TOP女子プロレスShimmer →Shimmer:Women Athletes Volume.19 7/5/08

Shimmer:Women Athletes Volume.19 7/5/08の分析


名勝負 なし
好勝負 なし

約2時間45分です。

@21ウーマン・バトル・ロイヤル
 間隔が30秒でペースが速いですし
 勝者がメインに出るとなると勝敗も気になりますので楽しめる物になっています。
 少し悪い試合。

Aポリシア・ペレスvs.シャーク・ガール
 まだ鮫女はネタの域を出ない。
 悪い試合。

Bダンヤvs.セリーナ・ディーブ
 粗いながらも目まぐるしい攻防を見せてくれました。
 少し悪い試合。

Cアシュリー・レイン、ネヴァvs.キャット・パワー、ベロニカ・ヴァイス
 パワー、ヴァイスはディーバ・レベル。
 パワーは圧力を持っているのでパワー・ファイターとしての可能性があるけれど
 ヴァイスの方は・・・セイブル系で?。
 とにかくレイン、ネヴァにキャリーをまかされたのだが
 こちらも新人なので無理な話。
 悪い試合。

Dアメージング・コングvs.ローレライ・リー
 ほとんどスカッシュ・マッチ。
 勿体無いねぇ。

Eニコール・マシューズvs.ニッキー・ロックス
 ロックスがShimmerにカム・バック。
 髪は無くなってしまったけれど人気は依然高く
 観客席からは素晴らしい掛け声が飛びます。
 いくつか崩れたムーブも見られましたが
 それでも試合は崩さずやりとげました。
 悪くない試合です。

Fアリソン・デンジャーvs.ジェニファー・ブレイク
 デンジャーは経験をつんでいるだけに
 新人の力を引き出すのが上手いですね。
 この分野に関してはトップより上かもしれない。
 ブレイクはハードな受けをする割りに攻めがかよわいのを何とかして欲しい所。
 平均より少し上。
 試合後デンジャーがブレイクを認めカナダの#1アスリートだと言うと
 聞きずてならないとペレス、マシューズが現れ
 結局Vol.20でタッグ戦を行うことに。

Gレインvs.ルフィスト
 ルフィストのハード・ヒッティングと
 レインのインサイド・ワークが入り混じって
 良い感じに仕上がっています。
 ルフィストはShimmerでも受け入れられて来てますね。
 平均より少し上。

Hサラ・デル・レイvs.プリンセス・アリエル
 @で伏線も引いたこの試合。
 ヒール・ターンして間もないので
 打撃中心のラフ・ファイトをお披露目するのが目的のような内容ですね。
 それにしてもちょっと長すぎる。
 少し悪い試合。

Iチアリーダー・メリッサvs.メル セデス・マルチネス
 お互いが相手を強く意識し高みに向かう展開を実現するのに
 それぞれコーナーに押し込みクリーンに離れる、という典型的なネタを使う一方で
 グラウンドの攻防においてもそれを表現しているのがTOPを張れている理由ですね。
 非常に上手く試合を構成していますよ。
 Chickfightで見せた一戦には及びませんが中々良い試合です。

JShimmer王座戦:ミスチーフ(ch)vs.ジェッタ
 かつてのニッキー・ロックスばりに
 メインへの抜擢を受けたジェッタ。
 コミカルという独自色を持っているものの
 劣化版レイシーの域を出ずメインには早すぎたな、という印象。
 この問題を克服したレインを先に挑戦させたら良いのにとも思いますね。
 試合はミスチーフが腕攻めで引っ張り形はつけるも上述の通りメインとしては物足りない。
 平均より少し上。

総評
 アメコン、サラがスカッシュで王座戦も弱い相手・・・。
 カードの弱さが目立ちますね。
 それでもメリッサvs.マルチネスが外れず
 見逃してもかまわないと言わせないのがShimmerクオリティ。
DVD Rating:★☆☆☆☆

注目試合の詳細

Iチアリーダー・メリッサvs.メルセデス・マルチネス
  マルチネスがコーナーに押し込むもクリーンに離れる。
  メリッサもコーナーに押し込むもクリーンに離れる。
  グラウンドの攻防。
  メリッサがアーム・バーを狙う。
  マルチネスはロックするとロープに脚をかける。
  メリッサは離すも離れずグラウンド・ヘッド・シザース。
  マルチネスがチン・ロックに返す。
  メリッサがロープに這い寄る。
  マルチネスは両腕も巻き込む。
  メリッサが抜け出してロープを掴む。
  マルチネスは離すも離れずにフロント・ヘッド・ロック。
  メリッサはハンマー・ロックに返す。
  逃れようとしたマルチネスの腕をマットに叩きつける。
  マルチネスは蹴りつけてアーム・ロックから逃れると変形バタフライ・ロック。
  メリッサは起き上がるとロープに振ろうとする。
  振り返されるもサンセット・フリップへ。
  マルチネスは流れに身を任せて逃れるとドロップ・キック。
  もう1発。
  メリッサに打撃を叩き込んでいく。
  コーナーに振ろうとする。
  メリッサは防ぐとクローズライン。
  エルボー・ドロップからカバー。カウント2。
  チン・ロック。
  起き上がったマルチネスの髪を掴んで倒しカバー。カウント2。
  ターン・バックルにぶつけショルダー・ブロックを叩き込む。
  バタフライ・ロック。
  メリッサは起き上がると後ろ蹴り。
  チョップの打ち合い。
  メリッサがフォア・アームズを浴びせロープに振ろうとする。
  マルチネスは振り返すとパワー・スラム。カウント2。
  変形STFに捕らえる。
  メリッサが殴りつけて逃れる。
  マルチネスはメリッサをコーナーに振りクローズライン。
  もう1発狙う。
  メリッサは避けるとフォア・アームズを叩き込んでいく。
  ランニング・フォア・アームズ。
  コーナーに振ろうとする。
  マルチネスが防いでクローズラインへ。
  メリッサは避けるとドロップ・トー・ホールドからクラブ・ストンプ。
  カバーするもカウントは2。
  スライディング・キックで落とすとエプロンにぶつけていく。
  マルチネスは防ぐと逆にぶつける。
  フォア・アームズの打ち合い。
  マルチネスはアッパーカートを決めるとメリッサをリングに戻す・
  フォア・アームズを放つ。
  メリッサは打ち返すとロープに振ろうとする。
  マルチネスは振り返すとビッグ・ブーツを放つ。
  メリッサは避けるとジャーマン。
  マルチネスが起き上がりジャーマン。
  両者ダウン。
  両膝をついた状態でフォア・アームズを打ち合う。
  起き上がっても打ち合う。
  マルチネスが蹴りを入れフィッシャーマンズ・スープレックスを狙う。
  メリッサがインサイド・クレイドルに切り返す。
  マルチネスはカウント1で返すとスクール・ボーイ。カウント2。
  メリッサがバック・スライド。カウント2。
  マルチネスを殴りつけるとコップ・キラーへ。
  マルチネスは後ろに着地するとブレーン・バスターを決める。
  カバーするもカウント2。
  フィッシャーマンズ・スープレックスを狙う。
  メリッサは殴りつけて防ぐとサモアン・ドロップを狙う。
  マルチネスはエルボーを入れて逃れるとロープに走る。
  メリッサがカウンターでサモアン・ドロップ。
  カバーするもカウント2。
  ならばとコップ・キラーへ。
  マルチネスは横にかわすとフィッシャーマンズ・スープレックスを決め1,2,3!
  マルチネスの勝利!

試合結果

@21ウーマン・バトル・ロイヤル(勝者:ジェッタ)
Aポリシア・ペレスvs.シャーク・ガール
Bダンヤvs.セリーナ・ディーブ
Cアシュリー・レイン、ネヴァvs.キャット・パワー、ベロニカ・ヴァイス
Dアメージング・コングvs.ローレライ・リー
Eニコール・マシューズvs.ニッキー・ロックス
Fアリソン・デンジャーvs.ジェニファー・ブレイク
Gレインvs.ルフィスト
Hサラ・デル・レイvs.プリンセ ス・アリエル
Iチアリーダー・メリッサvs.メルセデス・マルチネス
JShimmer王座戦:ミスチーフ(ch)vs.ジェッタ