全日本プロレス:Best of AJPW 2025の分析
| 名勝負 | なし |
| 好勝負 | 本田竜輝vs.野村直矢(8/3/2025) 世界タッグ王座戦:ビジネス・タッグ・チーム(宮原健斗、青柳優馬)(ch)vs.真霜健吾、鈴木秀樹(8/3/2025) ゼンニチJr.フェスティバル決勝:青柳亮生vs.ライジングHAYATO(8/3/2025) 王道トーナメント1回戦:野村直矢vs.青柳優馬(8/24/2025) |
@本田竜輝vs.野村直矢(8/3/2025)
本田が会場広く使ったラフ・ファイト。
攻めを強めにゴツゴツとしたタフ・マッチに持ち込みます。
久しぶりの全日となる野村は冷静に応対しつつ腕攻め。
舌戦を繰り広げた両者ですが
試合はスタイル違えど愚直さが噛み合って白熱。
お互いが得する攻防で予想以上の内容でしたね。
ぎりぎり好勝負。
A世界タッグ王座戦:ビジネス・タッグ・チーム(宮原健斗、青柳優馬)(ch)vs.真霜健吾、鈴木秀樹(8/3/2025)
この4人が揃っているだけあるタッグに仕上がっていますね。
宮原、青柳のタッグは鉄板ですが、
このタッグが場外乱戦に持ち込んで逆に主導権を取られる展開。
それだけの仕掛けを織り交ぜられるのが真霜と鈴木。
真霜は先のCCで宮原と素晴らしい攻防が出来ることを証明済みですが、
今回は青柳と鈴木も素晴らしい鬩ぎ合いを見せていましたね。
最初は飄々と受けていた鈴木が
終盤はヒートアップして激しさを見せていたのは熱かった。
タッグのスポットも混ぜて盛り上がりました。
まだタッグの構成的には未完の部分があり、
このカードは是非リマッチを見たいですね。
ぎりぎり好勝負。
BゼンニチJr.フェスティバル決勝:青柳亮生vs.ライジングHAYATO(8/3/2025)
ゼンニチを代表するJr.レスラーになったHAYATO。
ルックス(キャラ)、ハイ・フライ・ムーブ共に見栄えしますが、
スタイルは綺麗なその先の幅が少々物足りない。
そこを復帰してこの場まで勝ち上がってきた亮生が
俺こそがと張り合って気持ちのよりこもったやり取りに。
場外戦ラフ・ファイト時に観客2階席からビッグ・ダイブという
特別なスポットもあり、それで流血するアクシデントもあり。
凄い上手いという訳ではなくても
ムーブと気持ちの両立された良質な内容で、
終盤も決勝にふさわしいハードなスポットに意欲的に取り組んでいました。
まだまだJr.は新日と比べると弱めながらやるべきことをやって
ゼンニチJr.ここにありと証を残しました。
ぎりぎり好勝負。
C王道トーナメント1回戦:野村直矢vs.青柳優馬(8/24/2025)
青柳は顔面掻きむしりみたいなラフを攻めのアクセントに
腰の痛みを見せて受け手としてもテンポ・コントロール。
野村の真っすぐなファイト・スタイルと
対比的に良い化学反応を見せていますね。
野村が真っすぐな色なので、
試合は青柳の世界観に染まりまくり。
野村のストレートな所は良い所ながら
野村自身は青柳の色合いに侵食されない所に物足りなさも感じつつ、
それでも終盤の王道の名に恥じないニア・フォール合戦は見応えあり。
最後のラッシュを見ると染まらないのもそれはそれで良いな、という
視聴後感で試合を締めくくりました。
ぎりぎり好勝負。
D王道トーナメント決勝:宮原健斗vs.本田竜輝(9/15/2025)
大舞台慣れしている宮原はいつも通りの
安定感あるパフォーマンスを見せています。
本田は問題なく試合を進め、
その上で自分の色をどんどんのせていきます。
本田は全日らしいスタイルで、
良い試合も出来るので、
熱烈な歓声を受けるに値するレスラーですね。
やり過ぎて最後のフィニッシュの説得力が弱まる弊害もありましたが
気合受けによる後半のギア上げも強烈な印象を残しました。
ただ今回は宮原に惜敗。
相変わらず全日は時代を動かすのが1テンポ遅いなという印象。
勿体ないですね。
好勝負に少し届かず。
(執筆日:9/?/25)





