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JWP:Best of JWP 1997の分析


名勝負 なし
好勝負 JWP王座戦:ダイナマイト関西(ch)vs.福岡晶(4/8/97)

Jr王座戦:久住智子(ch)vs.宮口知子(8/17/97)

@ドレス・アップ・ワイルド・ファイト:尾崎魔弓、天野理恵子vs.工藤恵、RIE(FMW)(4/8/97)
 乱戦スタイルで椅子攻撃も積極的に行います。
 一応2対1など優位な状況を作り出す努力はしていますが
 それでも過激度でとにかく引っ張っている内容です。
 テーブルへのライガー・ボム、チェーン攻撃など
 潤沢なハードコア・スポットで27分もの試合時間となりました。
 好勝負に届かずも中々良い試合。
  (執筆日:2/?/12)

Aジュニア王座戦:久住智子(ch)vs.本谷香名子(5/10/97)
 久住がスプリングボード式アタックで本谷を柵に圧殺。
 強烈なスポットは迫力ありましたね。

 そこを起点に本谷の痛めた腕を攻める等
 シーンをしっかり作ろうという意識は評価したいですね。

 ダブル・アーム・スープレックスを連発での押し込み等
 トップ・スターの輝きとしては足りなくても
 女子プロの熱量はひしひしと伝わるハイ・テンポ・アクション。

 本谷も気持ちを押し出して王者に引けを取らない働きでした。

 自分の衝動が上回って観客を後からついてこさせる点で
 まだまだJr.の領域に留まっているものの、
 おそらくこの王座戦の歴史の中でも上位に位置するのだろうと思わせる内容でした。

 中々良い試合。
  (執筆日:6/?/21)

BJWP王座戦:ダイナマイト関西(ch)vs.福岡晶(4/8/97)
 関西が容赦ない攻めを叩き込んでいきます。
 福岡は耐え切った上で反撃を試みます。
 技はヒットしてもダメージが十分でなければ
 関西が復活してくるというのがドラマを生み出します。
 これは技の一つ一つの成否に意味を与えることにもなる。
 終盤は福岡がダイビング・ウィール・キック、
 ムーンサルト・ダブル・ストンプなんていう危険極まりない技を連発。
 関西はこれで怪我をしたそうです。
 コンセプトと過激度以外に感心する部分は少ないが素晴らしい試合。
 ぎりぎり好勝負です。
  (執筆日:2/?/12)

CJr.王座戦:久住智子(ch)vs.宮口知子(8/17/97)
 (カットあり)
 それぞれ積極的にカウンターを出し、
 要所の凝縮したカウンター合戦は実に見応えがあります。
 頭部への蹴りもあり素晴らしいライバル関係にある様子が伺えます。
 ダイブから場外ジャーマンと終盤に向けて過激化する一方で
 ベースには正常な技構成で気合による起き上がりも張り合いの理がある。
 全女でJrというと基本技で気持ちだけの戦いといった感じだったので
 この試合には大変感心しました。
 ぎりぎり好勝負。
  (執筆日:2/?/12)

D尾崎魔弓vs.ダイナマイト関西(12/26/97)
 (途中から)
 尾崎は体格の小ささを逆に活かした攻め。
 単純にスピードで翻弄とせず
 自分の大物としての価値を崩さずに渡り合います。
 後半にかけて関西のただでさえ重い攻めを受けでスケール・アップ。
 終盤もダウンと鋭い攻防が上手く組み合わさった戦いでした。
 ただ尾崎が裏拳が武器とはいえ関西とKO勝負をするのは違和感を覚えずにはいられない。
 好勝負に少し届かず。

  (執筆日:2/?/12)

注目試合の詳細

なし

試合結果

@@ドレス・アップ・ワイルド・ファイト:尾崎魔弓、天野理恵子vs.工藤恵、RIE(FMW)(4/8/97)
Aジュニア王座戦:久住智子(ch)vs.本谷香名子(5/10/97)
BJWP王座戦:ダイナマイト関西(ch)vs.福岡晶(4/8/97)
CJr王座戦:久住智子(ch)vs.宮口知子(8/17/97)
D尾崎魔弓vs.ダイナマイト関西(12/26/97)