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STARDOM:Best of STARDOM 2018の分析


名勝負 なし
好勝負 ワンダー・オブ・スターダム王座戦:紫雷イオ(ch)vs.渡辺桃(2/18/18)

ワンダー・オブ・スターダム王座戦:紫雷イオ(ch)vs.渡辺桃(5/23/18)

@勝ち抜き戦、ルーザー・リーブ・ユニット・マッチ:大江戸隊vs.クイーンズ・クエスト(1/21/18)
 (オーバー・ザ・トップ・ルールもあり)
 最初のAZMvs.クリス・ウルフは8秒丸め込みで決着。
 この試合の特殊性を示しました。

 AZM vs.夏すみれ。
 オーバー・ザ・トップ・ロールの可能性を示した後、
 観客を暖めて次に引き継ぎ。

 夏すみれvs.イオ。
 大将がいきなり出てくるも
 すみれがキャラを活かした悪逆プレイで
 奇跡の可能性を信じさせます。
 自分の役割をしっかり果たしましたね。

 花月vs.イオ。
 本格派対決。
 オーバー・ザ・トップ・ルールも活かして
 スタート時よりスリリングな攻防を見せました。
 最後も毒霧でイオが脱落するに足るフィニッシュ。 

 花月vs.ヴァイパー。
 先ほどとは違って
 一撃でフォールを奪われうるという
 別の見せ方で楽しませてくれます。
 セコンドが支えて落ちないというブックの見せ場サポートもあり
 10分充実した攻防をやりきりました。
 時間切れで両者脱落。
 
 HZK vs.木村花。
 ここからレスラーの質が落ちることは否めません。
 最後に登場する選手だけが追放のリスクを負う、という
 ルールの根本的問題が出てしまいました。
 内容はともかく残り時間3分とアナウンスのあったところでの
 道連れのサンセット・フリップ・パワー・ボムという
 フィニッシュは印象的でした。 

 渡辺桃vs.中野たむ。
 ラストの対決。
 蹴り合いなどで感情は詰まっています。
 でもやっぱり技能は足りなくて物足りない部分も。
 中々良い試合。
 
Aワンダー・オブ・スターダム王座戦:紫雷イオ(ch)vs.渡辺桃(2/18/18)
 渡辺はプロレスとして魅せるために全力でムーブを行う。
 イオはプロレスとして魅せるために動きを制動した上で必要な力の入れ具合で行う。
 一流と二流の狭間で若手とエースが
 同じようなムーブでぶつかりあいます。
 ダイブを防いだところから渡辺が主導権を握る予想外の展開ですが、
 苛烈な蹴りでイオをひるませるに足る攻め。
 序盤の全力プレイと異なり、
 負の感情、刺々しさが出てきたのが良いですね。
 イオ反撃後も相手任せにせず渡辺は積極的な攻め。
 荒々しい攻めは粗い部分もありますが、
 本来こういう気持ちのぶつかり合いを極めることこそ女子プロレスの原点です。
 その点で非常に上質な内容だったといえます。
 ぎりぎり好勝負。

Bワールド・オブ・スターダム王座戦:トニー・ストーム(ch)vs.岩谷麻優(4/1/18)
 前回は岩谷の脱臼で不本意な終わり方をした王座戦の再戦。
 トニーはかわされ自爆した際に肘を痛めた振りをする等
 観客を煽るヒール・スタイル。
 ただ本来はフェイス向きなレスラーですから
 多少クオリティにばらつきはありますね。
 岩谷は情感的なビッグ・ムーブが光りました。
 攻めながらも肘の痛みを表現していて
 これならもう少し時間を与えて深堀も出来たのでは。
 中々良い試合。

Cシンデレラ・トーナメント準決勝:紫雷イオvs.vs.岩谷麻優(4/30/18)
 スムーズな流れで
 相互にポイントを掴み試合を形作りますが、
 10分時間切れで両者トーナメントから脱落するという
 結末の下、過剰な挑戦もまたしていません。
 紫雷の離脱があり、最後のシングルとなった訳で、
 もしやと思いましたが、まあまあ良い試合程度でした。

Dワンダー・オブ・スターダム王座戦:紫雷イオ(ch)vs.渡辺桃(5/23/18)
 イオの厳しい攻めに対し、
 桃がナチュラルな素晴らしい受けを見せます。
 反撃も情熱的で心を動かす力がありますね。
 イオもトップ・スターとして大きく立ちふさがる。
 エプロンのジャーマンにムーンサルト。
 技の綺麗さは必ずしも評点要素ではないですが、
 イオに限ってはトップとしての矜持の象徴に見える。
 桃は雪崩式技を切り替えして終盤戦突入。
 切り替えしスポットにこれを選んだのは
 パワー・バランスを崩さない妙案です。
 イオが上手く誘導し素晴らしい絵図のまま、まさかの王座交代劇。
 勝利までの道筋を20分以下の試合時間で
 最短で効率よく導き出しました。
 文句なしに好勝負。

E紫雷イオ最終戦:大江戸隊(葉月、花月)vs.サンダー・ロック(紫雷イオ、岩谷麻優)(6/17/18)
 イオの最終戦ではありますが、どこか引き気味。
 観客を巻き込みながらの場外戦に移行すると
 イオが入場口上からのムーンサルトなど
 お約束を最後に一通り見せてはくれますが、
 これからのスターダムは残りの3人が引っ張るから、といった印象です。
 全員でイオにコーナー連続攻撃というのは伝統ネタですけれども
 他ならぬイオならば最後まで強いイオとして
 勝敗にこだわって立ちふさがって欲しかったですけどね。
 構成とタッグとしての見せ場は上々。
 ロング・マッチながらそつは無かった。
 中々良い試合。

 (執筆日:8/?/18)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@勝ち抜き戦、ルーザー・リーブ・ユニット・マッチ:大江戸隊vs.クイーンズ・クエスト(1/21/18)
Aワンダー・オブ・スターダム王座戦:紫雷イオ(ch)vs.渡辺桃(2/18/18)
Bワールド・オブ・スターダム王座戦:トニー・ストーム(ch)vs.岩谷麻優(4/1/18)
Cシンデレラ・トーナメント準決勝:紫雷イオvs.vs.岩谷麻優(10分時間切れ)(4/30/18)
Dワンダー・オブ・スターダム王座戦:紫雷イオ(ch)vs.渡辺桃(新チャンピオン!)(5/23/18)
E紫雷イオ最終戦:大江戸隊(葉月、花月)vs.サンダー・ロック(紫雷イオ、岩谷麻優)(6/17/18)