TOP女子プロレスSTARDOM →STARDOM:Best of STARDOM 2017 part.3

STARDOM:Best of STARDOM 2017 part.3の分析


名勝負 なし
好勝負 5STAR GP公式戦:花月vs.木村花(9/10/17)

5STAR GP公式戦:花月vs.岩谷麻優(9/18/17)

@ワールド・オブ・スターダム王座戦:岩谷麻優(ch)vs.美闘陽子(7/16/17)
 演舞後に岩谷がドラスクで主導権。
 同じストライカーだからこそ
 もう少し攻防を行ってからでないと
 美闘が弱く見えてしまいますね。
 その後も美闘が岩谷のアクションに譲ってしまうので
 印象を払拭できず。
 技のタイミングで少しずれていたりと
 美闘にガタが来ていて落ちているというリアルでしょうが、
 それがそのまま出て欠点という結果になってしまった。
 平均的な良試合。
 (執筆日:8/?/18)

Aワールド・オブ・スターダム王座戦:岩谷麻優(ch)vs.ヴァイパー(7/23/17)
 演武から入ってグラウンド中心に試合を運んで、と
 世界共通の意志疎通しやすいオーソドックスな構築。
 そこにヴァイパーの一貫した腰攻めが加わります。
 外人ヒールではないので煽りはありませんが、
 岩谷への応援を引き出すには十分。
 岩田にも腰のダメージを上手く表現しながらビッグ・スポットを出していく。
 じっくりやってきた上でのクライマックスの
 スピードにのったかわし合い、防ぎあいは輝きます。
 日本人同士の過激な攻防はなく12分の試合でしたが、
 日本人同士の時に軽視されがちな意味性をしっかり持たせた内容。
 中々良い試合。
 (執筆日:8/?/18)

Bワールド・オブ・スターダム王座戦:岩谷麻優(ch)vs.花月(8/13/17)
 花月は久しぶりに見ましたが成長しましたね。
 技を決めた後の溜め等ディティールまで意識が行き届いていて
 ヒールとしてのキャラもできてきている。
 セコンド介入による演出は少し古臭いけれども。
 入場ゲート上で絞首刑を受ける等
 苛烈なヒール・プレイに岩谷は自分の形に持っていけず。
 それは展開として一定の理解をできるものの
 王者としてはそこを破る強さのアピールが欲しいですね。
 ここ数年引っ張ってきたイオと比べると
 その点岩谷側に少し物足りなさが残りました。
 好勝負に少し届かず。
 (執筆日:11/?/17)

C5STAR GP公式戦:花月vs.木村花(9/10/17)
 大江戸隊対決。
 試合前のマイクから始まり、
 花月の盛り上げ上手なアイディアに乗せられます。

 木村の気迫、カウンター・サブミッションも光っており、
 コンパクトな内容とはいえエンタメ性、化学反応のレベルはピカイチ。

 思わぬ掘り出し物の試合となっています。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:4/?/23)

D5STAR GP公式戦:花月vs.岩谷麻優(9/18/17)
 入場してきた岩谷を花月が襲撃すると
 入場ゲートを倒し岩谷を下敷きに。
 少し手加減していたとはいえ
 危険で派手な見せ場で掴みます。
 岩谷が良質なダメージ表現を見せながら
 それに基づいた反撃で応じていきます。
 花月はしっかりとヒール道を貫きますし、
 岩谷も絵作りを意識していてハマりました。
 終盤の間の置き方には少し疑問もありましたが、
 ミストから綺麗にフィニッシュしました。
 ぎりぎり好勝負。 
 (執筆日:1/?/18)