TOP女子プロレスSTARDOM →STARDOM:Best of STARDOM 2024 part.3

STARDOM:Best of STARDOM 2024 part.3の分析


名勝負 なし
好勝負 5STAR GP準々決勝:上谷沙弥vs.スターライト・キッド(8/28/2024)

ワールド・オブ・スターダム王座戦:中野たむ(ch)vs.鈴季すず(10/5/2024)

@なつぽい、安納サオリvs.岩田美香、愛海(7/4/2024)
 岩田は安納にバチバチ。
 安納が引いて受け、なつぽいがサポートと回ることで、
 一人力量で劣る愛海が入っていても釣り合いが取れたタッグバランスになっています。

 ここをぶらさなかったので前半も後半も良くできていました。

 中々良い試合。

A5STAR GP公式戦:岩谷麻優vs.中野たむ(8/10/2024)
 間違いのない展開を用意して、
 それをピンポイントで適切なスポット用意して万全にこなします。

 なので高いクオリティを必然的に達成しますが、
 今年も本トーナメントは15分上限の試合時間設定。
 そうなると届く頂きも限られる、、。

 好勝負に届かずも中々良い試合。

B5STAR GP準々決勝:上谷沙弥vs.スターライト・キッド(8/28/2024)
 怪我を機にスタイルチェンジに迫られ、
 QQ解体、HATE加入、とヒールに転じた上谷。

 相手を翻弄しつつ、表情仕草も豊かに煽っており、
 この上谷もかなり魅力的ですね。

 普段はそれをする側のキッドですが、
 逆に言うと受け手にして欲しいことがよく分かっている。

 上谷を推すために控えめに回っている感もありましたが、
 準々決勝なので15分の制限も設定され、
 公式戦で行われていたら設定されてたものより数分長く、
 終盤の攻防量も満足するラインに到達しています。

 本トーナメントの一番の試合。
 ぎりぎり好勝負です。

C5STAR GP決勝:舞華vs.上谷沙弥(8/31/2024)
 上谷が観客席にぶつけたり、
 ヒールアピールを適度に混ぜて主導権。

 舞華は構成のポイントとなる起点を作りながら
 徐々に徐々に自分の方に引き寄せていく形。

 微調整に繊細な所ありつつも
 役割分担はっきり割り切っていて、
 その濃淡の変化等で関わりが深くなっていく余地が少ない舞華の試合の物足りなさも出た。

 好勝負に届かずも中々良い試合。

Dワールド・オブ・スターダム王座戦:中野たむ(ch)vs.鈴季すず(10/5/2024)
 すずが場外ラフファイト。
 相手の領域だからと引きすぎることなく、たむも気強くすぐに応戦。

 一進一退の意識高いせめぎ合いで盛り上がりますね。

 エプロンからのテーブル葬や
 トップ・ロープ・ジャーマンなど激しいスポットもあり、この2人らしい内容でした。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:12/?/24)