TOP女子プロレスSTARDOM →STARDOM:Best of STARDOM 2025 part.8

STARDOM:Best of STARDOM 2025 part.8の分析


名勝負 なし
好勝負 Sareee vs.なつぽい(Dream Queendom 12/29/2025)
 
ワンダー・オブ・スターダム王座戦:小波(ch)vs.飯田沙耶(Dream Queendom 12/29/2025)

ワールド・オブ・スターダム王座戦:上谷沙弥(ch)vs.安納サオリ(Dream Queendom 12/29/2025)

@Sareee vs.なつぽい(Dream Queendom 12/29/2025)
 前哨戦から大きな火花を散らしていた2人。
 試合が始まればありきたりなかわし合いの演舞ではなく、
 コーナー上からエプロンに投げ落としまでして、それで視殺戦。
 ヒリヒリする雰囲気感を一気に仕上げましたね。
 
 Sareeが攻撃性を見せながら脚に狙いをつけます。
 動きの細部において落ちないよう全体に強度を持たせるサリーに対し、
 なつぽいは細部はフローの先として余白を持たせていて、
 それが見事な対照性、化学反応を見せていましたね。

 前哨戦で見せたMOTYCになりえるポテンシャルで言えば
 試合時間設定もあって限界突破になりませんでしたが、
 それでも素晴らしい内容でこのカードは再び見てみたいと思わせます。

 文句なしに好勝負。

Aワンダー・オブ・スターダム王座戦:小波(ch)vs.飯田沙耶(Dream Queendom 12/29/2025)
 力とサブミッションの構図なのですが、
 案外に早く小波が主導権を握るターンになり、
 飯田はアンダードッグ扱いとなっています。
 執拗な腕攻めで完封モード。

 飯田がシングル王座無冠なので理解しつつも、
 現状の勢いがありステージを上がったことが実感できる状態、
 且つこの試合で顔半分にカブキ・ペイントをする演出含めてみた時に
 若干のこちら側とのズレは感じますね。

 しかも後半になると腕の痛みの表現が弱くなるので
 余りアンダードッグ要素は活きていないという…。

 とはいえ基本的にレベルは高く、
 更に可能性を感じるから上記のように記載になるだけ。

 終盤の攻防も見応えがあり。ワールド・レベルでしたね。

 飯田には来年こそ王座戴冠して欲しいですね。
 シングル王座を背負う準備は出来ています。

 ぎりぎり好勝負。

Bワールド・オブ・スターダム王座戦:上谷沙弥(ch)vs.安納サオリ(Dream Queendom 12/29/2025)
 まずは心理戦。
 安納に距離を詰められつつも上谷が逃げて間合いを取りつつ、
 アピールも存分に混ぜて翻弄します。

 安納はフックのかけ方が上手く
 しっかりと上谷に対するリアクションも取っていますね。

 ただ上谷が積極的にカウンターで安納の攻め手を殺ぐので、
 安納が思ったより主人公感出てこなかったですね。

 これが一興行であれば理解できるし、
 スターダムのポジション的にも理解できるバランスではあります。

 ただ敢えてDream Queendomで持ってきたからには
 安納がもう少し強めの位置づけにして爆発させても、と思ってしまいましたね。

 そこに勿体なさを火事つつも総じてとてつもなく激しい攻防で上谷が鼻血を出すシーンも。
 若干クオリティではショー・スティーラーになりきれなかったものの
 メインとして胸を張れる内容でした。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:12/?/25)