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全日本プロレス:AJPW Matches 1999の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@小川良成、マウナケア・モスマン、垣原賢人vs.ハヤブサ、ザ・グレート・サスケ、タイガーマスク(5/2/99)
 しっかり仕事をする面子なので
 ベースラインは高めになっていますが、
 注目カードに位置づけられている小川vs.サスケは不発。
 一方でタイガーvs.柿原は充実していましたね。

 連携技を放ち、後半にはハヤブサ組がダイブ3連発を見せる等
 トリオならではの豪華すぎる見せ場もありますが、
 ムーブ自体は現代からすると普遍的ではありますね。

 30分時間切れで箔をつける意図は理解できますが、
 たいして展開数もないので内容だけからすると
 20分時間切れに絞った方が評価はあがる。

 中々良い試合。
 (執筆日:12/?/19)

A川田利明vs.高山善廣 (全日本プロレス 7/17/99)
 高山が全日所属となり3戦目。
 バチバチの打撃戦を展開。
 対抗戦の時のような雰囲気感は薄れてしまいましたが、
 この2人ならではのタフ・マッチとして見応えあり。

 しかし7分いかずのリング・アウトというのは拍子抜け。
 スプリント・マッチ自体としては悪くないものの…。

 まあまあ良い試合。
 (執筆日:5/?/25)

B秋山準vs.小川良成(7/16/99)
 小川がタオルを投げつけ一瞬で初っ端から目まぐるしい攻防。
 俊敏な攻防になればなるほど小川のスキルが光りますね。

 秋山も良く理解した形で
 小川の戦略性を引き立てます。
 ハードながら心地よい攻防でしたね。

 ただ後半は秋山がスローに追い込む展開。
 退屈になり、前半の攻防も拾えていませんね。

 そして最後は小川なんて敵ではない、と言わんばかりの
 切って捨てるようなフィニッシュで、かいがない。

 平均的な良試合。
 (執筆日:7/?/21)