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DDT:Best of ROJO 2008の分析


名勝負 なし
好勝負 キャンプ場プロレス:高木三四郎、飯伏幸太vs.マッスル坂井、アントーニオ本多 (9/7/08)

@本屋プロレス:飯伏幸太vs.高木三四郎(4/27/08)
 殴り合いのインテンシティは低くないし、
 自販機からテーブルへのダイブ葬など
 ハードコアな見せ場もあるので
 乱戦としては悪くないのですが、
 制約を嫌ってほとんど街中の本屋の表で
 戦っていたのは本屋プロレスとして如何なものかと思いますね。
 平均より少し上。

A本屋プロレス:高木三四郎、男色ディーノvs.飯伏幸太、中澤マイケル(7/27/08)
 前回は街中の本屋でしたが、
 今回はショッピング・モールの1テナントである本屋で。
 とはいってもやっぱり戦場の制約が大きいですね。
 ポスターとか本屋っぽいものはより使っていましたが、
 より本屋っぽいものはスポットして軽いという問題。
 悪くない試合。

Bキャンプ場プロレス:高木三四郎、飯伏幸太vs.マッスル坂井、アントーニオ本多 (9/7/08)
 プロレスの歴史を紐解けば
 なにごとも初回が一番本物だったりするものです。
 初キャンプ場プロレス。
 初めてだからこそ現実をしっかり見据えていて
 制限の中でしっかり構成付けをして
 ベースとなる乱戦を気持ちをこめて行い、
 そして坂を転げ落ちる等の
 キャンプ場ならではの自然の山肌相手のバンプを
 躊躇なく本気で行っていく。
 演じ手が本物として演じきれるかがこういう試合の肝です。
 37分という試合時間は少し長いが
 後々の1時間近い試合時間よりは全然理に叶っている。
 本物の”路上プロレス”。
 ぎりぎり好勝負。

Cキャンプ場プロレス:山賊酋長、山賊A、山賊B、山賊C vs.高木三四郎、飯伏幸太、マッスル坂井、アントーニオ本多(9/7/08)
 興行としての尺の不足分をこうしてボーナス・マッチを追加し、
 メイン戦を長ったらしくしなかったのは正解。
 あくまでボーナス・マッチなのでこちらは緩めにファン・マッチ寄り。
 少し悪い試合。
 (執筆日:9/?/17)

Dエニウェア・フォール・マッチ:ケニー・オメガvs.?(?/?/08)
 DDTへの誘致につながったYoutubeの一戦。
 
 ゲームしているところから始まってユーモアかと思ったら
 強烈なハード・ヒットの打ち込みを見せて、ギャップで一気に魅了します。

 家の中から庭、湖、崖。
 移動もこの手のプロレスの妙ではありますが、
 今回は映像カットを上手く使って
 その代わりに路上プロレスの何でもありの面白さを追求しました。

 思わず歓声が口から出てしまう強烈なアピール・ビデオでしたね。

 相手も引き立て役として良いでした。

 中々良い試合。
 (執筆日:1/?/20)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@本屋プロレス:飯伏幸太vs.高木三四郎(4/27/08)
A本屋プロレス:高木三四郎、男色ディーノvs.飯伏幸太、中澤マイケル(7/27/08)
Bキャンプ場プロレス:高木三四郎、飯伏幸太vs.マッスル坂井、アントーニオ本多 (9/7/08)
Cキャンプ場プロレス:山賊酋長、山賊A、山賊B、山賊C vs.高木三四郎、飯伏幸太、マッスル坂井、アントーニオ本多(9/7/08)
Dエニウェア・フォール・マッチ:ケニー・オメガvs.?(?/?/08)