TOP女子プロレスShimmer →Shimmer:Women Athletes Volume.7 8/22/06

Shimmer:Women Athletes Volume.7 8/22/06の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

総時間2時間35分です。

@ティアナ・リンガーvs.ローレライ・リー
Aシンディ・ロジャースvs.プリンセス・アリエル
Bレキシー・ファイフ、マリア・ホサカvs.セリーナ・ディーブ、ポリシア・ペレス
 いつもより軽く変哲の無い悪い試合群。
 只ティアナはポニー・テールにした事で外見が一新。
 セクシー系オープニング要員としての素養を見せました。

Cレインvs.ミスチーフ
 ミスチーフは体調が悪いのか
 ほとんど攻める事がありませんでした。
 最後はミスチーフと抗争を繰り広げたメリッサが姿を見せるですけれども
 レイシーがレフェリーの目を逸らすのを防いで結果ミスチーフをアシストしています。
 ギアが入ってきている物のこれまた悪い試合の域を出ず。
 
Dアリソン・デンジャーvs.アンバー・オニール
 オニールがミッド・カードに出るのも久しぶりですね。
 いつも変わらぬ仕事ぶりを評価されたのかな。
 とにかくオニールは今回頑張ってましたね。
 あのホラー映画で真っ先に死ぬようなキャラはそのままに
 ハードな打撃の打ち合いを絡めていて
 良い意味でベビー・ヒールは関係無くなり、
 両者魅力的に映りました。
 デンジャーがカリスマ性のある選手で
 得意の脚攻められを含んでいたとはいえ
 オニールがミッド・カードも務められる事を証明したのは素晴らしい。
 平均より少し上。

Eレイシーvs.ニッキー・ロックス
 メリッサ、ミスチーフに続いて
 今度はニッキーのプッシュ計画が始動。
 これまでの印象だと1アンダーカード・レスラーに過ぎませんでしたが
 Shimmerからプッシュされるだけの物あって
 両者のステージの違いを明確にしながらも
 予想以上の善戦でレベルの高い攻防を。
 まあまあ良い試合でした。

Fメルセデス・マルチネスvs.ルフィスト
 ルフィストという事で当然ハード・ヒッティングな試合 になり
 見所もありましたが、やはり同じ女性ではそれ程スイングしないようで・・・。
 アスリートとしては体重もオーバー気味ですしね。
 平均レベルです。

Gサラ・デル・レイvs.ナッティー・ネイドハート
 ハート家が生んだ女性レスラーは
 実際どれだけの能力を持っているのか。
 それを見るにサラほどの適役もいない。
 中々興味深いカードです。
 さて最初こそ違和感を感じましたが
 ナッティーのアメコミに出てきそうなマッチョ・ヒールはおいしい。
 その割にパワー・プレイが少ないってのが惜しいですね。
 試合はナッティーが主導を握り
 必殺のシャープ・シューターへの布石、脚攻めも絡めますが
 特筆すべきは打と締の絶妙な配分による試合構築でしょうか。
 今回投げは1回も使っていないのに完成度、満足度共に高かったですからね。
 しかしこの2人にしては終盤信じられないほど失速しています。
 これはちょっと残念でしたね。
 それでもかなり見所のある試合でした。
 平均的な良試合。
  
Hデイジー・ヘイズvs.チアリーダー・メリッサ
 Cの事がありましたがフェイス・ターンという訳でもないようですね。
 両脚を持って柵に振り飛ばす等相変わらず
 冷徹なヒールを見せデイジーを引っ張っています。
 デイジーは相手によって出来にむらがあり
 メイン・イベンターとしては少し不安定ですね。
 この試合もまあまあ良い試合なんですけど
 Gからメインを奪うには弱かったですね。
 試合後レッキング・クルーがメリッサを襲撃するもミスチーフが救出。
 ミスチーフとメリッサはお互いをリスペクトしタッグとしてやっていく事になった様子。

総評
 アンダーカードこそ悪かったですが
 後半は一定のクオリティを越えナティーvs.サラの目玉カードもある。
 Shimmerの団体としての成熟を感じさせる大会でした。

DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@ティアナ・リンガーvs.ローレライ・リー
Aシンディ・ロジャースvs.プリンセス・アリエル
Bレキシー・ファイフ、マリア・ホサカvs.セリーナ・ディーブ、ポリシア・ペレス
Cレインvs.ミスチーフ(DQ)
Dアリソン・デンジャーvs.アンバー・オニール
Eレイシーvs.ニッキー・ロックス
Fメルセデス・マルチネスvs.ルフィスト
Gサラ・デル・レイvs.ナッティィー・ネイドハート
Hデイジー・ヘイズvs.チアリーダー・メリッサ