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全日本プロレス:Best of AJPW 2003の分析


名勝負 なし
好勝負 三冠王座戦:橋本真也(ch)vs.小島聡(6/13/03)

#1コンテンダー・マッチ:武藤敬司vs.川田利明(7/13/03)

@三冠王座戦:橋本真也(ch)vs.小島聡(6/13/03)
 (放送日は7/5/03)

 シーン自体は普通で特筆するレベルまではいかなくても小島の武器は構成です。
 それをわかって均衡感を作りだしていますね。

 橋本が場外DDTを叩きこむと、小島はエプロンの橋本の脚にラリアット。
 
 その後橋本が追い込み腹への強烈な一撃、一撃。
 均衡を崩す中で橋本の強さがスケール・アップされており十分なリターンを獲得していますね。

 橋本の全力ファイトが光る素晴らしい試合でした。

 ぎりぎり好勝負。

A#1コンテンダー・マッチ:武藤敬司vs.川田利明(7/13/03)
 このカードは当たり外れが激しいですね。
 今回は当たりです。
 予防レベル(一流ならでは)での攻防と川田の腕攻めで土台を作ると
 武藤の脚攻めと川田の投げの対決という構図へ。
 前回とは違って小さく動きをつけている事もあって
 間は素晴らしい領域に到達しています。
 それを作る上で川田の援護も大きかったですね。
 基本的に武藤はロープを使わないので
 間が素晴らしくても試合が退屈になる恐れをはらんでいますから。
 只01年の一戦には適わない。
 間を作るうえで相手の技を食らっても起き上がって、というスポットを使用し
 川田が打撃を控えたため投げが軽くなり
 クライマックスが爆発せず綺麗なまま収まってしまった印象を受けます。
 そのため名勝負とは言えませんが文句なしに好勝負です。

Bアジア・タッグ王座争奪リーグ戦:本間朋晃、宮本和志vs.金村キンタロー、黒田哲広(7/19/03)
 バチバチと時代の先を行くムーブを披露。

 ラダーにテーブル、椅子、と一通りの凶器を使って流血もしていて
 ハードコア要素も盛りだくさんです。

 全員が同じビジョンを共有していて
 全日に新たな風を吹かしてやろうという気概が見えましたね。

 個人では宮本がやや覚束ない所もありますが、
 黒田が盛り上げ上手で十分にフォローできています。

 後は攻守はっきりさせて体力差をつけているとはいえ、
 黒田、金村側も終盤にはもう少しダメージを受けている様子を見せても良かったですね。

 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:8/?/22)