TOP女子プロレスShimmer →Shimmer:Women Athletes Volume.42 10/1/11

Shimmer:Women Athletes Volume.42 10/1/11の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

@レヴァ・ベイツvs.メルセデス・マルチネス
Aメナ・リブラ、メラニー・クルーズvs.ヘイリー・ヘイトリッド、カラミティー
Bケリー・スケーターvs.ルフィストvs.中川ともかvs.ミスチーフ
C桜花由美vs.コートニー・ラッシュ

Dダヴィナ・ローズvs.ポリシア・ペレス
 ペレスがセリーナを呼び出し私が勝つところを見ておきな、と言う。
 ペレスが勝利。試合後もクロス・フェイスを離さない。
 セリーナがダヴィナを助ける。マシューズが現れる。
 セリーナがマシューズに試合を申し込む。

Eネヴァ、サッシー・ステフィーvs.ニッキー・ロックス、アリエル
Fチアリーダー・メリッサvs.クリスティーナ・フォン・エリック
Gアセナvs.ジェシー・マッケイvs.ミア・イム

Hニコール・マシューズvs.セリーナ・ディーブ
 技術の前にリアルに押さえ込むレスリング。
 セリーナは元WWEならではのスケールの大きさを見せつつ
 アスリート性を前面に押し出してきました。
 Smashの経験が影響しているのでしょうか、
 更に豊かなレスラーの境地へと踏み込んでいると感じさせる。
 今伸び盛りのニコールにこのセリーナを当てるとは良いカードですね。
 鬩ぎ合い後、セリーナが腕攻め。
 腕にエルボー・ドロップ連打したりと
 展開的にはならない執着、感情が見えます。
 これに対してニコールが荒っぽく腰攻め。
 ちょっと打撃が弱いのが何時もの如く難ですけどね。
 セリーナの情熱的な身振り・受けと
 ニコールの自由度の高い攻防により試合は激戦となりました。
 やや合っていないために攻防が汚く、
 最後はポリシア・ペレスの介入絡みであっさりだったのが残念。
 中々良い試合です。 

 試合後セリーナがペレスと次回ノー・ホールズ・バードで戦うことを提案。

Iタッグ王座戦:浜田文子、栗原あゆみ(ch)vs.ナイト・ダイナスティ
 試合後サラヤがブリタニを叱責。

J華名vs.サラ・デル・レイ
 まずは当然グラウンドで緊張感を高めていくのだろうと思いきや
 韻を踏むUS式のレスリングに出て不恰好。
 ニーDDT、ビッグ・ブーツ、柵と無駄に使ってサラの支配へ。
 華名がそこからどう耐えて反撃するか、が見せ場。
 つまるところ華名を応援させる形で実にらしくない。
 コンビネーションで反撃し一定レベルの形には仕上げたが
 この2人の対決に期待するものは見られなかった。
 まあまあ良い試合。

KShimmer王座戦:マディソン・イーグルス(ch)vs.松本浩代
 イーグルスが冒頭ボディ・アタックに出ます。
 松本の重戦車っぷりを押し出したい狙いだったのでしょうね。
 しかし松本が対応できず最初の狙いは失敗。
 その後も本質的には理解しあえていないように見えます。
 それでもイーグルスの試行錯誤は
 単独でも成立していて良好なものです。
 環境を使った戦略性、
 渋いアーム・バーでの押さえ込みなど
 逐次考えながら動いているので感心します。
 一方で松本は試合において多少貢献しているが
 余りパッとしないことは否めません。
 終盤でようやく松本ならではの価値が出てくる。
 綺麗に体重をのせた重い技を加速しながら叩き込み、
 必死さを出したイーグルスと素晴らしい攻防を繰り広げフィニッシュ。
 一部の完成度の低さが最終的な評価においても足を引っ張ったが
 メインとして合格点を与える印象は残せました。
 平均的な良試合。

総評
 ビッグ・マッチのサラvs.華名がいまいちでしたが
 ニコールが相変わらず絶好調。
 他日本人が確かな仕事で支えまずまずの大会にしました。
 (執筆日:3/25/12)
DVD Rating:★★☆☆☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@レヴァ・ベイツvs.メルセデス・マルチネス
Aメナ・リブラ、メラニー・クルーズvs.ヘイリー・ヘイトリッド、カラミティー
Bケリー・スケーターvs.ルフィストvs.中川ともかvs.ミスチーフ
C桜花由美vs.コートニー・ラッシュ
Dダヴィナ・ローズvs.ポリシア・ペレス
Eネヴァ、サッシー・ステフィーvs.ニッキー・ロックス、アリエル
Fチアリーダー・メリッサvs.クリスティーナ・フォン・エリック
Gアセナvs.ジェシー・マッケイvs.ミア・イム
Hニコール・マシューズvs.セリーナ・ディーブ
Iタッグ王座戦:浜田文子、栗原あゆみ(ch)vs.ナイト・ダイナスティ
J華名vs.サラ・デル・レイ
KShimmer王座戦:マディソン・イーグルス(ch)vs.松本浩代