高い壁を演じており、
受け時にそのままダウンせず反撃に転じます。
vs.赤井のようにもう少し受けに回った方が
より可能性が花開いたのではという印象はありますが、充実の一戦。
好勝負に少し届かず。
Cタッグ王座戦:樋口和貞、吉村直己(ch)vs.HARASHIMA、大鷲透(9/4/22)
大鷲がゴング待たず襲撃し、
テーブルに樋口を投げ落とす暴れっぷり。
スポット自体は前もって決めればどうとでも出来ますが、
場をかき回すタッグ・プレイヤーとしても機能しており、
今敢えて王座戦という場に出てくるだけの気概とパフォーマンスを見せました。
大鷲に引っ張られるように他の3人も良質な働きを見せましたが、
とにかくこの試合は大鷲が予想以上の働きを見せたことに全ては集約されます。
お見事。
ぎりぎり好勝負。
Dクリス・ブルックス、キッド・ライコスvs.竹下幸之助、上野勇希(9/10/22)
竹下のハードヒットにクリスがヘタレ、
ライコスも小柄なので打撃は通じず。
個として相手に劣るポジションに持って行きつつも
タッグ要素を豊富に入れて攻防を成立させています。
同日に複数試合行う裏事情にも配慮した作り方の上手さにも拍手ですね。
オープニングの軽やかさを持たせつつ充実の内容でした。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:9/?/22)





