全日本プロレス:Best of AJPW 1997 part.2の分析
| 名勝負 | 三冠王座戦:三沢光晴(ch)vs.小橋健太(10/21/97) |
| 好勝負 | RWTL公式戦:ハヤブサ、新崎人生vs.川田利明、田上明(11/23/97) |
@三冠王座戦:三沢光晴(ch)vs.小橋健太(10/21/97)
凡人の小橋が三沢に追いつき
同じ立場に立った今全力でぶつかる。
三沢vs.小橋を要約するならこうなるでしょう。
さてこの試合ですが三沢vs.小橋を悪く読み解いてしまったように思えます。
今は同格、ついでにベビー、ヒールに分けるなら
ベビー対ベビーな訳ですから元々リングで表現できるドラマ性に欠けるんですね。
それにもかかわらずこの試合は
戦法(例えば一極攻めなど)や工夫も小細工だと言う様に
押せ押せで場外ダイブや過激な投げがの打ち合いに終始してしまった。
結果、技が先走りして表現力に乏しいですし、
また20分をいかずして技切れしているので単調に見える一面も生まれました。
只つまらないで切り捨てられるかと言ったらそれも否。
元々全力ファイトの四天王プロレスの中でも
特別全力ファイトと言うに値するだけのエネルギーが詰められた故か変質を起こし
見る者の心を圧倒的な質量で殴りつけるのではなく
内からじくじくとえぐるようなそれになっているんですね。
このサムシングは欠点を補うには十分。
ぎりぎり名勝負です。
(執筆日:1/1/09)
ARWTL公式戦:ハヤブサ、新崎人生vs.川田利明、田上明(11/23/97)
ゴングが鳴るなりハヤブサが軽妙に飛んで盛り上げます。
ハヤブサと同じく人気の人生。
拝み渡りをポイントに試合の構造を組み上げていますね。
人気を活かすといってもFMWは点の勢いだけでなく、
試合運びのテンポ感が良かったですね。
ハヤブサと川田の絡みが注目されていましたが
これも期待に応えて素晴らしい攻防でした。
想像以上に上手くいって観客も熱狂。
見栄えを意識したスポットと
タッグの戦略性がちゃんと合致していました。
FMWのタッグの中では一番の試合では。
文句なしに好勝負。
(執筆日:8/?/25)





