TOP女子プロレスSTARDOM →STARDOM:Best of STARDOM 2021 part.6

STARDOM:Best of STARDOM 2021 part.6の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@SWA世界王座戦 & ワールド・オブ・スターダム王座#1コンテンダーズ・マッチ:朱里(ch)vs.AZM(11/3/21)
 STARDOMの中で唯一朱里に2勝して朱里キラーになっている
 AZMが王座戦でも良い動きを見せて、3度目もあるか!?と注目を集めます。

 朱里も横綱の腰攻め。
 
 予想されることを真っすぐ出して良い内容ではあるものの
 試合時間も13分とGPとそんなに変わらない中で
 新しいものを見せれたかというとそこが少し物足りなかったでしょうか。

 腰攻めで完結させる等完成度は高めなんですけどね。

 好勝負に少し届かず。

Aワールド・オブ・スターダム王座戦:林下詩美(ch)vs.葉月(11/3/21)
 オーソドックスな出だし。
 葉月は握手を求める等ヒール味は封印して、
 カラーを押し出していないものの
 林下の打撃に良い受け身で応じていますね。

 林下は葉月の反撃を簡単に許さずワンサイド感強いですね。
 それならば受け身は受け身として
 もっと動いて抗って欲しかったか。
 ここの出来でもっと移入感は高めれたでしょう。

 林下も自分の枠組みに落とし込もうとし過ぎ。
 そこまで制したがらなくても、と思います。

 それでも相乗効果で後半はどんどん良くなっていき、
 完全に激戦の形が整っています。

 葉月がトップからは一歩劣る自分のポジションを正確に捉えつつ
 それを強引に否定せずに王座戦としての求められるラインを紡いだ素晴らしいセンスを見せました。 

 好勝負に少し届かず。

BGoSTL公式戦:渡辺桃、AZM vs.中野たむ、白川未奈(11/4/21)
 スムーズなやりとり。
 特にグラウンドのそれは女子プロならではのものがありますね。

 スピーディな攻防にハード・ヒット。
 そして控えが関わってのタッグ要素、と
 総合的に見せ場を織り交ぜていて密度高め。

 相同性を意識しながらエスカレートさせて、
 試合時間を意識した構成もバッチリでした。

 好勝負に少し届かず。

CGoSTL決勝:葉月、コグマvs.AZM、渡辺桃(11/14/21)
 葉月、コグマはタイブレーカーの2戦目を勝利し決勝へ。
 AZM、桃も7Pに3チームが並びながらも直接対決の勝敗で勝ち上がる、という接戦。
 
 コグマが軽快に理も通っていて良好。
 葉月とのバランスも良く、連戦のAZM、桃を追い込みながら
 適宜一進一退を混ぜ込んでいきます。

 ただ決勝としてはもっとタッグとしての構成が
 ダイナミックになっても良かったでしょうね。
 小さくまとまってしまった感が残りました。

 中々良い試合。
 (執筆日:11/?/21)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@SWA世界王座戦 & ワールド・オブ・スターダム王座#1コンテンダーズ・マッチ:朱里(ch)vs.AZM(11/3/21)
Aワールド・オブ・スターダム王座戦:林下詩美(ch)vs.葉月(11/3/21)
BGoSTL公式戦:渡辺桃、AZM vs.中野たむ、白川未奈(11/4/21)
CGoSTL決勝:葉月、コグマvs.AZM、渡辺桃(11/14/21)