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全日本プロレス:Best of AJPW 2004の分析


名勝負 なし
好勝負 石狩太一、川田利明vs.天龍源一郎、中嶋勝彦(9/25/04)

@三冠王座戦:川田利明(ch)vs.西村修(9/3/04)
 入場中に西村が襲撃。
 らしくないことするもただそれだけで特に繋げません。

 川田のハード・ファイトと西村のテク。
 お互い打撃の切れ味がよく
 間を取りながらの打ち合いには魅せられます。

 川田は打撃に対する耐え、とクリーン・ヒットした時の痛がりの微調整流石ですね。

 西村は脚へのサブミッションにこだわります。
 シンプルさを貫く頑固さに魅力を感じる一方で
 それによる変化の少なさはデメリット。

 それでも見栄の切り方やアピールの混ぜ方、受け身の表現で、
 クライマックスはにこれまでの西村と違うものを感じました。

 好勝負に届かずも中々良い試合。

A石狩太一、川田利明vs.天龍源一郎、中嶋勝彦(9/25/04)
 中嶋が無謀にも川田に攻めかかり、逆にかわいがりを受ける羽目に。
 こういうコンセプトにおいて
 パートナーとしての天龍は頼もしい。
 通常よりもアシスト抑えて自立を促しつつ
 タッグの面白さを維持しておりお見事です。

 また天龍と石狩のベテランx若手の攻防も
 これまた見応えありましたね。

 中嶋と石狩りの若手同士の絡みは
 正直他よりも一段二段落ちていましたが、
 それでもそれを補って余りある魅力がありました。

 ぎりぎり好勝負。

B三冠王座戦:川田利明(ch)vs.天山広吉(12/5/04)
 天山の間の置き方が案外に良く
 新日のトップ・スター、黒船が来た感が出ていますね。

 川田は打撃のリアクションで豊かに変化。
 それにより天山は1ポイントに集中して試合を運べるのでやりやすかったでしょうね。

 天山が場外マットを剥してTTT。
 川田がぐったりダウンして中盤に向けたフックをかけました。

 ただそういう点で盛り上がるものの
 ベース自体は天山良いもののもう一段階上のレベルを求めたい所でしたね。

 終盤も天山のヘッド・バットで、川田が流血していなかったら、
 ちょっと表現足らずの激闘のイメージが上回っていたと思います。
 実際は流血で合格ラインを上回っているので良いのは良いのですが。
 
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:8/?/25)