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全日本プロレス:Best of AJPW 1988 part.2の分析


名勝負 世界タッグ王座戦:天龍源一郎、阿修羅原(ch)vs.ジャンボ鶴田、谷津嘉章(8/30/88)
好勝負 ジャンボ鶴田vs.天龍源一郎(10/28/88)

@世界タッグ王座戦:天龍源一郎、阿修羅原(ch)vs.ジャンボ鶴田、谷津嘉章(8/30/88)
 王座交代劇の翌日にリマッチ。
 
 ハード・スケジュールで前日の疲労も残っているはずなのに、
 打撃は更に研ぎ澄まされ、
 阿修羅のデフォルメも磨きがかかっていてどういうことでしょう。
 不思議に思ってしまう程の内容です。

 アクセントの密度上げていますが、
 ハードさだけでなくノリやすさもあって全く問題なし。

 天龍が鶴田にテーブルをぶつけたり、
 鶴田もケースで殴りつけたりと
 昨日以上にヒートする演出もあり。

 それが攻防と結びついてよりエネルギッシュなうねり。
 昨日と同じくクライマックスのカオスな打ち合いは抜群。
 一日で昨日のを更新するクオリティを見せてくるとは驚愕です。 

 ぎりぎり名勝負。
 (執筆日:8/?/25)

Aジャンボ鶴田vs.天龍源一郎(10/28/88)
 アクションを抑えつつ
 日本人トップ対決としてのスケール感、
 ベースラインを作り上げていきます。

 仕掛けてギアを上げて、、しっかり戻してコントロールが利いています。
 その仕掛けはプロレスの作り手としての動機もありますが、
 戦いの上での理由付けもあるのが素晴らしいですね。

 天龍が延髄切りを打ってもそれまでのダメージ差が大きく戦局がひっくり返らなかったりと
 細かな表現も加えて豊かな攻防となっています。

 椅子攻撃や得意技の相打ちも踏まえながら
 しっかりと後半へ向けて引き込んでいきます。

 後半は落ち着いた展開で、
 天龍の脚攻めの影響や疲労を感じさせながらの
 腰を据えた見せ方をさせているので、
 前回に比べると36分引っ張ってアクシデント的に入った急所蹴りの反則、という
 結末は余りにも受け入れづらい所があります。

 それを除けばこの数え歌の中でも
 トップ・クラスの充実感がありました。

 文句なしに好勝負。
 (執筆日:12/?/21)