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全日本プロレス:Best of AJPW 2024 part.2の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@三冠王座戦:安齊優馬(ch)vs.斉藤レイ(8/3/2024)
 巨漢のレイに対してウィップを返したり、と
 構図設定を守れていない所はあります。

 ただその分一通りやった上での
 色々と試行錯誤は幅広く生まれていて
 両者無理に挑んだことで得るものもありました。

 ベースは他の三冠防衛ロードより落ちる ますが、
 クライマックスの面白さは他より抜きん出ていました。

 中々良い試合。

A三冠王座戦:青柳優馬(ch)vs.宮原健斗(9/1/2024)
 数え歌再び。
 青柳人を食ったようなキャラでの試合運びは安定感あり。
 宮原も全体感持ちながら試合を動かします。

 ただいつもの数え歌に比べると切り返し合い控えめなので
 ギアがかかるのは遅く少なかった印象です。

 エンド・ロックで落ちず、手に汗握る攻防で最後までじっくり魅せましたが、
 この2人ならもっともっと高みに行けたでしょう。
 好勝負に少し届かず。

BRWTL決勝:斎藤ブラザーズvs.デイビーボーイスミスJr.、宮原健斗(12/8/2024)
 斉藤ブラザーズ安定した試合運びですね。
 リングを制圧している時の絵の良さには
 でかさは正義と感じさせます。

 一方でビッグマンにありがちな要素の少なさは否めず、
 後はどこまで高められるかは相手次第。

 宮原はラッシュ、攻防の調整は流石です。

 ただスミスが巨体のレイとパワーで対抗できる見せ場こそあるものの
 シングルとしてもタッグワークとしても決勝にしてはもう少し高いパフォーマンスを見たかった。

 中々良い試合程度。

Cアジア・タッグ王座戦:ライジングHAYATO、安齊勇馬(ch)vs.宮原健斗、井上凌(12/31/2024)
 井上がフィーチャーされた試合でしたね。
 まずは控えとして貢献。
 その際に自分の攻めの脚攻めの布石も打っているのが良いですね。

 連携技もコンスタントに織り交ぜて
 それぞれ中盤軌道にのせると最後は安齊と井上のマッチアップ。
 気持ちの良いぶつかり合いで井上の株がぐんと上がりましたね。

 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:12/?/24)