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DDT:Best of DDT 2015 part.2の分析


名勝負 KO-D無差別級王座戦:HARASHIMA(ch)vs.竹下幸之助(11/28/15)
好勝負 飯伏幸太、佐々木大輔vs.関本大介、岡林裕二(8/23/15)

KO-D無差別級王座戦:坂口征夫(ch)vs.HARASHIMA(10/25/15)

エクストリーム王座戦、ノーロープ・マッチ:彰人(ch)vs.アントニオ本多(11/13/15)

HARASHIMA、大家健vs.棚橋弘至、小松洋平(11/17/15)

@飯伏幸太、佐々木大輔vs.関本大介、岡林裕二(8/23/15)
 台車をのせて花道から突き落とすというスポットの緩さを
 BJW組のシンプル・ストロングな攻めと
 飯伏のリアルさを伴った鋭い動きが一瞬で振り切ってみせる。
 良いですね。
 佐々木の独特の感情表現で終盤への為を作ると
 終盤は関本、岡林の連携を軸に
 飯伏、佐々木がそれぞれ1vs.2でスポット作り。
 最後の肩車された相手をトップ・ロープに立った状態から
 ジャーマンで投げ捨てるという技には驚きましたね。
 本格派タッグ同士のぶつかり合いという要素だけは足りないが、
 他の部分で十分に魅力を持った内容に仕上がっています。
 ぎりぎり好勝負。

AKO-D無差別級王座戦:坂口征夫(ch)vs.HARASHIMA(10/25/15)
 ローで牽制しあうような緊迫感ある序盤。
 先のKUDOと似通ったスタイルのHARASHIMAですが、
 この世界観にまで昇華させれるかが大きい。
 HARASHIMAが蹴りを受け止めてドラスクから脚攻め。
 これも脚をチクチク攻めるだけではなく
 大技を適度に交えてアクション性があるのが素晴らしい。
 蹴りあいもリズムがあり流れの一環として機能。
 全てにおいて坂口vs.KUDOもこうありたいと思わせる程
 高クオリティな仕上がりになっています。
 坂口がもう少し脚の痛みを表現すれば色気が出たのが惜しいが、
 素晴らしい王座戦といえるでしょう。
 ぎりぎり好勝負。

Bエクストリーム王座戦、ノーロープ・マッチ:彰人(ch)vs.アントニオ本多(11/13/15)
 ノー・ロープな上に場外転落も敗北という特殊ルール。
 この特別なシチュエーションが加わる中で
 オーソドックスなレスリングが激変します。
 その体勢からどう動かせば場外転落につなげられるか、
 どういう意図があるのか
 レスラーも観客もリアルタイムで思考を働かせ続ける。
 本多の得意技ムーブと彰人の多彩な脚攻めも噛み合い
 スポット作りもこの世界観の中にフィット。
 最後のフィニッシュも含みがあって良い。
 ぎりぎり好勝負。

CHARASHIMA、大家健vs.棚橋弘至、小松洋平(11/17/15)
 自分が応援する団体側に歓声を飛ばしあう
 対抗戦があるべき雰囲気感がありますね。
 また、カード的には明らかに小松と大家が寝かせ役なのですが、
 実際は棚橋x大家の絡みをメインにしてきたのが妙手。
 前半を大家の孤立という思い切った構成も
 棚橋のヒール風味ラフ・ファイトが素晴らしく成り立っています。
 ホット・タッグ後に控えうけしたり、
 誤爆からタッチ成功を導いたりと
 アメプロ的様式美も加わって盛り上がっています。
 このカードがすべきこと、できることを
 ほぼ完璧にやってのけた圧倒的熱量の対抗戦。
 文句なしに好勝負。
 (執筆日:6/?/17)

DKO-D無差別級王座戦:HARASHIMA(ch)vs.竹下幸之助(11/28/15)
 HARASHIMAが盤石の動きを見せるも
 竹下がエプロンに腰からぶつけ腰攻め。
 スポットだけに寄らない攻めで良いですね。

 HARASHIMAは腰の痛みを見せつつも
 まだ技が出せない程ではない状態をしっかり表現。

 エプロンでのスポットを経て試合に重みをもたせます。

 テンポの切り替えでちゃんとストーリーを語り
 その上で雪崩式リバースラナなど過激な技も入れて
 ビッグ・マッチとしての演出。

 そして過激な技を返されるだけの理屈。

 気持ちだけを理由にしないからこその味わいがありましたね。

 ぎりぎり名勝負。
 (執筆日:8/?/25)