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全日本プロレス:Best of 1981の分析


名勝負 なし
好勝負 NWA王座戦、3本勝負:リック・フレアー(ch)vs.テリー・ファンク(10/7/81)

ドリー・ファンクJr. vs.ハーリー・レイス(12/12/81)

RWTL最終戦:ブルーザー・ブロディ、ジミー・スヌーカvs.ファンクス(12/13/81)

@AWA、PWF王座戦、3本勝負:バーン・ガニア(AWA ch)vs.ジャイアント馬場(PWF ch)(1/18/81)
 (1本目1回カットあり)
 ガニアが馬場を尊重しスケールの大きさを感じさせるように受身を取っています。
 ベースはやや物足りないものの馬場の生命線技での重ね方もそれなりにできていますね。
 3本目。
 ここぞの盛り上げ方は良く知ったもので
 馬場の勢いvs.ガニアの老獪な凌ぎ、と
 やや大味ながら対比的な鬩ぎ合いを演出する事が出来ました。
 最後は両リンですがまあ予想の範囲ですね。
 記念試合としては決着をつけろとは言わないから両リン以外の引き分け方を提示して欲しかったけど。
 まあまあ良い試合。
 (執筆日:12/?/10)

ANWA王座戦、3本勝負:リック・フレアー(ch)vs.テリー・ファンク(10/7/81)
 (ハンドカメラによる撮影)
 サブミッションをかけている状態でじっくり見せます。
 その後の一進一退の作り方もゆったりとしたもの。
 まだフレアーの方法論は確立されていませんが
 フレアーとテリーの組み合わせにふさわしい上質なものとなっています。
 テリーの落下バンプから
 フレアーが一気呵成に攻め4の字でまずは1本。
 1本先にとったフレアーがマウント・パンチに出るのは理に欠けるものの
 2本目はラフ・ファイトとなり、
 テリーが勢い良く反撃に転じてスピニング・トー・ホールドで幕。
 フィニッシュへの持って行きかたに相同性があり、
 トップの対決だと改めて印象付けました。
 そのままの延長で3本目開始。
 スリリングな攻防を繰り広げ
 ロープ・ブレイクによる幻の3カウントもありました。
 キャラの要素は少ないものの
 この2人の試合と聞いて思い浮かべるレベルはしっかり満たしていて期待に違わぬ試合。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:5/?/12)

Bドリー・ファンクJr. vs.ハーリー・レイス(12/12/81)
 タイミング測ってスポットを織り交ぜながら
 グラウンド・ベースのオーソドックスな試合運び。
 
 レイスがのらりくらりやるかと思いきや
 ドリーと同じような目線で
 攻防を純粋に紡いでいるのが意外でしたね。

 NWA王座がかかっている訳でもなく
 遠い異国の地の全日本プロレスだからということで
 こういうナチュラルな試合内容になったんでしょうね。

 緻密に一進一退を織り交ぜ、
 まったりと両者のプロレスを堪能することができました。

 ぎりぎり好勝負。

CRWTL最終戦:ブルーザー・ブロディ、ジミー・スヌーカvs.ファンクス(AJPW 12/13/81)
 NJPW在籍のはずのハンセンがブロディ、スヌーカのセコンドに。

 ブロディ、スヌーカはヒールとして
 フェイスの攻めを引出していますね。

 個としては、ブロディはセルフ・プロデュース不十分。
 しかしスヌーカの献身的なワークが光りました。
 ハンセンが来るということで危機感があったか。
 
 テリーはブロディと要所で衝突し火花を散らします。

 そしてこの試合の名場面は
 ハンセンがテリーに場外ラリアットをかますシーン。
 これでテリーがKOしてしまいます。
 
 当時だとうやむやになることも多い演出なのですが、
 この試合ではドリーが1対2で奮闘するシーンがしっかり描かれています。
 現代だとテリー復活まで行きますが、流石にそこまではありません。

 この演出に入る前からドリーがいつになく
 能動的だったのもスムーズに移行できたポイントでもありますね。

 最後のフィニッシュも良かった。

 文句なしに好勝負。
 (執筆日:5/?/20)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@AWA、PWF王座戦、3本勝負:バーン・ガニア(AWA ch)vs.ジャイアント馬場(PWF ch)(ダブル・リングアウト)(1-1)(全日本プロレス 1/18/81)
ANWA王座戦、3本勝負:リック・フレアー(ch)vs.テリー・ファンク(2-1)(10/7/81)
Bドリー・ファンクJr. vs.ハーリー・レイス(30分時間切れ)(12/12/81)
CRWTL最終戦:ブルーザー・ブロディ、ジミー・スヌーカ(優勝!)vs.ファンクス(12/13/81)