全日本プロレス:Best of AJPW 1993 part.4の分析
| 名勝負 | 世界最強タッグリーグ決勝、タッグ王座戦:三沢光晴、小橋健太vs.川田利明、田上明(12/3/93) |
| 好勝負 | 小橋健太vs.川田利明(10/23/93) RWTL公式戦:ジャイアント馬場、スタン・ハンセンvs.小橋建太、三沢光晴(11/30/93) RWTL戦:川田利明、田上明vs.スティーブ・ウィリアムス、ビッグ・ブーバー(12/1/93) |
@秋山準vsテッド・デビアス(10/23/93)
秋山の勢い、鋭さがデビアスの胸を貸すというスタンスを突き崩す。
そのストーリー・テリングは熱いですね。
しかもデビアスは秋山を立てつつ、
自分の形にちゃんと戻すので大物感を維持しています。
分かっているな、と思う非常に上質なプロレスの韻踏み。
落ち着きつつアクセントもあり
ベテランと若手の噛み合った内容で
両者が魅力を出して10分前半ながら充実していました。
中々良い試合。
(執筆日:12/?/21)
A小橋健太vs.川田利明(10/23/93)
この組み合わせらしい
負の感情、攻撃性のぶつかり合いになっていますね。
闘志をむき出しにする中で
攻防の変化も豊かになっていますが、
心情に寄って身体的な理が疎かになっている部分も一部感じますね。
相手の嫌な攻撃をし合っての果てはバック・ドロップ合戦。
歪にこの試合を印象付けるクライマックスとなっています。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:5/?/20)
BRWTL公式戦:ジャイアント馬場、スタン・ハンセンvs.小橋建太、三沢光晴(11/30/93)
(前半カット)
小橋とハンセンの攻防は安定してヒートを稼げます。
小橋、三沢は合体技を適度に織り交ぜ。
馬場は動けなくなりかけているものの
タッグではレジェンド・ポジションになれますし、
ハンセンが受けのうまさに磨きをかけているのでバランスよし。
攻防にも意味合いが出てきます。
若干煮詰まっているものの最後のゴングまで充実の攻防を繰り広げました。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:8/?/25)
CRWTL戦:川田利明、田上明vs.スティーブ・ウィリアムス、ビッグ・ブーバー(12/1/93)
(途中から)
ブーバーことボス・マンの動きが良いですね。
ガイジンとしてパワーを見せつつ
積極的なカットや川田への脚攻めなど細かい連携が光ります。
スティーブもゴディと組んでいる時と
変わらないタッグ・プレイヤーとしての活躍を見せていました。
川田は脚の痛みを引きずりながらの戦いはお手の物。
田上も体の大きさに拘らず柔軟に自分の役目を務めている。
安定していた分最後へのウネリが少々弱いか。
ブーバーは体が重く受身が低いですしね。
ぎりぎり好勝負。
(執筆日:1/?/13)
D世界最強タッグリーグ決勝、タッグ王座戦:三沢光晴、小橋健太vs.川田利明、田上明(12/3/93)
これが世に聞く四天王タッグ・マッチでありますか。
9番ある第2戦目。
前回の終盤で見られたような攻防が早いうちから出たりと、
技の選択が序盤、中盤、終盤と分けられず
必殺技も形だけになるという興の無い四天王スタイルが色濃くなっています。
試合時間が23分と一番短いのもあるんでしょうね。
しかし多少の好き嫌いを吹っ飛ばす程
この四天王タッグのタッグとしての完成度は極まった高さにありますね。
前述の大技がどれも違和感なく溶け込んでいて
初めて見た時は衝撃を受けましたよ。
四天王プロレスの方向性にありながら
えぐい投げに関しては見られませんでしたがそれでも満足できるクオリティで
文句なしに名勝負です。





