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全日本プロレス:Best of AJPW 2018の分析


名勝負 なし
好勝負 世界タッグ王座戦:ヴァイオレント・ジャイアンツ(石川修司、諏訪魔)(ch)vs.宮原健斗、ヨシタツ(2/3/18)

CC公式戦:火野裕士vs.石川修司(4/7/18)

CC公式戦:火野裕士vs.鷹木信悟(4/15/18)

@三冠王座戦:ジョー・ドーリング(ch)vs.ゼウス(1/2/18)
 適度に動き回った後、チョップの打ち合い。
 スーパー・ヘビー級のそれは他が真似できない迫力がありますね。
 スタミナはないので後半スロー・ペースになりますが、
 それでもアルゼンチン・バック・ブりーカーなど
 迫力ある技一発一発の構成で成立されています。
 単純明快な魅力作りは狙い通り成功していますね。
 好勝負に届かずも中々良い試合。

A世界タッグ王座戦:ヴァイオレント・ジャイアンツ(石川修司、諏訪魔)(ch)vs.宮原健斗、ヨシタツ(2/3/18)
 諏訪魔がラフな持ち味を発揮しヨシタツをダウンに追いやります。
 ヨシタツはもう少し表現があっても良いとは思うが、
 しっかり受け続けて次の宮原に繋げます。
 宮原はエースだけあって石川と諏訪間、
 双方と手に汗握る一進一退を繰り広げます。
 ホット・タッグだからと宮原に無双させなかったことで
 VGの強大さが際立ちましたね。
 終盤もカットだけでなく介入もするので
 ダイナミックに戦局が変わっていきます。
 全員ダウン後、前振りがないので唐突感ありますが
 最後は諏訪魔vs.宮原の純粋なシングルの攻防を
 三冠王座戦レベルでじっくりと。
 相変わらず見ごたえがありますね。
 ぎりぎり好勝負。

BCC公式戦:火野裕士vs.石川修司(4/7/18)
 まずはショルダータックルの耐え合いですが、
 テンプレート過ぎるそれを面白くしているのは火野の仕草でしょう。
 プロレスラーとして体の動きをコントロールして
 アクションに見せ方の意図を加えている。
 柵等環境を使った攻めで石川が主導権を握り、
 火野は受け手に回りつつ徐々に押し上げていきます。
 得意のチョップの使いどころは間違いないですね。
 高め方も繊細で素晴らしく噛み合っている。
 その上で終盤はダイナミック。
 このカードで三冠王座戦とか見てみたいですね。
 ぎりぎり好勝負。

CCC公式戦:宮原健斗vs.鷹木信悟(4/7/18)
 双方の機敏な動きが映え相性の良いカード。
 鷹木が握手を求める振りをしたり、
 宮原が鉄柱を使ったロックをしたり、
 変則的な見せ場を入れていますが、初対決には不要ですね。
 初対決に凄い試合をした、という刷り込みがないと
 受け手側の観客にもそこまで効果が上がりません。
 表現としては不適切ながら気持ちで張り合う展開からの
 ハードビットな終盤は見応えがあり、
 宮原が負けるというサプライズに値する内容だったといえるでしょう。
 好勝負に少し届かず。

DCC公式戦:火野裕士vs.鷹木信悟(4/15/18)
 想定される打撃の耐えあいも勿論あるのですが、
 鷹木が真摯に体重差で劣ることから
 一歩相手を立てた受身をしているのが良いですね。
 火野のチョップも映えます。
 攻めもしっかり鉄柱、椅子を使って
 腕に狙いをつける等理屈が通っています。
 繊細な体重差の表現ですね。
 その上での根性論の耐えあいもあるのは歓迎。
 根幹は曲げずに真っ直ぐ貫き通しました。
 これも20分超えでの再戦を期待。
 ぎりぎり好勝負です。

 (執筆日:12//?/18)