TOP女子プロレスSTARDOM →STARDOM:Best of STARDOM 2019 part.3

STARDOM:Best of STARDOM 2019 part.3の分析


名勝負 なし
好勝負 ワンダー・オブ・スターダム王座戦:星輝ありさ(ch)vs.中野たむ(6/16/19)

ゴッデスズ・オブ・スターダム王座戦:渡辺桃、林下詩美(ch)vs.ジャングル狂女、小波(7/15/19)

ワンダー・オブ・スターダム王座戦:星輝ありさ(ch)vs.ジャングル叫女(8/10/19)

ゴッデスズ・オブ・スターダム王座戦:ジャングル叫女、Konami(ch)vs.星輝ありさ、タム中野(11/24/19)

ワールド・オブ・スターダム王座戦:岩谷麻優(ch)vs.花月(12/24/19)

@ワンダー・オブ・スターダム王座戦:星輝ありさ(ch)vs.中野たむ(6/16/19)
 非常に静かに打撃の牽制とグラウンドでの押さえ込み。
 確かな地力を感じさせつつ王座戦らしい良い雰囲気作りです。

 たむは主導権を取るべく場外へダイビング・クロス・ボディから脚攻め。
 展開としては悪くないものの
 そのクオリティは少し物足りない。
 セルと抵抗/感情のバランス感の精度が荒削りに感じます。

 それでも星輝のハード・ヒットのリード・ラインと
 たむの脚攻めの切り出し方が良いので試合としては右肩上がり。

 終盤も異常な頭部への蹴りあいが目立ちますが、
 技の見せ方、使い方は丁寧で非常に好感が持てました。
 双方にとってキャリア・トップのパフォーマンスを見せたのではないでしょうか。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:6/?/19)

Aゴッデスズ・オブ・スターダム王座戦:渡辺桃、林下詩美(ch)vs.ジャングル狂女、小波(7/15/19)
 狂女と林下の相性の良さは林下デビュー戦で証明済み。
 
 桃は絶対値際立つ得意の攻防で盛り上げ、
 小波も小回りの利いたワークを見せています。

 タッチできるかできないかといった見せ場や
 4人入り混じった見栄えのするタッグ・スポットの一方で
 シングルの見せ場も上手くつながっていました。

 タッグならではの充実感でしたね。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:4/?/23)

Bワンダー・オブ・スターダム王座戦:星輝ありさ(ch)vs.葉月(7/24/19)
 葉月がラフ・ファイトで主導権を握ります。
 場外、リング共に空間の使い方が素晴らしく、
 フェイス・ウォッシュのようなハードな見応えある攻めもあるので、
 一方的な攻めながら退屈させずに成立していますね。
 クロス・フェイスも上手くポイントで使いこなしている。

 星輝も受けて受けて反撃という構成を
 しっかりこなせるか見ていましたが、
 ダメージ感も王者らしさも両立できていて良かったですね。

 体格差故に細かな調整が難しく課題は残りましたが、
 基本的には両者共に良いパフォーマンスを見せました。
 最後は星輝がハードなニー・ストライクで堂々たるフィニッシュ。

 桃の後を継いで良い王者ロードを築いていますね。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:12/?/19)

Cワンダー・オブ・スターダム王座戦:星輝ありさ(ch)vs.ジャングル叫女(8/10/19)
 出だしはタイミング合わず
 ジャングルの武器も見えない形。
 しかし部位攻めで見事に修正・落ち着かせましたね。

 ジャングルが脚攻めで動きを止め、
 エプロンへのパワー・ボムから腰攻め。
 一本筋でぶれないジャングルの良さが出ているし、
 星輝も良いセルをしていましたね。

 実は一番難しい中盤を間違いなくこなしたことで
 終盤はストレートに盛り上げるだけで十分。
 思う存分やりきることができ、
 最後のフィニッシュも爽快でしたね。
 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:12/?/19)

D5STAR GP公式戦:林下詩美vs.星輝ありさ(8/18/19)
 星輝の天真爛漫ファイト。
 得意のニーをポイントに置きながら攻防を作ります。

 林下は荒削りながら一発逆転ではない
 全編通して善戦したイメージを作りました。

 中々良い試合。
 (執筆日:4/?/23)