TOP日本のプロレス全日本プロレス 2000年代の大会 →#182(5/31/08) & #183(6/7/08)

全日本プロレス:SP Champion Carnival 4/6/09(4/5/09) の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

2枚、2時間45分(CM含)です。
SlamBamJam製。

4/5/09の大会より

開会式で鈴木と諏訪魔が一触即発。

@TARU、稔、歳三vs.近藤修司、KAI、大和ヒロシ
 歳三は自分のやっているヒール、怪奇キャラに自信がないのが見える上、実際に振る舞いもいまいち。
 定番ベビーフェイス/ヒール・マッチですが・・・。
 悪い試合です。

ACC公式戦:浜亮太vs.ゾディアック
 浜は受身は出来ず、攻撃が利かない状態での表現も出来ず。
 そして四股でさえ様になっていない。
 ジョークのような内容。
 ひどい試合です。

BCC公式戦:西村修vs.真田聖也
 真田が西村の世界に入っていくものの
 場外でレッグ・ロックを決めたりと
 気合が空回りして空気な内容に。
 一応若手の挑戦、というタイトルはつけられるが悪い試合。

CCC公式戦:カズ・ハヤシvs.ジョー・ドーリング
 間を使う事で丁寧に構築すると同時に構築しやすくなっている。
 ドーリングが攻めでも受けでも
 スケールが大きくなっていて感心しましたね。
 しかし若干現実主義に偏り過ぎて構図を利用している感あり。
 まあまあ良い試合。

DCC公式戦:太陽ケアvs.鈴木みのる
 定番の避けあいから始めるも
 すぐにリアルの主導権の握り合いに。
 刹那的で、考えが次々と変わるので
 まとまりが無いけれども気を張り巡らせている上
 タッグ・パートナーという事で見るものは多い。
 しかしこういう性質の試合はアリ、いやむしろ歓迎だが
 法則が通っていないので面白みに欠ける。
 平均より少し上。

ECC公式戦:小島聡vs.諏訪魔
 諏訪間がドミネイターとして日本人離れした暴れを見せ、
 小島がそれを何とか押さえつけようとする奮闘する。
 全編を通してそれが貫かれた試合です。
 諏訪間は結構な量の技を出しているし、
 総力戦としてもっと盛り上がりを受けても良かったんですけどね。
 全体を通して構図が一致していた分、
 象徴させるスポットに欠けたせいかもしれませんね。
 ヘビー級ならではの試合で、好勝負に届かずも中々良い試合。

FCC公式戦:武藤敬司vs.高山善廣
 高山がひどい。
 技を打つ、受ける、ロープに振る、振られる、
 全てにおいて足元がふらついたりと
 売りである強さのイメージが音を立てて崩れっぱなし。
 そこいらのレジェンド・レスラーより調子が悪いんじゃないですか。
 溜息が出ますね。
 これではどんな相手でも試合が成立しそうにありません。
 悪い試合。

総評
 それぞれが特色を出した、という点で評価できそうですね。
 ただクオリティは後もう一伸び欲しい。
 (執筆日:12/11/09)
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

ECC公式戦:小島聡vs.諏訪魔
  ゴングが鳴るなり諏訪間がショルダー・タックル。
  フォア・アームズにニー。
  ロープに振りラリアット。
  カバー。
  小島はカウント2で返すと場外に出てダウン。
  諏訪間が追いストンピング。
  柵に振ってぶつける。
  もう1回。
  諏訪間がリングに戻る。
  小島が起き上がりリングに戻る。
  諏訪間が蹴り。
  ニー。
  小島が諏訪間の足を取って倒しレッグ・ロック。
  諏訪間は髪をつかみ蹴りつける。
  小島は抵抗を押さえレッグ・ロック。
  諏訪間が殴りつけて逃れる。
  起き上がると蹴りつける。
  殴りつける。
  小島が張り手。
  諏訪間が殴りつける。
  小島が張り手。
  諏訪間が殴りつける。
  コーナーにもたれた小島を殴りつける。
  個人がチョップ。
  諏訪間が殴りつける。
  倒れた小島にマウント・パンチ。
  ストンピングを決めていく。
  小島が場外に転がり出る。
  リングに戻ると近づいてきた諏訪間の足を取って倒しレッグ・ロック。
  ヘッド・ロック。
  諏訪間は起き上がるとパンチ。
  ダブル・チョップ。
  小島を起こすと場外に投げ捨てる。
  場外に下りると小島を連れて雛壇をのぼる。
  西の看板に叩きつけていく。
  エプロンに叩きつける。
  エプロンに上げパワー・ボムを狙う。
  小島はロープに足をかけ耐える。
  諏訪間が殴りつける。
  小島が殴り返しエプロンへのDDT。
  場外でブレーン・バスターを狙う。
  諏訪間は防ぐとニー。
  パワー・ボム。
  リングに戻る。
  小島はぐったりしている。
  それを見た諏訪間は場外に下りリングに戻す。
  カバーするもカウント2。
  小島を殴りつけチョップ。
  ダブル・チョップ。
  コーナーに振りラリアット。
  ボディ・スラム。
  ニー・ドロップ。
  ストンピング。
  ロープへのスリング・ショット。
  喉にニーを押し当てる。
  ロープに振りラリアット。
  カバーするもカウント2。
  コーナーにもたれた小島にダブル・チョップ。
  コーナーに振りラリアット。
  ベリー・トゥー・ベリー。
  コーナーにもたれた小島にラリアットを狙う。
  小島はかわすと10カウント・パンチ。
  チョップを打っていく。
  コーナーに振りフライング・フォア・アームズ。
  ダイビング・エルボー・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  諏訪間がフォア・アームズ。
  小島が張り手で打ち合いに。
  小島がフォア・アームズを連打しローリング・ラリアットへ。
  諏訪間はガードするとダブル・チョップ。
  起こすとブレーン・バスターを狙う。
  小島も狙う。
  小島が持ち上げ投げる。
  起き上がると諏訪間を殴りつけコーナーにのせる。
  雪崩式ハリケーン・ラナ。
  起き上がるとコーナーにのぼる。
  諏訪間が捕まえスーパープレックス。
  小島が張り手。
  諏訪間がフォア・アームズで打ち合いに。
  小島がフォア・アームズを連打しローリング・エルボー。
  諏訪間はロープに揺らぐもドロップ・キックを叩き込む。
  アンクル・ロック。
  小島が起き上がる。
  諏訪間が狙いを変えジャーマン。
  起こすともう1発狙う。
  小島は耐えるとバック・エルボー。
  DDTを決める。
  ネック・ブリーカー。
  起こすとエース・クラッシャー。
  諏訪間が起き上がりラリアットへ。
  小島は受け止めるとエース・クラッシャー。
  小島はエルボー・パッドを外すとロープに走りラリアット。
  カバーするもカウント2。
  起こそうとする。
  諏訪間が不意をつきバック・ドロップ。
  両者ダウン。
  起き上がるとバック・ドロップ・ホールド。カウント2。
  起こすとラスト・ライドへ。
  小島が後ろに逃れる。
  諏訪間がラリアットを狙う。
  小島はその腕にラリアット。
  ロープに走りラリアットへ。
  諏訪間はガードすると腕を挟む。
  閂スープレックス。
  ロープに振りラリアットへ。
  小島は避けるとラリアット。
  カバーするもカウント1。
  ロープに走りラリアット。
  カバーし1,2,3!
  小島の勝利!

試合結果

@TARU、稔、歳三vs.近藤修司、KAI、大和ヒロシ
ACC公式戦:浜亮太vs.ゾディアック
BCC公式戦:西村修vs.真田聖也
CCC公式戦:カズ・ハヤシvs.ジョー・ドーリング
DCC公式戦:太陽ケアvs.鈴木みのる
ECC公式戦:小島聡vs.諏訪魔
FCC公式戦:武藤敬司vs.高山善廣