全日本プロレス:Best of AJPW Champion Carnival 2019の分析
名勝負 | なし |
好勝負 | CC公式戦:岡林裕二vs.石川修司(4/4/19) CC公式戦:石川修司vs.宮原健斗(4/14/19) CC公式戦:宮原健斗vs.青柳優馬(4/17/19) |
@CC公式戦:岡林裕二vs.石川修司(4/4/19)
タックルのぶつかり合いから
場外に転じてそのままハードに。
続けて石川の腹攻め。
重みを感じさせつつ三次元の場の使い方が良いですね。
一発への焦点も上手く集めている。
岡林のエネルギーの発散も良く、
初日メインにふさわしい熱戦となっています。
ある程度まとまりが見えたところで、
更にエプロン、場外技で高みを目指し、
最後まで跳ね続けました。
文句なしに好勝負。
ACC公式戦:ゼウスvs.宮原健斗(4/9/19)
小会場ではありますが、
宮原が軽快な動きとアピールで声援を引き出していますね。
ゼウスの主張が少し物足りず、
単調さが感じられるのは昨年のゼウスに比べると残念。
ゼウス次第で宮原のクイックな仕掛けが
より映える可能性がありました。
中々良い試合。
BCC公式戦:石川修司vs.宮原健斗(4/14/19)
時間をじっくりかけ体力の削り合い。
構成のスポットに少し欠けるものの
トップ・ファイター同士の重々しさは十分伝わってくる。
主導権の交換時には必ずシークエンスのセットを
入れ込んでいるのも引き出しの多さですね。
リズムを乱さずセルの重みも入れていて磐石。
しっかりこのカードの期待値を満たしました。
ぎりぎり好勝負です。
CCC公式戦:宮原健斗vs.青柳優馬(4/17/19)
キャリアで劣る青柳が仕掛けて
宮原のムーブをパクりながら脚攻め。
思ってもみなかった出だしで掴みます。
宮原がしっかり本家本元を見せつけ主導権を握りますが、
青柳も一転若手っぽい素直な動きで奮闘。
宮原も青柳を動かしつつ一線は譲らず高い壁として立ちふさがるので
熱い攻防になっていますね。
9割方宮原勝利で揺ぎ無いことは分かっているものの
それでもまさかを信じさせる程優れた一進一退でした。
ぎりぎり好勝負。
DCC公式戦:ディラン・ジェームスvs.岡林裕二(30分時間切れ)(4/20/19)
タックルの耐えあい等
直情的なパワーのぶつかり合いを
スローに数重ねてじっくりとやっていますね。
ディラン側が"ガイジン"としては力不十分で
恐ろしくは見えないのが物足りない。
岡林が丁寧に一進一退リードしていますが、
それは岡林の掌に納まりきっているということですからね。
多少乱れてももっと荒々しさを出して欲しかった。
好勝負に届かずも中々良い試合。
(執筆日:4/?/19)
注目試合の詳細
なし試合結果
@CC公式戦:岡林裕二vs.石川修司(4/4/19)ACC公式戦:ゼウスvs.宮原健斗(4/9/19)
BCC公式戦:石川修司vs.宮原健斗(4/14/19)
CCC公式戦:宮原健斗vs.青柳優馬(4/17/19)
DCC公式戦:ディラン・ジェームスvs.岡林裕二(30分時間切れ)(4/20/19)