TOP女子プロレス仙台ガールズ →仙台ガールズ:Best of Sendai Girls 2024

仙台ガールズ:Best of Sendai Girls 2024の分析


名勝負 なし
好勝負 岩田美香、橋本千紘vs.Sareee、桃野美桜(1/7/24)

タッグ王座戦:チーム200kg(橋本千紘、優宇)(ch)vs.VENY、レナ・クロス(11/9/24)

@岩田美香、橋本千紘vs.Sareee、桃野美桜(1/7/24)
 岩田は相手が張り合えなければ相手が見劣りするようなハード・ファイト。
 Sareeeも無駄なやさしさを必要としないので、バチバチで対抗。

 橋本はパワフルに1対2ムーブも決め、桃野も気持ちよく張り合って、
 それぞれが惜しみなく自分の持ち味を発揮してぶつかりましたね。

 その為タッグとしてのアクセントが弱くても物足りなさは無し。
 
 メモリアル・イベントのドリーム・マッチかというぐらいの全力ファイトでした。
 4者それぞれお見事。

 文句なしに好勝負。
 (執筆日:3/?/24)

Aタッグ王座戦:チーム200kg(橋本千紘、優宇)(ch)vs.桃野美桜、岡優里佳(2/11/24)
 ハイフライとパワーの構図。
 桃野らにもう少しスピードあればより見栄えがするものの構図のこなし方は◯。

 桃野の数多く攻防を生み出そうという積極性は素晴らしい。

 パートナーの岡は分をわきまえて岩田のフォロワーに徹していますが、
 ちゃんと試合に弾みをつけることができています。

 橋本、優宇のテンポのよい試合運びも安定感ありましたね。

 あとは試合の構成でもう一段階クオリティは上げれたか。

 好勝負に届かずも中々良い試合。

B仙台ガールズ世界王座&ワンダー・オブ・スターダム王座戦:岩田美香(ch)vs.安納サオリ(7/15/24)
 安納は抗争の表現得意で今回も見得の切り方が冴えています。

 それに比べると岩田はハードな蹴りを中心に
 その強度は王者を張るに値するものの表現としては愚直で物足りないところも。

 安納のダメージ時表現で岩田の蹴りの一撃性がスケールアップ。両者のポイントの持っていき方がより精緻に噛み合えば更に良くなったか。

 中々良い試合。

Bタッグ王座戦:チーム200kg(橋本千紘、優宇)(ch)vs.VENY、レナ・クロス(11/9/24)
 レナが成長して体格の良さをしっかり活かすので、
 チーム200kgにも対抗できます。

 そうすると飛翔力に衰え見えるVENYも無理にパートナーを引っ張る必要もなくなるので、
 自分の売りの俊敏な切り返し合いに専念できて良いことづくめ。

 VENY、レナ間の連携はまだまだ伸びしろある状態ですが、
 個の輝きが安定感あるタッグ王者としっかり噛み合って素晴らしい内容になっていました。

 ぎりぎり好勝負。
 (執筆日:12/?/24)