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DDT:Best of DDT 2017の分析


名勝負 なし
好勝負 KO-D無差別級王座戦:HARASHIMA(ch)vs.竹下幸之介(3/20/17)

KO-D無差別級王座戦:竹下幸之介(ch)vs.遠藤哲也(4/29/17)

@EXTREME王座戦、蛍光灯IPPONデス・マッチ:葛西純(ch)vs.彰人(1/3/17)
 彰人が蛍光灯という葛西の土俵にのりつつ
 1本で決着という注文をつけて縛りをつける、という熱い展開。
 実運用として2人が触れている時に割れたら
 攻撃した方が負けというルールまで整備しているのが良い。

 慣れない彰人が蛍光灯設置に時間がかかったり、
 それのフォローもあるのでしょうが葛西が
 セーフという仕草をしたりユーモアに走っているのは勿体無く感じられる。
 それぐらい蛍光灯の見せ方は多彩だったし、
 後半も偽者の蛍光灯を持ち込んだりとアイディアは尽きなかった。
 アイディアを上手く形にしていました。
 平均的な良試合。

AKO-D無差別級王座戦:HARASHIMA(ch)vs.マイク・ベイリー(1/3/17)
 ベイリーが蹴りの連射法で果敢に攻め込みます。
 HARAHSHIMAは猪木アリ戦法で対処。
 ベイリーを立てた上で脚殺しに転じます。
 HARASHIMAはしっかり見極めて冷静に動いていますね。
 少し技の見栄えが物足りないけれども。
 エプロンでの蹴り合いで盛り上がって終盤戦。
 HARASHIMAの要望にベイリーがもう少しついていければ
 余剰な部分が少しカットできればと思うものの
 ベイリーはアウェイで良くぞここまでやりぬきました。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:4/?/17)

BKO-D無差別級王座戦:HARASHIMA(ch)vs.竹下幸之介(3/20/17)
 竹下が場外でブレーン・バスターを決め首攻め。
 HARASHIMAが花道でニー・クラッシャーを決め脚攻め。
 前半は双方が一方的に一極攻めを続ける形なので
 余りエキサイティングとは言いがたいものがあります。
 攻守切り替えへの流れも意識が薄めです。
 しかしながら試合全体を俯瞰した時の構成力は良いので不思議な印象。
 後半にかけてはドラマチックに。
 竹下は1年前に既に戴冠済みですが、いまだ21歳とあって、
 若さ、不器用さを昨年の試合以上に前面に押し出してくる。
 この荒削りさはどこまで意識的にやっているのでしょう。
 序盤の竹下の首攻めがこの良い意味で
 微妙なニュアンスに利いてきています。
 最後は竹下が他のDDTレスラーの技を使って上手く〆。
 ぎりぎり好勝負です。

CKO-D無差別級王座戦:竹下幸之介(ch)vs.遠藤哲也(4/29/17)
 20代前半の2人による60分試合への意欲的な挑戦。
 竹下はこの手の60分構築によく使われる
 執拗なヘッド・ロックを利用しますが過度には頼らず、
 喉に足を押し当てたりと荒々しさも見せて首攻めに昇華させます。
 そのため60分試合の意図は上手く隠せています。
 遠藤はスピード・ワークから反撃を狙うも初動を悉く潰される形で
 2人の今のキャリアの差をはっきりと明示してみせます。
 それでも鉄柱攻撃から主導権を取り返し脚攻め。
 椅子へのニー・クラッシャーを使う等行動は
 ダムネーションとしての遠藤らしさを見せているのは良いですが、
 もう少しヒールらしい感情表現もあると更に良いですね。
 続いての竹下反撃のシーンは
 パワーを活かしたスポットはあるものの
 ハイ・スポットまではまだ使えないジレンマの中適度にやれています。
 ただ見ていて少し焦れてきた所で
 遠藤がシャツを脱いでのダイブでギア・アップしてきて
 緊迫感をあげてリフレッシュさせます。
 30分経過。
 パートナー同士の息のあった切り返し合いと
 鋭いスポットで白熱の終盤戦へと突入。
 私的なラリアットの耐えあいを混ぜるセンスも良く、最高の攻防です。
 であるが故にここで40分試合としてまとめたならこれは間違いなく名勝負です。
 ただ目標の60分までに20分足りない。
 そのために場外戦に出て行ってハードコア要素を加えたり、
 遠藤が脚攻めを再開したりする。
 アイディア自体は良いのだろうけれど
 それまで抑えて抑えてきた中で
 30-40分の攻防のギアをあげすぎて、
 この追加要素は取り留めの無いごちゃごちゃ感を与えてしまいます。
 それでもリアル/虚実入り混じった主張等
 エピローグ的攻防として良いものもありました。
 最後の15分は身の丈を超えていた挑戦でしたが、
 それまでの構築は非凡な出来を見せており、
 更にキャリアを積んでまた挑戦した欲しい、
 そしてそのときは今回の課題をブレークスルーだろうと信じさせるに足る、
 素敵なエピック・マッチでした。
 文句なしに好勝負。
 (執筆日:6/?/17)


注目試合の詳細

なし

試合結果

@EXTREME王座戦、蛍光灯IPPONデス・マッチ:葛西純(ch)vs.彰人(1/3/17)
AKO-D無差別級王座戦:HARASHIMA(ch)vs.マイク・ベイリー(1/3/17)
BKO-D無差別級王座戦:HARASHIMA(ch)vs.竹下幸之介(新チャンピオン!)(3/20/17)
CKO-D無差別級王座戦:竹下幸之介(ch)vs.遠藤哲也(60分時間切れ)(4/29/17)