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全日本プロレス:Best of AJPW 1999 part.2の分析


名勝負 三冠王座戦:三沢光晴(ch)vs.小橋建太(全日本プロレス 6/11/99)
好勝負 三冠王座戦:三沢光晴(ch)vs.川田利明(7/23/99)

世界タッグ王座戦:バーニング(小橋健太、秋山準)(ch)vs.ノー・フィアー(高山善廣、大森隆男)(10/30/99)

@三冠王座戦:三沢光晴(ch)vs.小橋建太(全日本プロレス 6/11/99)
 今までの四天王プロレスとは異質な始まり方で
 前半の20分は大技がまったくない中
 挑戦者小橋の執拗なヘッド・ロックや腹攻め、腕攻めという
 多様な攻めが繰り出されていきます。
 やっぱりね、こういう風に地道に築いていった方が見ていて面白いですね。
 後半は小橋の流血というアクシデントや
 いつものごとくエプロン、場外でも出る危険な投げで
 試合は幾重にも盛り上がり続け幻のエメラルド・フロージョンで締めるにふさわしい死闘に。
 40分以上にも及ぶ試合時間があっという間に感じられました。
 只両立場を鑑みても三沢にも小橋に比類する工夫を求めたい所なので
 満点とはいきませんが文句なしに名勝負です。
 (執筆日:1/?/09)

A三沢光晴、田上明vs.川田利明、小橋健太(6/4/99)
 オーソドックスながら力強く華麗なレスリングでスタート。
 苛烈な打撃と観客をのせる緩急で
 序盤でありながら大きな見所を生み続けます。
 中盤はやや流し。
 10分ぐらいで控えとの乱れを含めて一気に詰めます。
 三沢に場外ハーフネルソンを決め三沢を孤立させます。
 三沢が抵抗による表現を加えず、
 完全にダウンしているので一方的な技によって試合を構築することになっていますね。
 小橋、川田の連続レッド・ドロップなどは面白かったけれども
 構成の流れとしては100%の組み合わせにはなっていません。
 ただインパクトはあるし火花も散っているので
 多少粗っぽくても何とか繋がっていますね。
 最後は適度な打ち合い。
 クオリティは十分だが、四天王の関係性が薄れてきている印象は否めなかった。
 好勝負に少し届かず。

 (執筆日:6/?/13)

B三冠王座戦:三沢光晴(ch)vs.川田利明(7/23/99)
 直近3戦が川田2勝1引き分けにあるとあって
 三沢が王者側ながら能動的に攻撃性をぶつけていきます。

 タイガー・ドライバー、エルボー・スイシーダ後、
 不発ながら断崖式タイガー・ドライバーを狙うシーンもありましたね。

 川田もしっかり応対し、
 中盤では三沢の顔に容赦なく入れるハードな打撃。
 
 ただ仕掛けがもう少し欲しいですね。
 三沢の投げに対し川田の表現的受けも余り見られず、
 少し煮詰まっている感も覚えます。

 ぎりぎり好勝負。

C世界タッグ王座戦:バーニング(小橋健太、秋山準)(ch)vs.ノー・フィアー(高山善廣、大森隆男)(10/30/99)
 遺恨の沸点が最大に高まっており、
 小橋が手をつけられない暴走モードに。
 秋山は加勢よりも抑止に動いていた方が多いのでは、と思う程。

 その為バーニングのタッグの連携は最小限で
 その要素はノー・フィアーが存分に発揮する形で、
 歪なバランスになっていて見せ方も限定的ですが、
 抗争の熱量を最大限に高め尖らせたという点ではお見事。

 ぎりぎり好勝負です。
 (執筆日:5/?/20)

注目試合の詳細

@三冠王座戦:三沢光晴(ch)vs.小橋建太(全日本プロレス 6/11/99)
  小橋がいきなりアーム・バーに持っていく。
  三沢がロープに脚をかける。
  三沢が場外で間をおく。
  小橋がヘッド・ロック。
  三沢がロープに振ろうとするも小橋は離さない。
  三沢がバック・ドロップを狙う。
  小橋がグラウンド・ヘッド・ロックに切り返す。
  三沢は起き上がろうとロープに振ろうとするもまた防がれる。
  小橋がグラウンド・ヘッド・ロックに持っていく。
  三沢がロープに脚をかける。
  小橋がフロント・ヘッド・ロック。
  三沢はロープ・ブレイクからエルボーを狙う。。
  小橋がガードし袈裟切りチョップ。
  ヘッド・ロック。
  ロープに振られかけるもチョップを入れグラウンド・ヘッド・ロック。
  三沢がカバーに持っていく。
  小橋はカウント2で返しロックも外さない。
  ロープに振られショルダー・タックル。
  グラウンド・ヘッド・ロック。
  三沢がグラウンド・ヘッド・シザースに返す。
  逃れられた所でエルボー。
  ロープに走る。
  小橋がフライング・ショルダー・タックルを決める。
  アーム・ドラッグ。
  三沢がグラウンド・ヘッド・シザースに切り返す。
  小橋が跳ね除け仕切り直し。
  三沢が回転してグラウンド・ヘッド・シザースに持っていく。
  逃れられるもリスト・ロック。
  腕の取り合い。
  三沢が前転からエルボー。
  小橋がローリング・チョップへ。
  三沢は避けるとスピン・キックへ。
  小橋が避けジャーマンを狙う。
  三沢が耐えバックを取り返す。
  スナップ・メアからバタフライ・ロック。
  小橋は起き上がると反転させる。
  三沢が反転しようとする。
  小橋が勢いをつけて戻すとバック・ドロップへ。
  三沢は後ろに着地するとエルボー。
  足を引いて倒すと背中にエルボー・ドロップ。
  ロープに振りドロップ・キック。
  カバーするもカウント2。
  チン・ロック。
  10分経過。
  小橋はロープ・ブレイクからチョップ。
  コーナーに振る。
  三沢は直撃を防ぐと振り返りざまにエルボー。
  サイド・スープレックスからカバー。カウント2。
  起こそうとする。
  小橋がチョップ。
  三沢がエルボー。
  小橋の後頭部にエルボー。
  ロープに振りバック・エルボー。
  小橋が耐える。
  三沢がロープに走る。
  小橋がスーパー・キック。
  三沢も耐える。
  エルボーとチョップの打ち合い。
  三沢が小橋をロープに振ろうとする。
  小橋が振り返しチョップ。
  三沢が耐えエルボー。
  小橋が袈裟切りチョップを連発。
  三沢もエルボー連発。
  小橋がローリング・チョップ。
  スピン・キック。
  ローリング・チョップ。
  このコンボには三沢もダウン。
  ロープに振ってはキッチン・シンク。
  ガット・バスターを決める。
  カバーするもカウント2。
  ボストン・クラブを決める。
  三沢がロープを掴む。
  腹にパンチ。
  フェイス・バスターを決めカバー。カウント2。
  15分経過。
  ロープに振りキッチン・シンク。
  もう1発。
  三沢が起き上がりエルボー。
  ロープに振りフライング・クローズライン。
  セントーンを決める。
  スライディング・キックで落とすとフェイク・ダイブでエプロンに出て飛び技へ。
  小橋がキャッチすると同時にパワー・スラム。
  柵に振りぶつける。
  エプロンでパワー・ボムを狙う。
  三沢が防ぎエルボー。
  小橋が腕折り。
  更に柵への腕折り。
  柵に腕を挟んで固定し蹴り飛ばす。
  エプロンに登らせると腕折りを連発。
  金具への腕折り。
  三沢をリングに引き入れるとハンマー・ロック・テイクダウン。
  もう1発。
  キー・ロックに捕らえる。
  20分経過。
  腕折り。
  三沢がエルボーを打つも痛む様子。
  小橋がハーフネルソンを狙う。
  耐えられるやアーム・バーに移行。
  三沢が何とかロープに脚をかける。
  三沢が蹴りを放ちスピン・キック。
  もう1発。
  ビッグ・ブーツで倒す。
  スピン・キック。
  小橋は受け止めるとジャーマン。
  三沢が起き上がり突進。
  アーム・ドラッグでいなされエルボーへ。  
  小橋は受け止めるとハーフ・ネルソン・スープレックス。
  インバート・アーム・バー。
  小橋が流血している。
  小橋は放すと腕を蹴りつけエルボーを落とす。
  腕を取り倒そうとする。
  三沢は前転して逃れるとDDT。
  両者ダウン。
  三沢がスピン・キックへ。
  受け止められるもミュール・キック。
  小橋が場外に転がり落ちる。
  三沢はエプロンに上がってきた小橋を捕まえようとする。
  小橋は腕や首にチョップを叩きつける。
  場外へのブレーン・バスターを狙う。
  小橋が持ち上げるも三沢は場外に着地。
  エプロンの小橋を捕らえバック・ドロップ。
  エルボー・スイシーダも決める。
  リングに戻すとミサイル・キック。
  フロッグ・スプラッシュを決める。カウント2。
  タイガー・ドライバーを狙う。
  小橋は耐えるとリバース・スープレックスに返す。
  三沢は起き上がると蹴りつけタイガー・ドライバーを狙う。
  耐える小橋にニーを叩き込みタイガー・ドライバー。
  腕の痛みからカバーはできない。
  小橋をエプロンに出すとタイガー・ドライバーを狙う。
  小橋は耐えるとリバース・スープレックスに返す。
  30分経過。
  場外で小橋が三沢にハーフネルソン・スープレックスを狙う。
  耐える三沢を柵に振る。
  三沢は直撃を避けるとエルボーへ。
  小橋は受け止めるとハーフネルソン・スープレックス。
  リングに戻るとエプロンに上らせた三沢にリング内へのブレーン・バスターを狙う。
  三沢が着地しバックを取る。
  小橋はバックを取り返しジャーマン。カウント2。
  パワー・ボムを決める。
  もう1発狙う。
  三沢が絶える。
  小橋は持ち上げると後ろのロープに叩きつける。
  ブレーン・バスターの要領で持ち上げ前に落とす。
  カバーするもカウント2。
  ムーンサルトを決めるもカウント2。
  ラリアットを狙う。
  避けられるも延髄ラリアット。
  コーナーにのせるとバーニング・ハンマーを狙う。
  抵抗する三沢の後頭部にハイ・キック。
  バーニング・ハンマーを狙う。
  抵抗する三沢にチョップを浴びせラリアットで落とす。
  カバーするも三沢の脚がロープにかかる。
  三沢が場外に転がり落ちる。
  小橋は追って場外に下りるとパワー・ボムを狙う。
  三沢がハリケーン・ラナに切り返し柵にぶつける。
  35分経過。
  両者同時に反対側からリングに戻る。
  小橋が走りハイ・ニー。
  ラリアットへ。
  三沢が避けジャーマン。
  小橋が起き上がりラリアットへ。
  三沢がガード。
  小橋も腕が痛むようで崩れる。
  チョップへ。
  三沢はガードすると腕にエルボー。
  タイガー・ドライバーを狙う。
  耐える小橋にタイガー・スープレックス。カウント2。
  ランニング・エルボー。
  タイガー・ドライバーを狙う。
  耐える小橋に前転蹴りを放つ。
  耐える小橋を持ち上げタイガー・ドライバー91。
  カバーするもカウントは2。
  40分経過。
  小橋を起こしエルボー。
  ローリング・エルボーへ。
  小橋は避けるとスリーパー・スープレックス。
  小橋が何とか起き上がりラリアット。
  カバーするもカウントは2。
  両者同時に起き上がる。
  三沢が向かってきた小橋にエルボー。
  小橋が再び突進しようとする。
  三沢がエルボー。
  小橋が三度狙う。
  三沢がエルボー。
  そしてローリング・エルボーでダウンさせる。
  セカンド・ロープからセントーン。
  タイガー・スープレックス85もカウントは2。
  小橋を起こそうとする。
  小橋が袈裟切りチョップを連打。
  三沢がエルボー。
  小橋がローリング・エルボー。
  三沢が左右のエルボー。
  そしてエメラルド・フロージョン。
  カバーし1,2,3!
  三沢の防衛!

試合結果

@三冠王座戦:三沢光晴(ch)vs.小橋建太(全日本プロレス 6/11/99)
A三沢光晴、田上明vs.川田利明、小橋健太(6/4/99)
B三冠王座戦:三沢光晴(ch)vs.川田利明(7/23/99)
C世界タッグ王座戦:バーニング(小橋健太、秋山準)(ch)vs.ノー・フィアー(高山善廣、大森隆男)(10/30/99)