DDT:Ryogoku Peter Pan 8/23/09の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | KO-D無差別級王座戦:HARASHIMA(ch)vs.飯伏幸太 |
SlamBamJam製。
Part1とPart2に分かれています。
合わせて2枚、約4時間です。
ダーク・マッチ、中澤マイケル肛門爆破デスマッチの結果により
(といってもどんな結果でもそうなるのですが)
中澤の肛門が爆破され開幕です。
@安部行洋、石井慧介、高尾蒼馬vs.入江茂弘、谷口智一、伊橋剛太
高尾のデビュー戦。
高尾のやられる姿には観客の応援を引き出す物がありますね。
ただルチャ修行を行ったという割には全然加工されておらず原石のまま、って感じ。
入江組の方は自分の体重の重さを分かっている動きで良し。
全体としては外す動きが目立ち、悪い意味でインディー。
悪い試合。
Aアイアンマン・ヘビーメタル王座戦、ロイヤル・ランブル
フォールありのRR。
物真似レスラーなどが登場し、
その芸を披露し終わったら抜ける、という内容で
余りにも試合にする気がないのがちょっと・・・。
ヨシヒコで始まりヨシヒコで終わったのは良い。
少し悪い試合。
Bタノムサク鳥羽&星誕期vs.長井満也&澤宗紀
(途中から)
打撃系の内容で、総合格闘技の真似事。
こういうのに手を出す時は
本当にそのジャンルがどういったものなのか考えた方が良い。
悪い試合。
C9冠王座戦:男色ディーノ(5冠王)vs.マサ高梨(4冠王)
ディーノのゲイ・ギミックはもう少し真剣に考えられるだ。
海外に比べて日本におけるゲイに対する理解が遅れている証拠のようなギミック使いだと思う。
ついでに試合運びにおける使い方でいうなら節操なし過ぎる。
キスも連発しすぎです。
マサは・・・何か書くつもりだったのだけど失念。
悪くは無かった。
MVPは見事な失神の表情を見せたレフェリー。
アフラックのCMに関しては元の台詞りも3人に重点を上げて作った方が良かったのでは。
平均レベル。
Dウェポン・ランブル:高木三四郎vs.グレート・サスケ
一定時間ごとに突拍子も無い凶器が入ってきます。
サスケの定番自爆凶器から、催眠術、両夫人まで。
楽しい事は楽しいが凶器の一発ネタ大会なので
試合だけで締めれた内容ではない。
試合後の両団体乱入、唱和があって、
休憩前の位置づけだったからこそ許せる。
まあまあ良い試合。
Eポイズン澤田JULIEvs.蝶野正洋
技巧の差もあって地味な内容だが
力の差、メジャー/インディーの差に関しては
適度なバランスを見つけていて
最後のフィニッシュはこれしかないチョイス。
狙いのファンタジーは見せている。
平均より少し上。
FKO-Dタッグ王座戦、4コーナー・エリミネーション・マッチ:フランチェスコ・トーゴー、PIZAみちのく(ch)vs.MIKAMI、葛西純vs.KUDO、ヤス・ウラノvs.ケニー・オメガ、マイク・エンジェルス
王者が省エネするという展開のみで、
後は何も考えず技を打っているだけ。
だからといって特にスピードがある訳でもない。
最初の乱闘も余りに早く収束させすぎて意味不明。
個別に見るとMIKAMIは動きが形だけで軽薄すぎ。
ケニーは気合が入っているが最初の脱落組み。
トーゴー、みちのくは絶品の動きを見せるがそれで試合が良くなる訳ではない。
KUDO、ウラノは最後のダウン、孤立表現が上手くいっていない。
悪くない試合。
試合後高木、サスケが挑戦を表明。
GKO-D無差別級王座戦:HARASHIMA(ch)vs.飯伏幸太
実質的手数を少なくする事で立ち上がり、
緊張感を演出するとHARASHIMAの腹攻めへ。
長時間をそれだけで攻防できる上質のそれでしたが
飯伏のリアクションはやや疑問がつく内容でしたね。
ダメージの蓄積が速すぎますし、
立体殺法への拘りはフィニッシュから帰納的にきた物に見えます。
少々崩れる場面も目立ちましたね。
終盤は気持ちの入った打撃の打ち合い含め素晴らしい攻防に仕上がっています。
しかし若者らしい内容である一方で若者の特権の暴走は無く、
優等生的に筋を絞っている割に深みが足りないせいで余り面白くない。
ぎりぎり好勝負。
映像でキャスト・ロールされる。
来年も両国で開催される事が発表される。
総評
初の両国が成功した事を否定するつもりは毛頭ないが
興行時間が長いし、DDTのファン(観客ではなく楽しみの方ね)は正直好きじゃない。
(執筆日:12/22/09)
DVD Rating:★★☆☆☆
注目試合の詳細
GKO-D無差別級王座戦:HARASHIMA(ch)vs.飯伏幸太構えて間合いを取る。
軽い牽制の蹴り。
HARASHI飯伏Aがタックルへ。
防がれるもそのままバックを取りにいく。
フロント・ヘッド・ロック。
逃れようとする飯伏をつぶす。
もがく飯伏のバックを取る。
飯伏が上にかぶさる。
HARASHI飯伏Aがもがいて逃れ仕切りなおし。
飯伏がいきなり蹴りかかる。
HARASHI飯伏Aが避け蹴りへ。
避けられるもそのまま払い蹴りへ。
飯伏は避ける。
着地に失敗するもソバットへ。
避けられるもすぐロープに走る。
HARASHI飯伏Aがドロップ・トー・ホールド。
レッグ・ドロップへ。
飯伏は避けると蹴りへ。
HARASHI飯伏Aが避ける。
仕切りなおし。
組むと飯伏がリスト・ロック。
HARASHI飯伏Aがリスト・ロックに返す。
飯伏がロープを使って場外に飛びHARASHI飯伏Aの腕をロープに押し付ける。
コーナーに飛び乗るとミサイル・キック。
コーナーに振ろうとする。
振り返された飯伏はムーンサルトで裏に回ろうとする。
読んでいたHARASHI飯伏Aは蹴り上げる。
ダウンする飯伏の胸を蹴る。
レッグ・ドロップ。
腹を踏みつける。
コーナーに逆さ吊りにする。
腹にドロップ・キック。
カバーするもカウント2。
エルボー・ドロップ。
踏みつける。
ニーを押し当て首を引っ張りあげる。
飯伏がロープに脚をかける。
HARASHI飯伏Aが飯伏の背中を蹴りつける。
ボディ・スラム。
ボディ・シザース。
ヘッド・ロック。
ロープに振られたHARASHI飯伏Aがショルダー・タックル。
ロープに走る。
リープ・フロッグにいった飯伏にビッグ・ブーツ。
腹にエルボー・ドロップ。
もう1発決めカバー。カウント2。
キャメル・クラッチ。
飯伏がロープをつかむ。
HARASHI飯伏Aが飯伏をコーナーに振り突進。
避けられるも蹴りをいれロープに走る。
飯伏がカウンターでジャンピング・キック。
HARASHI飯伏Aに変形ボディ・スラム。
コーナーに上る。
HARASHI飯伏Aが起き上がり飯伏を殴りつける。
スーパープレックスを狙う。
飯伏がエルボーを打ち込んでいき落とす。
HARASHI飯伏Aが飯伏を落とそうとする。
飯伏は横のロープにのるとムーンサルトでリングに着地。
ハリケーン・ラナ。
HARASHI飯伏Aがたまらず場外へ。
飯伏がコーナーに上ろうとする。
HARASHI飯伏Aが飯伏の膝裏に蹴り。
HARASHI飯伏Aはコーナーを挟んだ横のエプロンに上がる。
エルボーの打ち合い。
サード・ロープ、セカンド・ロープとのぼる。
飯伏がエルボー連打。
HARASHI飯伏Aはリングに崩れるかと思いきや逆上がりで蹴り。
コーナーにのぼろうとする。
飯伏がジャンピング・キックで場外に落とす。
コーナーにのるとそこからムーンサルト。
起き上がるとHARASHI飯伏Aをリングに戻す。
起こそうとする。
HARASHI飯伏Aがエルボー。
飯伏も打ち返しエルボーの打ち合い。
飯伏は避けると張り手からソバット。
ハイ・キックへ。
避けられるもペイレイ・キック。
コーナーにのりムーンサルトへ。
避けられるも着地しスタンディング・ムーンサルト。カウント2。
コーナーにのぼり飛び技へ。
HARASHI飯伏Aがカウンターで蹴り上げる。
持ち上げると腹からロープの上に落とす。
コーナーにのぼりダイビング・レッグ・ドロップ。
15分経過。
ボディ・スラム。
スプリングボード式ボディ・プレス。カウント2。
ドラゴン・スープレックスを狙う。
飯伏は振りほどくと殴りかかる。
HARASHI飯伏Aは避けるとフルネルソン。
フルネルソン・バスターを決める。
東郷クラッチ。
飯伏が振りほどく。
HARASHI飯伏Aが飯伏を担ぐ。
ダブル・ニー・ガット・バスターを狙う。
飯伏は着地して避けるとスタンディング・シューティングスター・プレス。
そしてセカンド・ロープからムーンサルトへ。
HARASHI飯伏Aが両膝を立てて迎撃。
コーナーに向かう。
飯伏が気合で起き上がって突進しバックを取る。
ジャーマンを狙う。
HARASHI飯伏Aはコーナーを掴んで防ぐとエルボー。
ジャーマンへ。
飯伏は着地するとジャーマン。
気合で起き上がったHARASHI飯伏Aにハイ・キックを放つ。
飯伏もハイ・キックを放ち相打ち。
飯伏がスピン・キック。
HARASHI飯伏Aが水面蹴り。
側頭部を蹴る。
両者ダウン。
カウント9で起き上がる。
HARASHI飯伏Aが胸に蹴り。
飯伏は体を起こすと胸に蹴り。
それぞれ3発打ち込む。
HARASHI飯伏Aが胸に蹴り。
飯伏がすぐ打ち返す。
HARASHI飯伏Aもすぐ打ち返す。
飯伏が崩れる。
飯伏は起き上がると胸に蹴り。
HARASHI飯伏Aが体を起こし胸に蹴り。
飯伏が蹴り。
HARASHI飯伏Aが蹴り。
ハイ・キックへ。
かわされるもそのままハイ・キックを叩き込む。
崩れた飯伏をカバー。
飯伏の脚がロープにかかる。
20分経過。
HARASHI飯伏Aがコーナーに上がる。
飯伏が側転からペイレイ・キック。
張り手に蹴り、ソバットというコンボ。
ハイ・キック。
ハーフネルソン・スープレックス。カウント2。
パワー・ボム。
フェニックス・スプラッシュにつなげるもカウントは2。
吼えるとコーナーに上がる。
HARASHI飯伏Aが起き上がり飯伏を殴りつける。
雪崩式を狙う。
後頭部にヘッド・バッド。
トップ・ロープから雪崩式リバース・ハリケーン・ラナ。
蒼魔刀。
もう1発。
カバーするもカウントは2。
無理やり起こすとタイガー・スープレックス。カウントは2。
バズソー・キック。
エプロンに出るとスプリングボード式蒼魔刀。
カバーするもカウントは2。
ふらふらの飯伏を起こそうとする。
飯伏がグー・パンチを連打。
HARASHI飯伏Aが飯伏の腹にハンマーを叩き込んでいく。
飯伏が顔に張り手。
HARASHI飯伏Aも打ち返す。
飯伏が張り手。
HARASHI飯伏Aが張り手。
飯伏が張り手を左右。
飯伏も左右。
張り手を打ち合う。
HARASHI飯伏Aが張り手を連打。
飯伏が張り手を連打。
掌底をストレートに叩き込んでいく。
ドラゴン・スープレックス。カウント2。
25分経過。
クローズライン。
カバーするもカウント1。
バズソー・キック。
前に抱えると後ろに投げ1,2,3!
飯伏が新チャンピオンに!
試合結果
@安部行洋、石井慧介、高尾蒼馬vs.入江茂弘、谷口智一、伊橋剛太Aアイアンマン・ヘビーメタル王座戦、ロイヤル・ランブル
Bタノムサク鳥羽&星誕期vs.長井満也&澤宗紀
C9冠王座戦:男色ディーノ(5冠王)(新チャンピオン!)vs.マサ高梨(4冠王)
Dウェポン・ランブル:高木三四郎vs.グレート・サスケ
Eポイズン澤田JULIEvs.蝶野正洋(10カウント・アウト)
FKO-Dタッグ王座戦、4コーナー・エリミネーション・マッチ:フランチェスコ・トーゴー、PIZAみちのく(ch)vs.MIKAMI、葛西純vs.KUDO、ヤス・ウラノ(新チャンピオン!)vs.ケニー・オメガ、マイク・エンジェルス
GKO-D無差別級王座戦:HARASHIMA(ch)vs.飯伏幸太(新チャンピオン!)