TOP女子プロレスShimmer →Shimmer:Women Athletes Volume.20 7/5/08

Shimmer:Women Athletes Volume.20 7/5/08の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

約2時間35分です。

@シャーク・ガールvs.べロニカ・ヴァイス
 ディーバ以下。
 ひどい試合です。

Aポリシア・ペレス、ニコール・マシューズvs.アリソン・デンジャー、ジェニファー・ブレイク
 それぞれマシューズ、ブレイクの完成度が低く
 形になるかという所で足を引っ張っていますね。
 フィニッシュも伏線が欲しい。
 悪い試合。

Bアメージング・コングvs.ダンヤ
 巨体vs.蹴りというのは絵になる構図ながら
 ダンヤの蹴りのインパクトは弱くほとんどスカッシュ・マッチ。

Cダフニーvs.キャット・パワー
 猫力のプッシュのために鮫女に変化中だったダフニーが借り出された形ですね。
 そのため短めでしたが
 意外に見応えはあって猫力がWWE的な様式で
 中々の脚攻めを見せてくれました。
 悪くない試合。
 後ダフニーはまだ下手なのでこちらのギミック1本に絞って頑張って欲しいですね。

Dレイン、ジェッタvs.アシュリー・レイン、ネヴァ
 IMRCが腕攻めを絡めた孤立で試合を作っていきます。
 アリュリー、ネヴァも適度に反撃できていますね。
 後は腕攻めで締める要領があれば一定の完成を見る。
 平均より少し上。

Eニッキー・ロックスvs.プリンセス・アリエル
 TNAでは髪を切られたりとろくな事になっていない印象を持っていたロックスですが
 同時に良い経験もしているようですね。
 目を見張るインサイド・ワークで立派に試合をキャリーしてのけ非常に感心しました。 
 まあまあ良い試合です。
 TNA本陣でもこの実力を発揮する機会が与えられんことを。

Fサラ・デル・レイvs.セリーナ・ディーブ
 ヒールになってからは乱戦スタイルでスカッシュする事が多くこれもそうなるかなと思いきや、ロング・マッチでしたね。
 臆することなく立ち向かうディーブに 
 押されるやラフ・ファイトや脚攻めで支配するサラ。
 チャレンジ・マッチとしての様相を明確にし、しっかりと仕上げています。
 まあまあ良い試合。

Gルフィストvs.チアリーダー・メリッサ
 ルフィストがセミとは思い切った事をしてきましたね。
 ハード・ヒッティングが売りな両者ですけれど
 ルフィストが技巧面で劣る点が不安要素としてありましたから。
 しかし試合が始まればお互いのスタイルを対比させながら
 上手く試合を組み立てていますね。
 特にショルダー・タックルを受け止め合う、という
 普通なら最初にやるような軽いものまで含め
 打ち合いの要素を全てひっくるめて
 最後の2分に詰め込んだってのが素晴らしい。
 通常のやり方とは違うが、これもまた見事なハード・ヒッティング・マッチ。
 中々良い試合です。

HShimmer王座戦:ミスチーフ(ch)vs.メルセデス・マルチネス
 まずマルチネスのコンディションが素晴らしいですね。
 いつも以上の激しさ、容赦の無さを発揮し
 特にそのハードなチョップはミスチーフの胸をない出血させる程。
 王者として物足りない印象を抱いていた
 ミスチーフも今回は最初から最後まで工夫をこらし
 目の離せない攻防を見せてくれました。
 This is Awesomeのチャントが起きたのも納得の激しい試合で
 中々良い試合です。
 
総評
 カードを見た時点ではそこまでパッとしませんでしたが
 蓋を開けてみればオープニングからメインまで
 完全に右肩上がり、という充実振り。
 これはShimmerファンならマスト・バイ・レベルですね。
DVD Rating:★★★★☆

注目試合の詳細

なし

試合結果

@シャーク・ガールvs.ベロニカ・ヴァイス
Aポリシア・ペレス、ニコール・マシューズvs.アリソン・デンジャー、ジェニファー・ブレイク
Bアメージング・コングvs.ダンヤ
Cダフニーvs.キャット・パワー
Dレイン、ジェッタvs.アシュリー・レイン、ネヴァ
Eニッキー・ロックスvs.プリンセス・アリエル
Fサラ・デル・レイvs.セリーナ・ディーブ
Gルフィストvs.チアリーダー・メリッサ
HShimmer王座戦:ミスチーフ(ch)vs.メルセデス・マルチネス